グリーンウッド的あんじゃねぇライフ

四季折々に移ろう泰阜村での生活の中から、元気が出るような日々の出来事をスタッフがお伝えしていきます。

『六軒 ステキな暮らしプロジェクト』 気長に進行中!

2012-09-29 21:17:06 | スタッフ ズクダス

こんにちは!ぱるです。

 

以前このブログでご紹介した、『六軒 ステキな暮らしプロジェクト』。

グリーンウッドの宿泊施設・六軒長屋に、染め物や焼き物など手づくりアイテムを取り入れて、

宿泊された方に「手づくりの温かみのある暮らし」を味わっていただければ、

ということで始めたもの。

 

今年の春に「玉ねぎの間」「梅の間」「藍の間」を完成させたのですが、ようやく季節が来て

先日「マリーゴールドの間」のための染め物を行ないました!

完成した染め物がコチラ

 

マリーゴールドのキレイな黄色、そのまんまでしょう

(ちなみに茶色っぽいのはシルク生地で、生地によってこんな色味にもなります。こちらはレースカーテンに

 

マリーゴールドは、村道にお花いっぱい咲かせよう、という春の恒例村行事、

『花いっぱい運動』で村中に植えられていたもの。

地区の方にお断りして、盛りを過ぎたお花をいただいて染めました。

写真ではお伝えできないのが残念ですが、染めている間も花の匂いがぷんぷん、

染め上げた布からもお花の匂いがするのです

 

これらは後日、レースカーテンとカーテン、ティッシュカバー、

クッションカバーとミラーカバーとしてお部屋に飾られる予定。

 

さぁ、これで完成した部屋が4部屋となりました! 玉ねぎに梅、藍、マリーゴールド。

宿泊にいらっしゃる方、ぜひ『一手間かけた温かみのある暮らし』を楽しんでみてくださいね

 

そして残すは「クサギの間」と「クルミの間」。

今年度中には全部屋完成予定(予定は未定ですが)。

また進捗をブログでご報告しますので、気長にお待ちくださいね

 

ぱる

 

 

 

 

 


CONEリーダー養成講座 IN 名古屋!!

2012-09-27 08:06:56 | やすおかボランティア

ばんです!

  

名古屋での『山賊キャンプ想い出会』前日、ボランティアの方々を対象にCONE(自然体験活動推進協議会)リーダー養成の講座を行いました

 

 

 

さて、突然ですが、

 

「良い指導者って、どんな人だと思いますか?」

 

 

・・・。

 

 

例えば、

 

 

こどもを認める人。

 

 

こどもを信じて待つことのできる人。

 

 

人間力をもった人。

 

 

 

 

では、「山賊キャンプが大切にしていることって何だと思いますか?」

 

 

 

それは、こどもの主体性を引き出すこと。

 

 

こどもたち自身の学びを促すこと。

 

 

 

 

大切なことについて、こうして言葉だけを並べるのはすごく簡単です。

 

ですが、表面的な言葉、文字だけでは何の意味も効果もありません。

 

 

前述したことは、きっと3日もすれば、いや、下手すると明日の朝には忘れてしまうようなものでしょう。

 

 

 

それは何故か?

 

 

知ることだけで、理解に至ってないから、

 

 

自分自身の“気づき”の過程を通っていないから。

 

 

 

今後の人生に活かせる本当の学びというものは、一朝一夕で得られるものではありません。

 

 

山賊キャンプでの学び、それを日常に、今後の将来につなげてための1日講座。

  

 

 

参考までに、名古屋での講座に参加した方のアンケートを紹介します↓

 

 

 

↑「“待つこと”は子どもと関わる上でとても大切!」

やる気の大きさが文字から伝わってきました。

 

おそらく、この方自身、夏キャンプ中にこのことを確信できる体験をしていたのでしょう。

 

それが、この講座を通して自分の中により深く落とし込まれたのです。

 

 

 

↑「指導者としての要素を考える中で、他の人の意見を聞きながら、

指導者としてどうなっていけばいいのか、自分なりの考えを深めることができた。」

 

人は、人によって磨かれ、成長していきます。

 

その中で、この方のように“自分なりの答え”を見つけていくのでしょう。

 

 

 

キャンプが終わって、「ハイ、おしまい。」ではなく、

 

大事なのはキャンプ以外の約360日につなげていくことです。

 

 

今週末は東京での開催。

 

山賊キャンプから得られる学び、まだまだこれからが本番です。

 

ばん

 

 

追伸

 

今日・明日と名古屋の大学生59名が泰阜に訪れ、地域や農家さん宅で活動を行います。

 

私とだいちはその事業を行う『ファミリービレッジ』の実行委員。

 

がんばってきます。

 

実のところ、当日の動きに関して、私自身は大した役割はないんですけどね(笑)


あんじゃねの森で遊んできました!

