グリーンウッド的あんじゃねぇライフ

四季折々に移ろう泰阜村での生活の中から、元気が出るような日々の出来事をスタッフがお伝えしていきます。

シフクのとき

2008-11-28 18:11:24 | スタッフ ズクダス
しんです!

すっかりご無沙汰の登場です。
さて今回は私のシフクのときを紹介します。
私は知る人ぞ知るコーヒー好き。
朝は必ず豆から挽いてコーヒーを入れます。
そのとき使うドリッパーがこれ!
実は陶芸で作った自分の作品です!
作る前は普通のプラスチックの器具で入れていましたが、
陶器にしてから味が違う気がします。
それでも陶器のドリッパーだととてもやわらかい豊かな味がします!
きっと自分で作ったからという思い込みが7割くらいだと思いますが、
自分で作ったもので、好きなコーヒーが飲む時間が私にとっての
もっとも豊かな時間のひとつとなっています。
ちなみに下のコーヒーポットも私の手作り。
作った時期は違いますが、上下がセットされるように考えて作りました。

さて冬に行う「先生になりたい人のための体験学習ワークショップ」では、
陶芸や木工など行い、新たな価値観を得る機会を設けています。
将来、先生になりたい!という熱い想いのある人はぜひ参加して下さい。

しん


町に出て感じること

2008-11-21 16:14:51 | スタッフ ズクダス
こんにちは だーっです

飯田FMラジオに出演してきました。

今回は、グリーンウッドが信毎選賞を受賞したことがきっかけで声をかけていただきました。

だいだらの話題に触れ、当初は10分間の予定だったのですが、もう10分間プラスしてしゃべらせてもらいました。


とても楽しい時間でした


ラジオ局に行く途中に感じたことがあります。


それは町はクリスマスバージョンになっていること


泰阜にいるとイルミネーションがないので気が付かないのですが、町に行くと時間の流れが確実にわかります。


情報や周りの動き、全てが決まったように。


泰阜では四季の移り変わりは自然での感覚で判断します。




紅葉、鳥の声、落ち葉の多さ、風の冷たさ、澄んだ空気でみる星・・・。




五感で時間の流れを感じるのです。





これが「わびさび」なのでしょうか?






日々の移り変わり、それが日常の暮らし。




「同じ日、同じ時間はないから今を生きよう。」




イチ ニー サン だーっ


初雪!!

2008-11-19 14:57:43 | スタッフ ズクダス

どうもー、けんちきです。

 

 

本日、泰阜では初雪が降りました!!

どうりで寒いわけです。

九州出身のボクにはビックリです。早いですね。

 

 

そういうことで今日から

だいだらぼっちの薪ストーブが稼働です。

 

 

薪ストーブにあたり、暖を取り

ゴエモン風呂で体の芯まで温まって、

熱いお茶を自分で作ったコップでいただく。

 

 

うーん、冬の贅沢です。

 

 

めっきり寒くなりましたが、

みなさんも風邪などには気をつけてくださいね。

では!!

 

けんちき

 

 


四万十川で学んだこと

2008-11-18 18:10:51 | スタッフ ズクダス
こんにちは だーっです

11月に入り、大分に帰省
そして、泰阜に戻りすぐに高知の四万十川に出張に出ました

ようやく帰ってきました

写真は四万十川。僕の大好きな川の一つです。

学生の頃は毎年必ず一度は四万十川にカヌーに行っていました
一週間くらいかけて河口までカヌーでのんびり下るのです。

カヌーにはテント、寝袋、などキャンプができる道具を積んで、時には漕いで、時には釣りをして、時には潜って手長エビをつかまえる。
エビをとって鍋で味噌汁を作るのですが、エビの出汁がおいしすぎます

そうやって、ゴールの河口までのんびり下るのです。

今でも強烈な記憶として残っているのが、途中キャンプをしていたら、おじいさんがやって来て、ダンボールを一箱くれました。

中を確認すると、が3羽。「コケっ、コケッ」と鳴いています。おじいさんは「若いもんはさばいて食べないかん」と言って、さばき方を教えてくれました。私自身、初めての経験でしたが、生きること、食べることを深く考えるきっかけになりました。10年前の出来事です。


今では、環境教育に携わるようになって、あの時の経験が生きていると実感します。山賊キャンプでお馴染みの「いただきます、いただきました」という話をする時に具体的に伝えられますからね


これも四万十の地域の方と出会えたからです。

ココロのつながりを感じるできごと。


旅の醍醐味です。


地域は都会を目指すのではなくて、その地域でしか持っていない力を生かすこと。それがこれからの地域で問われてくることだと感じています。


すばらしい地域、そして今回のつながりに感謝です


イチ ニー サン だーっ

ナイフ作りのプロが来た!!

