グリーンウッド的あんじゃねぇライフ

四季折々に移ろう泰阜村での生活の中から、元気が出るような日々の出来事をスタッフがお伝えしていきます。

やすおかの特産~干し柿づくり!

2011-11-30 04:32:43 | スタッフ ズクダス

ぱるです!

かおるこに引き続き、やすおかでよく作られる”美味しいもの”づくりのご報告です

 

11月に入ると、泰阜村の農家さんの軒先に、オレンジ色のカーテンがかかります

それが、そう、干し柿をつくるために連なって干された干し柿です!

干し柿を作っていらっしゃる農家さんから、たくさんの渋柿をいただいたので、

早速こどもたちと干し柿づくりをしました

 

▲まずはこんなふうにへたを残して皮をむいて・・・

▲ あとはひもにひっかけて吊るしていくだけ。

でも、このつるし方もとっても単純で効率的なんだけど、ちょっとしたコツがいりました。

← 農家さんの軒先を見て真似してみた。 昔ながらの手仕事って、全てにおいてとてもムダなく考えられているんだなぁ~

こどもたちも、はじめは ”え、どうやってやるの?”と苦戦してましたが、コツをつかむと上手にやっていました

▲ 干し柿スキな娘たち、干し柿づくりに挑戦!

 

それにしても、柿を一つ一つ皮をむくのが、けっこう時間がかかります!

つまり、カーテンになるほどの量を作るのって、それなりの作業なのです。

それでも、せっかく実った渋柿を美味しく食べるため、せっせと農家のみなさんは作っているんだなぁ、と思い、またまた感心してしまった私なのでした

軒先に吊るしたオレンジ色のカーテンの写真がないのが残念ですが、それはまた食べ頃の時期に・・・

(ちなみに食べ頃は好みによりますが、2週間ほどで渋みが抜けて食べられるようになるはず

 

う~ん、作る楽しみ、やすおかで満喫 

みなさんもぜひ、オレンジ色のカーテンづくり、挑戦してみませんか? 

 

ぱる

 

 

 


リンゴ酒を作ってみました♪

2011-11-29 07:52:00 | スタッフ ズクダス

こんにちは!かおるこです

 

 

突然ですが、リンゴ酒を作ってみました

 

 

みなさん、長野と言えばリンゴを思い浮かべるでしょ?!

 

そうなんです、だいだらでも、この季節になると、色んなところからリンゴが集まってくるんです

 

 

村の方からいただいたり、だいだらのOBの方が飯田でリンゴ農園をやっていたり…

 

 

ご存知の方は多いと思いますが、私はお酒が大好きなんです!!

 

毎日でも晩酌をしたいくらい♪(そんなに量は飲めませんが…)

 

おいしいお酒を飲みながら、おいしい料理を食べるのは、

 

私にとってすご~く、幸せな時間の一つです

 

 

ということで、自家製リンゴのお酒を作ってみました

 

材料はこれだけ。

 

     ホワイトリカー 1.8リットル

     リンゴ 1キログラム(リンゴ4個程度)

     氷砂糖 100200

     レモン 3個(お好みで)

     密閉できる容器

 

以上!

 

これだけあれば、手作りの果実酒の出来上がりです

 

 

▲材料を全部入れるとこんな感じになります。

 

 

作ってみたい方がいたら、コチラをご覧ください。

http://www.oenon.jp/enjoy/kajitsushu/recipe/apple.html

 

 

だいだらぼっちの母屋で作っていたら、

 

 

「え~お酒だとうちら飲めないジャン!」と、こどもたちに怒られてしまいましたが(笑)

 

でもその後で、

 

「今お酒作って、ねお(現役3年生:9歳)が20歳になったら今年のメンバーで集まって一緒に飲むってのは?!」

 

なんてステキなアイディアも出ました

 

 

じっくり寝かせて3ヶ月。おいしいお酒ができますように

 

ちなみに今は、6月に作った梅酒が飲み頃です

だいだらぼっちに遊びに来たら、一緒に手作り果実酒を飲みましょう!

 

みなさんも、手作り果実酒にチャレンジしてみては??

 

楽しいですよ~

 

泰阜村で一緒に晩酌ができる日を楽しみにしています

 

 

 

かおるこ


超芸術作品!?

2011-11-28 14:46:12 | グリーンウッドの「ねっこ教育」

ばんです! 