2012-09-26 15:19:56 | グリーンウッドの「ねっこ教育」

こんにちは! 久々のぱるです!

 

週末、娘の保育園のお友だちとお母さんを誘って、あんじゃねの森に遊びに行ってきました!

 

泰阜の保育園児は、年長さんになると毎月一回あんじゃねの森に遊びに行っているのですが

それで「あんじゃねの森で遊ぶの、おもしろいよ!」とこどもたちがお母さんに話していて、

お母さんたちから「一度行ってみたい!」と聞いていたのもあり、お誘いして実現しました

 

まずは森へ着くまでの山道だけでも、こどもたちは 

「クモの巣がすごーい!」 「カエルがいたよ!」 「どんぐりみーつけた!」とおおはしゃぎ

かくいう私を含めお母さんたちも、黄金色の糸のクモの巣を見つけて、感動の声!

 

そうして森に着いた途端、こどもたちはめいめいにそりすべりやシーソー、ツリーハウスで

遊び始めました

山道を登るのもなんのその。さすがやすおかっ子。

2歳児、3歳児だってこのとおり

でも始めはそれぞれで遊んだり、自分のお母さんに側にいてもらって遊んでいるかんじでした。

 

そして持ってきたお弁当をほおばり(これがまた森で食べると特別美味しい)、

母は食後のお茶タイムでおしゃべり

こどもたちはいさんでまた、そりすべりに出かけていきました。

そして遠くから母たちが眺めてみると・・・ 気付くと小学生、年長のお兄ちゃんお姉ちゃんが

ちっちゃい子の面倒を見ながらソリすべりをしてるじゃありませんか

 

こどもって、親や大人がいなければいないで、自分たちでなんとかやりとりして

遊びを楽しむものなんですよね。

 

こうやって、地域の自然を地域に住む私たちが親しみ、その中でこどもたちが育っていく。

こんな子育て環境を、まずは身近なところからつくっていきたいな。

自分自身の子育ても含めて、そんな想いを改めて強く実感した1日でした

 

ちなみに。

私の娘、みはるは、前に森でのソリすべりで見事に転び、ちょっぴり恐くなってしまったようで

今回はガンとして滑ろうとしませんでした。(本当は滑ってみたい様子でしたが)

母が見ている限りでは、とうとう1日チャレンジできないまま終わったと思っていたのですが、

どうやら後からお友達のお母さんに聞いたところ、年長のお姉ちゃんと一緒に1回

チャレンジしたそうなのです!

・・・ですがそのとき、木にぶつかって二人で見事に転び、ケラケラ笑いあっていたとのこと

娘の「ちょっとチャレンジ」を知ることができて、ますますうれしく思ったぱるなのでした

 

そうそう、来月10月の森のようちえんは、ここあんじゃねの森でのお泊り!

まだ残席もあるので、興味のある方はぜひコチラをチェックしてくださいね!

http://www.greenwood.or.jp/moriyo/index.htm

 


山賊キャンプ想い出会 IN 名古屋!!

2012-09-25 13:18:29 | スタッフ ズクダス

ばんです!

 

一昨日、名古屋で行われた『山賊キャンプ想い出会』が無事に終了しました

 

 

 

懐かしい顔に出逢えたこと、私たちも素直に嬉しかったです

 

 

 

↑キャンプの楽しさをより知ってもらうために準備した展示物も見ていただきました。

 

 

 

↑おぐ と のってぃー を中心に作成した映像も大好評

 

東京想い出会に参加される方、お楽しみに(笑)

 

  

 

度重なるリハーサルの成果もあり、非常にいい雰囲気の中で行うことができました。

 

なにより、キャンプ本番同様に協力してくれたボランティアの方々、集合・解散場所の本部スタッフの方々、

 

そして、足を運んでくれたこどもたち・家族の方々のおかげです

 

本当にありがとうございました。

 

 

今週末は東京での想い出会。

 

この名古屋での雰囲気をそのままつないでいきたいです 

 

ばん


出張前日。

2012-09-21 21:50:53 | スタッフ ズクダス

ばんです!