2008-11-17 23:11:21 | グリーンウッドの「ねっこ教育」

どうもー!!けんちきです。

 

さて先日、長野で刃物が有名な町からナイフ職人の方が遊びに来てくれました。えっ?どうしてかって?

 

実は今三年目のだいだらの男の子で、

ナイフ作りを自己流でやっている子がいます。

大人でさえも右も左もわからないナイフ作りを自分で本を読んだりしながら研究して、去年とうとう一つのナイフを完成させました。

 

 

これは本当にスゴイことなんです。

やってみればわかると思います。

 

 

そして、その完成品のナイフの出来や頑張りに感動した村の方が

職人の方に話をしてくれ、ぜひその男の子に会ってみたいということで実現したのでした。

 

 

 

職人の方はたくさんの自作のナイフを見せてくれました。

モノを見ながら一つ一つの技がスゴイものだと感動しました。

だいだらの子ども達も日々のものづくりで刃物に

慣れ親しんでいるので、興味深々にナイフを手にしていました。

疑問に思ったことなどもたくさん質問していました。

 

 

こんな出会い、だいだらにいないとできなかったなと感じました。

 

 

 

さらに!!

 

すごいことがありました!!

 

やすおかを代表する地元の猟師の方も

ナイフ職人の方に会いにだいだらぼっちに来てくれました。

しかも鹿を捌いたりに使う、自作のナイフを全部持ってきてくれました。

 

 

たくさんのナイフが机に並ぶ光景は圧巻…

 

 

「ナイフを使うプロ」と「ナイフを創るプロ」

の対面では、本当におもしろい話が聞けました。

いやー、ここでは書ききれません。

 

 

 

 

さらに!さらに!

 

スゴイことがありました。

 

 

 

だいだらのナイフ作りの男の子はプロが作ったナイフをプレゼントされ、その上実際にナイフを打つ上でのポイントなどを、釘ナイフづくりで手ほどきを受けていました。

 

 

なんて、幸せものなんだ!!

 

 

またプロの技を実際にみんなで見ました。

研磨する機械も自作だそうです。

 

 

引いて撮った図。機械は車に積んであります。

遠くから見たら何をしてるかわからないでしょう(笑)

 

 

今回、一人の男の子の頑張りがいろいろな人を動かしました。

たくさんの大人の気持ちを動かしました。

 

 

頑張って何かをやり遂げたり頑張れば、

見てくれている人はいて、自然と人や運は引き寄せられてくるんだなと思い、強く感動しました。

 

 

子どもたちの夢をかなえる暮らしの場、だいだらぼっち。

 

 

けんちき

 

 


泰阜のためにできること

2008-11-09 23:53:57 | グリーンウッドの「ねっこ教育」

 

どうもー!!けんちきです。

 

だいだらぼっちの周りの紅葉がとてもキレイで、

散歩や車の移動が楽しい時期だなと感じながら、

このキレイな自然がいつまでもあってほしいなと思う

今日この頃です。

 

 

さて先日、中学校のゴミ拾いに参加してきました。

中学3年生のクラスの総合の授業で今、村内のゴミ拾いを

やっていて、保護者にもおさそいがかかったので、

一緒に作業をやってきました。

 

 

子ども達、時間いっぱいを使って、

ゴミ拾いを頑張っていました。

自発的にやっているのだからたいしたものです。

 

 

このゴミ拾い、ある一人の男の子の呼びかけで始まったそうです。

 

 

その子は中学1年生のころから、泰阜に落ちているゴミを

地道に一人で拾い続けていました。

 

 

あるとき、自分のやっていることについて、みんなに話をしたのだったかな?

 

それをきっかけに3年生のクラスはみんなで泰阜のためにできることとして、

ゴミ拾いに取り組みだしたそうです。

 

その男の子は休日には、だいだらにリアカーを借りに来て、

村内のいろんな所でせっせとゴミ拾いをやっています。

だいだらの男の子も一緒に手伝いにいったりしています。

男の友情だな…

 

 

 

ゴミ問題って、どこにでもある話です。

不法投棄のゴミって、村内の人達のゴミだけではないようです。

 

 

去年、ボクが行った徳島の上勝町はゴミゼロ宣言を日本ではじめに

行った自治体です。そこは住民の協力でゴミがほとんどリサイクルに

まわされるという素晴らしいシステムがありました。

 

でも、不法投棄だけはどうしても減らない。

町内の人のためのごみ収集所なのに、町外の人達が黙って

ゴミを置いていく…

 

 

そこに住む人達がいくら気をつけてもゴミが減らない。

これって、人間としてのモラルの問題以外、なにものでもありません。

 

 

心ない人が捨てたゴミで、関係のない人がイヤな気持ちになる。

自分のところでなければ、捨てることのできる、まさに人ごと。

大人たちが捨てたゴミを子ども達が拾っている。

みなさんはどう思いますか?

