グリーンウッド的あんじゃねぇライフ

四季折々に移ろう泰阜村での生活の中から、元気が出るような日々の出来事をスタッフがお伝えしていきます。

京都・環境教育ミーティングに行ってきます!!

2013-02-28 18:43:54 | スタッフ ズクダス

ばんです!

 

週末、京都で行われる「京都・環境教育ミーティング」に出席してきます

 

今回で第9回目となるこの「環境教育ミーティング」、わたしたちは初めての出席ですが、毎年好評のようで、今回、既に280名を越す申込みがあるとのこと。

 

 

全部で40以上の団体・個人の事例発表や展示などがあります

 

興味のある方はぜひコチラをご参照ください。

 

 

ちなみに、わたしたちグリーンウッドの事例は、2号館の210号室、

 

「奇跡のむらの物語 ~教育で立つ村を紹介したい!~」

 

というタイトルで行います。

 

 

  

↑当日に向けて準備中。

 

 

今回は、京都森林インストラクター会の大西さんとの縁で実現したこの場

 

自分たちの活動を紹介すると同時に、他団体から新たなヒントを学ぶため、丸1日がんばります

 

 

明日朝から京都に向かいます。

 

当日の様子は、来週泰阜へ戻ってから報告しますので、お楽しみに。

 

ばん


村役場での報告会に行ってきました!!

2013-02-27 18:24:12 | スタッフ ズクダス

ばんです!

 

久々の投稿です。(頻繁にアクセスしてくれている方には申し訳ないです。)

 

今回は、わたしたちグリーンウッドの活動以外のところでのお話です。

 

 

先日、泰阜村役場で行われた「緑のふるさと協力隊・地域おこし協力隊・村づくりやらまい会」の今年度の活動報告会に行ってきました

 

 

それぞれ、村内の福祉活動、農業活動、そして農作物のブランド化や販売ルートの開拓など、

 

普段わたしたちが直接関わることの少ない分野での活動内容・提案に、

 

 

なるほどー。と、頷く場面が多々ありました。

 

 

こうして、自分たちの立場とは全く違う視点・視野での話を聞くと、新たに見えてくる自分たちの姿があります。

 

 

例えば、この日報告のあった「村づくりやらまい会」には21の個人・団体が参画しており、わたしたちグリーンウッドもその内の1つです。

 

毎日仕事をしていると、自分たちの活動が全てのように錯覚してしまいがちですが、

 

当然、そんなことはありません。

 

 

全体を俯瞰して視ることで、改めて自分たちの活動の先にあるもの、あるいは自分たちの活動の隣やその裏にあるものを認識できます。

 

 

自分の顔を見ようと思えば、鏡が必要ですが、

 

同じように、自分たちの団体本来の姿を捉えるためには、別の存在が必要になります。

 

 

そこに盲目になってしまっては、社会の中での存在意義を見出すことはできません。

 

 

 

私自身も、こうしてブログなどで自分たちの活動の様子を伝えていますが、

 

口だけが達者になってもダメですね。笑(自分自身はまだ達者ではありませんが)

 

目も耳もまだまだ働かせないと。

 

 

ばん

 

 

それでも、人間 もともと目も耳も2つずつしかありません。

 

たくさんの仲間に力を借りなければ見えないもの、聞こえないことがたくさんあります。


2012年度、最後の会議。 

2013-02-22 20:11:52 | 地域との協働 ~あんじゃね学校~ 

ばんです!

 

先日、今年度最後のあんじゃね支援会議を行いました

 

泰阜村のこどもたちの体験活動を支えるために大人たちが知恵を寄せ合う場。

 

それがこのあんじゃね支援会議です。

 

 

この日は、今年度の事業の振り返りと、次年度以降に向けた意見交換を行いました

 

 

  

↑保育園児対象の「あんじゃねっこ」、小学生対象の「あんじゃね学校」について、それぞれ報告するのってぃーとたま。

 

 

会議後半は委員同士、ざっくばらんな意見交換です。

 

 

 

 

そんな中でも面白かったのは、あんじゃね学校だけに対する話のみではなく、

 

