前にも書きましたが、私はだいだらぼっちの宿直の朝は
ほとんど手作りパンを焼いています。
今回は新作、初挑戦の『カレーパン』!!
中身のカレーは指導者育成プロジェクトに参加している
モーリーが作ってくれました。
スタッフの分もと全部で80個を作ったのですが、さすがに大変。
普段、粉を練って焼くだけのパンなら楽勝なのですが、
人数分で、しかも中身を包むとなると手間は4倍くらいかかります。
それでも朝こどもたちが「おいしー!」と言ってくれると本当にうれしいです。
自分が食事を作るようになってから、よく思うのは、
「おいしー!」と言って食べてくれる人がいることのすばらしさ。
一生懸命作っても、自分ひとりで食べたり、食べても感想のひとつも
ないと本当に切なくなります。
東京で働いていたときは、私も一人暮らしをしていました。
食べたいものはどこでも買えるし、食べられる場所でしたが、
ひとりでご飯を食べる場所を探すときが一番寂しく、
切なかったことを思い出します。
いまさらながら、いつご飯を食べても一緒に食べてくれる仲間がたくさんいる
だいだらぼっちは本当にすばらしく、かけがえのないものだと感じます。
少々行儀が悪くても、今日あった出来事を笑いながら食べられる食卓は
なによりも変えがたい宝。
暖かい家庭はやはり食卓から。
パンを食べながらそんなことを考えました。