 

いよいよ明後日は名古屋での山賊キャンプ想い出会

 

 

さきほど、シャツにアイロンをかけました。

 

中々上手くいかないアイロンがけ・・・(笑)。

 

でも、シャツと同時に背筋も伸びる気分です

 

 

明日はボランティアの方々を対象にCONE(自然体験活動推進協議会)リーダー養成講座と安全教育・救急救命法講座を開催。

 

そのため、私とだーっは一足早く、明朝に出発します

 

行ってきます

 

ばん

 

※キャンプNEWS 第3号を更新しました

『夏の山賊キャンプが終了!こどもたちの次のチャレンジは!?』

ぜひコチラをご覧ください


想い出会リハーサル!!

2012-09-20 19:30:32 | スタッフ ズクダス

ばんです!

 

今日は3日後に控えた『夏の山賊キャンプ想い出会』のリハーサルを行いました

 

会の中身についてはまだ秘密です(笑)。

 

 

VTRやスライド以外にもプログラムを盛り込んだ想い出会。

 

 

本番に向け、どのプログラムもかなり洗練されてきましたが、

リハーサル終了後のふりかえりでは、スタッフ同士、容赦ない辛口評価が飛び交います。

 

それも全員が想い出会の成功を目指しているからこそ。

 

 

辛口評価がたくさん出るということは、まだ改善の余地が残っているということ。

 

つまり、現状よりも更によくできる可能性があるということです。

 

 

再び、こどもたちと保護者の方々、ボランティアの方々の笑顔が生まれ、今後の活力になるために

 

私たちはまだまだ頑張れますよー。

 

ばん


山賊キャンプ想い出会に向けて・・・

2012-09-19 19:14:08 | スタッフ ズクダス

ばんです!

 

昨夜からの雨の影響か、今日は夏を想い出すほど多くの蚊が飛び交っており、私もあちこち刺されてしまいました。

 

 

さて、今日は事務所での様子をお伝えします。

 

先日のブログでもお伝えしましたが、現在、今週末、そして来週末に名古屋と東京で行う『山賊キャンプ想い出会』に向けて、着々と準備を進めています。

 

 

↓今回、スライドショーを作成している「のってぃー」。

 

 

 

手には「キンカン」を持っています。

 

おそらく、蚊に刺されたのでしょう。

 

 

↓こちらはVTR担当の「おぐ」。

 

 

 

手には「レスタミン」。

 

おそらく、蚊に刺されたのでしょう。

 

 

↓そして、こちらは「だーっ」。

 

 

 

頭にはぬいぐるみ。

 

 

 

・・・。

 

 

・・・おそらく、意味はないでしょう。

 

 

 

 

仕事中に水を差してしまった私に対しても、快く笑顔を見せてくれる仲間たち

 

そして、一緒に「アホなこと」をやってくれる先輩

 

 

素敵な職場です(笑)。

 

 

 

「おもしろきこともなき世をおもしろく

 

すみなすものは心なりけり」

 

これは高杉晋作と野村望東尼が合作で詠んだと言われている歌ですが、

 

 

山賊キャンプやだいだらぼっちのこどもたち同様、

 

私たち大人も、常に「楽しむ心」を持ち続けていきたいものです。

 

 

さあ、明日は想い出会のリハーサル

 

本番に向けて、がんばるぞー。

 

ばん


あとから来る者のために・・・

2012-09-18 20:04:01 | スタッフ ズクダス

ばんです!

 

今日の夕方、だいだらぼっちのこどもたちが何やら収穫をしていました。

 

近づいてみてみると、木の上に何かが実っています。

 

 

 

・・・なんと、封筒です。

 

↓ザルの中には、こんなにたくさんの封筒が収穫されていました。

 

 

 

 

・・・くだらない冗談はおいておいて(笑)、

 

これ、ブドウです

 

  

 

これは、だいだらぼっちの保護者の方が5、6年前に植えてくれたもの。

 

大体3年ほどあとになって立派に実ったらしいのですが、

 

当然、当時ブドウを植えてくれた保護者の方は、現役を卒業してOB保護者となっています。

 

 

その方は、きっと自分のこどもが食べるためではなく、将来だいだらぼっちで暮らすこどもたちのためにブドウを育ててくれていたのでしょう。

 

今年の夏もブドウが虫に食べられてしまわないように手入れをしてくれていました。

 

冒頭写真、封筒がかけられていたのはそのためです。

 

 

 

 

さて、偶然ですが、最近出逢った詩を紹介します。

 

先人の祈りを表した坂村真民さんという方の詩です。


 あとから来る者のために


 田畑を耕し 種を用意しておくのだ


 山を 川を 海を きれいにしておくのだ


 ああ あとから来る者のために


 苦労をし 我慢をし みなそれぞれの力を傾けるのだ


 あとからあとから続いてくる あの可愛い者たちのために


 みなそれぞれ自分にできる なにかをしてゆくのだ

 

 

 

 

だいだらぼっちのこどもたちは、

 

 

あとから来る者のために

 

暮らしの中で出た生ゴミを堆肥にします。

 

あとから来る者のために

 

ゴエモン風呂から上がった後、焚き口に薪をくべます。

 

 

山から重たい薪を運び、乾かしておきます。

 

 

そして、前述したように、保護者の方も関わってくださいます。

 

 

たくさんの方々からのつながりのおかげで成り立っている今の暮らし

 

 

「感謝」の一言に尽きます。

 

本当にありがとうございます。 

 

ばん


だいだら一家の『団結キャンプ』

2012-09-17 16:13:01 | スタッフ ズクダス

ばんです!