あんじゃね学校以外の場、委員同士の活動における協働のきっかけが生まれたことです。

 

 

例えば、今年、小学校の校歌を改変したことを受けて、

 

 

「校歌にも登場する村の花、カタクリの花をこどもたちと探しに行く活動はどうか?」

 

 

「それなら、(あんじゃね学校でなくても、)私たちはカタクリの花を育てる活動をやっている。昨年は時間がとれずに中止にしたが、そういうことなら、今年はぜひ実施しましょう!」

 

 

あんじゃね学校という枠組みを超えて、

 

こどもたちの将来のために地域の力を結集する、多方面からのアプローチが生まれる、

 

そして、そのことを違う立場の人同士が、共通の方向を向いて話し合う。

 

そんな場の実現は決して夢物語ではないと感じました。

 

 

 

話は脱線し、今だから言えることですが、

 

この支援会議の場で事務局の主担当を務めるようになってからというもの

 

この場は1年で最も緊張する時間でした。笑

 

 

なぜなら、目の前にいるのは自分の大先輩ばかりだからです。

 

 

ですが、この日は、

 

開始前から、緊張というより、むしろ“楽しみ”という気持ちが甚だ勝っていたように感じます。

 

 

それには、先月の10周年研修会の影響も大きかったのでしょう。

 

地域の方々と一緒になってワイワイと希望を語る。

 

楽しくないはずがありません。

 

 

頭と口を動かしたあとは、今度は手と足を動かす。

 

机上と現場を行ったり来たり。

 

実際の行動につなげてこそ、この会議の場がより有意義になるのです。

 

と言うより、有意義にします。

 

今後もお楽しみに

 

ばん

 

 

それでも、成果を出すにはどんな場面でもある程度の緊張感は必要。

 

一途一心。日々前進です。


手づくりの炭で五平餅を焼こう!~自然の恵みに感謝して、いただきます!

2013-02-19 16:01:10 | 地域との協働 ~あんじゃね学校~ 

こんにちは。たまです

週末は寒かったですね~。

そんな寒い中、あんじゃね学校には12人のこどもたちが集まって来ました。

この日はまず、先月焚いた炭の窯だし!

(先月のあんじゃね学校で炭焼きをした様子はこちらから)

 

12人中の8人は、先月のあんじゃね学校にも参加したこどもたち。

「炭になっているかな~」と、ドキドキワクワク

無事に約60kgの炭が出来ていました

昨年度のあんじゃね学校では、ほとんど灰になってしまったので、

リベンジ大成功

窯から出した炭を、この日は使い初め

五平餅を焼きました。

この日は村のふれあいの森図書館のお楽しみ会との合同企画ということで、

炭を窯から出したあたりで、一気に人が増えました。

▲火起こしに挑戦するこどもたち。

炭の火起こしは難しかった

でも、ふれあいの森図書館のお楽しみ会に来られた、村のおじいま(94歳)が、

あっという間に火をつけてくださいました。スーパーマンです

 

他の子たちは、せっせと五平餅作り

 

▲講師の方に教えてもらった後は…

自分より小さな子に、五平餅の作り方を教えてあげている姿が見られました。

素敵すぎます

 

五平餅を焼いている間に、ふれあいの森図書館の方が、

絵本や紙芝居の読み聞かせをしてくださいました。

 

お楽しみの五平餅

本当に美味しくて美味しくて、1人2本ぺろりと食べてしまいました…。

小学生の胃袋、恐るべしです(笑)

▲0~94歳の35人が集まった時間。

0歳のあかちゃんの前では、やんちゃな小学生もお兄さんお姉さんに。

94歳のおじいまは、すっかりみんなのスーパーヒーロー

こどもたちは小さい子から大きい子まで、一緒になって遊び転げていました。

そんな様子を見て、地域の皆さんが笑顔になる。

本当に素敵な時間でした

 

午後は残った炭と、焚き木を拾ってきて、バームクーヘンを焼きました。

▲彼女は帰ってから、「お店の何百倍も美味しい五平餅を食べた!!」と、

おうちの方に話したそうです。

本当に美味しかった~!!

 

楽しい週末でした

たま


登り窯・窯出し!!