 

 

 

「泰阜のためにできること」

 

 

 

中学校の子ども達の活動は多くの人を動かしていくと思います。

これから、あの子達がどのように自分達で考えながら、

泰阜のゴミ問題に向きあっていくのでしょうか。

 

 

何かあれば力になりたいなと思いながらも、

子ども達自身でどう動いていくのかが楽しみに思います。

 

 

担任の先生が言っていました。

「あの子達は絶対に大人になってもゴミを捨てたりはしないですよ。」

 

 

あの子達が、大人になる未来は明るいなと感じました。

 

 

けんちき

 


週末ボランティア 10月の活動報告②★

2008-11-07 17:13:30 | グリーンウッドの「ねっこ教育」
1018日(土) 「だいだらぼっち 稲刈り作業!」

 

 

だいだらぼっちの稲刈り作業も、天候に恵まれ無事終了しました。当日は2名のボランティアの方に参加していただきました。その内の1人は、5月の田植えの時にもご協力いただき、「最後まで関わりたい!」ということで今回も参加されました。

「一つの株で一体何合のお米になるんだろう?」と、想像しながら作業をしました。5月の田植えから始まり、約半年間、太陽とお水と土と人の手で育ったお米を手にしながら、自然の恵みをそのまま人は受けていることを実感しました。

お米は、稲刈りがゴールではありません。その後乾燥させて干して脱穀し、精米するところまで終ってこそ食べれます。お米は「八+八」と書くように、たくさんの苦労と手間をかけてこそ得られるものです。

脱穀作業は、1115日(土)を予定しております。興味のある方は、是非ご参加下さい!

 

 

グリーンウッドではキャンプ以外に、だいだらぼっちあんじゃね学校といった子どもたちにむけた活動から山仕事や農作業まで、たくさんのボランティア活動があります!
ぜひ1年を通じて泰阜村グリーンウッドに足を運んでください。
新たな出会い、新しい発見や今までの人生でありえない!なんていう体験ができるチャンスがあります。

また、ボランティアの方々との関わりの中で、私達グリーンウッドが学ぶこともたくさんあります。週末ボランティアは、お互いにとって、良い学びの場であり得るのだと思います。

今後も、新しいチャレンジをしに泰阜村へ是非お越し下さい!お待ちしております。

 

 ぬまでした。

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週末ボランティア 10月の活動報告★

2008-11-07 17:12:39 | スタッフ ズクダス

みなさん、こんにちは!ブログ初登場のグリーンウッドのぬまです。私はここグリーンウッドで、だいだらぼっちの相談員として、あんじゃね自然学校の担当として、そして週末ボランティアの担当として日々活動しております。

 今回は、このブログの場をお借りしまして、週末ボランティアの活動報告をさせていただきます。

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 1011日(土) 「10月のやすおかあんじゃね学校 村の猟師さんと行く山歩き!」

 

 

天候に恵まれたこの日、泰阜村の秘境である栃城地区の「小城頭」という山に登ってきました。

参加したのは、泰阜村の子ども達15名とGWスタッフ3名、そして週末ボランティアとして参加いただいた3名のみなさんです。歩いた道は、今回地元講師として山をご案内していただいた方が、子どもの頃に学校に行くために通った道でした。なんと片道2時間かけて、山道を1人で歩いたそうです。今では考えられないことですね。

 

 

歩き始めて2時間ほどで山頂に着きました。そして、山頂を少し過ぎたところで出会った景色に、私たちは言葉を失いました。目の前に広がっているのは山々です。しかし、それは人が山を神様として敬う意味が理解できると思うくらい、壮大でかつ偉大でした。全身で圧倒されるくらいでした。

今回山を案内してくださった地元講師の方は、

「この景色を子ども達に見せたかったんだ」と話してくださいました。

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(ボランティアとして参加された方からの感想)

「泰阜に来て何度も見ている山に、今回始めて入ってみて、山のこと・生態系のこと・山を利用した暮らしを、肌で感じることができて良かった!」

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 ぬま