 

昨日、今日とだいだら一家のメンバーで団結キャンプに行ってきました

 

冒頭写真は出発前に撮ったもの

 

今回のフィールドは泰阜村の奥地、電気も水道もガスもないところです。

 

 

実は、このフィールド、この夏の山賊キャンプZ(ゼロ)コースでも借りた場所なのですが、毎日チャレンジを繰り返しているだいだらぼっちのメンバーは一味違います。

 

なんと、こどもたち全員が往復を徒歩での移動に挑戦

 

勾配が急な泰阜村の道を約2時間。

 

  

 

重たい荷物を背負ってひたすら歩き続けます。

 

 

 

そして、着いたら何もない場所で暮らしづくり。

 

 

 

寝床もかまども、そしてトイレも手づくりです。

 

 

 

その後は装備を着けて、いざ川へ

 

 

 

しかし、遊びに行くのではありません。

 

夕ごはんの食材を捕りに行くのです。

 

なぜなら、この日用意された食材はお米と塩のみ。

 

魚が捕れなければ、おかずはナシという恐ろしい企画なのです(笑)

 

 

↓大人もこどもも必死に獲物を追い続けます。

 

 

 

↓背水の陣で臨んだ結果、13匹のおかずをゲット。

 

  

 

なんとか、たんぱく質の調達に成功し、「ただ食べる」それができることの幸せを全身で味わった夜でした。

 

 

↓みんなで火を囲んでの食事、ギター片手に語らい、そして夜はキャンプファイヤーとナイトハイクをして遊び尽くしました

 

 

 

大変さが印象に残りがちですが、「ここをだいだらぼっちの場所にしようよ」という名言が飛び出すほど、満喫した1泊2日でした

 

 

さすがに、帰りの移動中は少し口数が減っていましたが(笑)。

 

それでも、既に母屋前でキャッチボールをして遊んでいるこどもたちもいます。

 

恐るべしこどもの体力

 

ちなみに、小学生は先日運動会だったため、明日は振り替え休日。

 

なんと、数人は天竜川をボートで下りに行くとのこと。

 

運動会 ⇒ 団結キャンプ ⇒ 天竜川・・・。

 

信じられません(笑)

 

ばん


小学校運動会!!

2012-09-16 07:23:05 | スタッフ ズクダス

ばんです!

 

 

昨日は泰阜小学校の運動会

 

まずは一昨日のブログの続きから。

 

↓こちらがスタッフお手製のお弁当です

  

 

 

 

 

待ちに待ったごはんタイムは、みんなでワイワイと楽しく、そして美味しくいただきました

 

 

 

さてさて、そしてメインの運動会ですが、この日は見事な秋晴れ

 

  

 

ただ、晴れすぎたため、終始暑さに悩まされましたが(笑)

 

 

 

次々と知った顔が登場するため、常におもしろいこの村の運動会

 

そんな中、特に白熱したのは、運動会の目玉とも言える綱引き

 

 

 

おもしろいのは、2回戦は低学年と高学年のこどもたちが別々のスタートラインに並ぶという設定。

 

低学年は綱を握ったまま、

 

方や高学年はトラックレーンからのスタートとなります。

 

つまり、低学年のこどもを助けに高学年のこどもが次々と綱引きに加わるとというもの。

 

 

 

 

見てるこちらも手に汗握りました。

 

 

その他、リレーや応援合戦。

 

  

 

こちらの応援にも熱が入ります。

 

  

 

ちなみに、私たちもPTA種目の大玉転がしと綱引きに出場しました。

 

体を動かすと気持ちがいいですね

 

 

さてさて、今日からだいだらぼっちの一家は年に1回のキャンプに出かけます

 

↓こちらは昨夜の荷物確認の様子。

 

 

 

今年は水道も電気もガスもない(山賊キャンプ、ゼロコースと同じ)場所でのキャンプを計画。

 

何もない、だからおもしろい。

 

どんな暮らしができるか楽しみです

 

ばん