2013-02-16 19:34:21 | スタッフ ズクダス

ばんです!

 

本日、登り窯の窯出しを行いました

 

 

私は、たま と一緒にあんじゃね学校の運営を行っていたのですが、

 

ところどころ、登り窯の方からだいだらのこどもたちの歓声が聞こえてきました。

 

 

そして夕方、窯出しされた作品たちに初対面

 

どれも味のある作品です。  

   

左が1の間、右が2の間の作品。

 

 

 

そして、こちらは3の間。

 

先の2つの間が、主に“還元”という焚き方をしたのに対して、こちらは“酸化”を強めた焚き方を行いました。

 

色の雰囲気の違いが伝わりますでしょうか?

 

 

同じ釉(うわぐすり)をかけても、焚き方でこんなにも雰囲気が変わるのです

 

↓左が“還元”で、右が“酸化”

 

  

 

 

 

自分自身の作品はまだはっきりと見てはいませんが、

 

実際に食卓に並ぶのが楽しみです

 

ばん


週末、いろいろ。

2013-02-15 19:41:44 | スタッフ ズクダス

ばんです!

 

あっという間の週末。

 

・・・もう金曜日か。という気分です。

 

 

それはさておき、今週末も盛りだくさんです

 

 

まずは、第2回「食育ワークショップ」の開催

 

そして、「やすおかあんじゃね学校」

 

今回は、先月焼いた炭の窯出しに加え、村の方々と囲炉裏で五平餅作りを行います

 

 

一昔前、お米とお味噌は一番のご馳走でした

 

と言っても、それは今も変わりませんね。

 

炭火でじーっくり焼いた五平餅。

 

丁寧に作ったお米とお味噌、それがちょっと焦げた頃合の香ばしさがたまりません。

 

参加者だけでなく、私自身も楽しみです

 

 

 

そして、だいだらぼっちでは、いよいよ先週の登り窯の窯出し(作品出し)を行います

 

どんな焼き上がりになっているか、ホントに楽しみだなー

 

 

諸々についてはまたご報告いたしますのでお楽しみに

 

 

では、みなさんもよい週末を

 

ばん

 

 

登り窯について、ぎっく・まるちゃん主宰の工房『草來舎』のブログでも様子をお伝えしていますので、

 

ぜひコチラをご覧ください。

 

 

だいだらぼっちで約25年間こどもたちと暮らし、ものづくりを行っているぎっくとまるちゃん。

 

私とは比べものにならないほどの広い視野、そして深い視点で綴られています。

 

 

もちろん、私も読んで勉強させてもらっています。笑


2月14日。チョコレートをプレゼントしました。

2013-02-14 18:17:24 | スタッフ ズクダス

ばんです!

 

今日のタイトルと投稿者に違和感があるかとは思いますが、

 

とりあえずご紹介しますので、お暇な方はお付き合いください。笑

 

 

 

 

昨日、もーりぃと市街地へ出かける機会があったので、

 

ついでにスタッフみんなへのプレゼントを買って帰りました。

 

 

とは言っても、

 

ただ渡すだけでは面白くないので、

 

冒頭写真のように多種多様なチョコレートを用意し、くじ引き形式で渡すことにしました。笑

 

 

中には、チョコレート以外のものも用意。

 

 

  

パッと見て、“チョコレートっぽいもの”を買ってみました。笑

 

 

 

 

そして、本日、

 

 

 

無事、みんなに“笑い”と“糖分”を届けることができました

 

  

おしまい。

 

ばん

 

ちなみに、だいだらぼっちのこどもたちは、手づくりのチョコレートやクッキーを準備していました。さすがです

 

夕方、男の子も女の子もにこにこ顔で下校してきました。


冬キャンプの声。

2013-02-13 18:57:00 | スタッフ ズクダス

ばんです!

 

もう、すっかり昔の話になった冬キャンプ(そう感じているのは私だけでしょうか?)。

 

先日、今年度「冬の信州こども山賊キャンプ」のアンケートを読み返しました。

 

(ちなみに、夏キャンプのアンケート回覧の様子はコチラ

 

 

 

 

今回の冬キャンプに参加したこどもは134名。

 

ボランティアの方を合わせると、約180名になります。

 

 

夏に比べると遥かに少ない人数ではありますが、

 

とは言え、このようにたくさんのこどもたち、青年たちと過ごした日々はかけがえのない時間です

 

 

さて、今回も、アンケートに挙がった声(一部)をご紹介いたします。

 

 

質問:「今回のキャンプの中で、こんなふうにした方がよいと思うことは?」

 

 

 

  

「思いやりと相手のことを考える事」

 

「もっと思いやりをもつ!」

 

 

ここでの暮らしから感じることは、自然の素晴らしさやそこでの楽しさだけではありません。

 

こどもたちが主役となって、0(ゼロ)から暮らしをつくりあげていく山賊キャンプ。

 

 

自分勝手では、「みんなが楽しいキャンプ」にならないこと。

 

トラブルがあるからこそ、「思いやり」や「支え合い」の大切さを感じることもあります。

 

 

キャンプで感じたこと・学んだことを

 

日常生活・学校生活の中で、そして将来の暮らしに活かしてほしい。

 

 

そう願い、既に来年度の夏キャンプに向けての準備を着々と進めています。

 

 

4月中旬には、みなさんに夏キャンプの情報をお知らせする予定です。

 

お楽しみに

 

ばん

 

おまけ

 

ともだちの大切さ、家族のありがたさを感じた声もあります。

 

 

  

「すごくたのしかったのでなかまとはなれたくないよー。」

 

「おかあさんにあえなくてさびしかった。」

 

非日常から感じられる日常のありがたみ。これも大切なことです。


登り窯5日目(最終日) ~山村留学 暮らしの学校だいだらぼっち~

2013-02-10 10:51:14 | グリーンウッドの「ねっこ教育」

ばんです!

 

登り窯、無事に焚き上げを迎えました

 

冒頭写真のみんなの表情を見ていただければ、ここでの達成感・充実感が伝わってくるかと思います。

(それぞれの液晶画面の大きさによっては、見づらいかもしれませんが、ご容赦ください。)

 

 

以下、昨夜から今朝にかけてのハイライトです。

 

 

 

 

 

 

深夜。徐々に煙突からの炎が強く吹き出していきます。

 

 

 

 

↑釉薬の溶け具合を見るための「いろみ」。

左側が先に取り出したもの。後に取り出した真ん中・右側の「いろみ」の方が、より表面が光っている(透明度が増している)のが見えますでしょうか?

 

 

 

そして、今朝、最後(3の間)の薪くべの様子です。

 

  

 

 

 

最後の薪くべを終え、煙突を閉じます。

 

 

 

これから1週間、窯の中をゆーっくりと冷やし、16日に作品を取り出します

 

楽しみだなー。

 

 

今年の登り窯も、冒頭写真の方々だけでなく、ここには写っていない方の支え、里山の恵みのおかげで行うことができました。

 

ここでしか味わえない5日間(そこまでの過程・歴史)に感謝です。

 

ありがとうございました

 

ばん


登り窯4日目 ~山村留学 暮らしの学校だいだらぼっち~

2013-02-09 21:51:22 | グリーンウッドの「ねっこ教育」

ばんです!

 

4日目です

 

 

 

薪を入れた直後に黒煙を上げる登り窯。

 

 

 

1000℃前後での長い長い蓄熱を経て、ようやくヒートアップしてきました

 

いろんな意味で。笑

 

  

 

自分が当番ではない時も、時々窯の様子を見に行くのですが、

 

窯場に入った瞬間、空気が変わるのを体で感じます。

 

 

 

それはただ単に登り窯の熱気のせいではありません。

 

 

 

 

その時の空気が、こどもたちの表情・気配から伝わってくるのです。

 

  

緊張感、充実感、責任感、あるいは危機感や疲労感。

 

 

その時によって、様々に伝わってきます。

 

 

  

こどもたち自身が考えて焚くという、おそらく世界で唯一の窯焚き。

 

明日朝(4つの部屋全て)の焚き上げを目指して、今夜も仲間たちと薪をくべ続けます。

 

もう一息です。

 

ばん