 

週末に行われた「だいだらぼっち祭り」が無事に終了しました

 

みなさんのご協力のおかげです。本当にありがとうございました。

 

 

今朝の母屋は、昨日までの賑わいがうそのような静けさです。 

 

 

 

さて、今年の祭りでもたくさんの人たちの「ただいま!」を聞くことができました。 

 

 

そんな中、東京から一際目立つものを抱えてきたOGが・・・ 

 

 

 

↑彼女がだいだらOGの「あかね」です。今から10年前、2年間だいだらぼっちで暮らしていました。

 

そして手に持っているものは彼女の作品『くるみ』です。

 

なんと、木の塊をコツコツと削り続けて造り上げた超大作

 

見た目も肌触りも『くるみ』そのもの。

 

違いと言えば、あまりに巨大なことぐらいでしょうか?

 

 

 

現在、彼女は美大で勉強中

 

そんな彼女にとって、だいだらはものづくりの原点なのでしょう。

 

これまで何度か足を運び、ものづくりを続けてきました。

 

 

 

↑これは今年の10月に来訪した際の写真。

 

 

毎回、あかねがだいだらを後にするときにはたくさんの作品を抱えています。

 

 

↑ひょうたんのランプシェード。

 

 

 

 

↑いす。

 

 

 

 

↑これは何だったっけ?

すいません、忘れてしまいましたが、確か木工道具自体を作ったもの。

 

 

だいだらを旅立っていった人たちの頑張りを知ると、ここでの1日1日が本当に貴重であることを感じます。

 

「いってらっしゃい!また来てな!」

 

ばん

 

 

 

↑おまけ。

 

あかねが書いた私の似顔絵(笑)。

 

彼女がだいだらでの生活を振り返ったインタビューの内容はコチラ


大きい豆!

2011-11-25 23:18:42 | スタッフ ズクダス

こんばんは

初めまして!

泰阜村に来て2年目になる、のってぃーです

とにかく鹿が大っっっ好きな若者です(笑)

以後、よろしくお願いします

 

さて、本題に入ります!

この写真でたまが持っているもの、何か分かりますか?

ちなみにこれは、たまの後ろに生えているものを引っこ抜いたやつです

拡大してみると...

 

茶色くって、カラカラに枯れているこの形、見覚えありますか?

 

そう!キャンプやだいだらでおなじみのお味噌の原料、大豆です

 

今日は、この大豆の収穫をしました

畑は2つあり、山賊キャンプの畑では↓↓↓このくらい↓↓↓の大豆が収穫できました

大豆 with かおるこ

 

もう1つの畑は、森のようちえん(森のようちえんの詳細はこちらをご覧ください)の6月参加者で植えた大豆が収穫できました

 かなりの豊作だったんじゃないかなぁと勝手に思ってます

なんせ、この森のようちえんの大豆たちは、枝ぶりが太く、根強く、手ごわかったんです

大豆たちと格闘している最中、でっかいかぶをみんなで一生懸命ひっこぬく絵本を思い出しました(絵本の題名は忘れちゃいました) 

 

この大豆たちは、この後十分乾燥させて、自然と落ちるまで待ったら

石臼ですりつぶしてきなこにしたり

手作りのお味噌にしたり

おいしいものにどんどん変わっていきます

そのときは、ぜひみなさんも一緒に作りましょう

手作りは格別においしいですょ

 

 

明日は、いよいよだいだらぼっちの祭りです

明日に向けて、こどもたちも最後の準備に大忙し

文化祭に劇に出し物に...今年もおもしろいものが盛りだくさん

楽しみにしていてください

 

のってぃー

 

 

 

 

 


コラム

2011-11-25 16:05:47 | スタッフ ズクダス

ばんです! 

 

本格的な冬が近付いてきましたね 

 

気温差が激しい今日この頃。体調を崩してはいませんか?

 

 

 

さて、いきなりですが、みなさん『新世』という小冊子をご存知ですか??

 

実は今年、私たちグリーンウッドのスタッフがこの冊子にてコラムを掲載しています。

 

 

 

↑ 4ヶ月に渡り、「山村から学ぶ」というテーマで、わたしたちスタッフがコラムを綴りました。

 

●  9月号 「人間の土台をつくる ねっこ教育」  だーっ

● 10月号 「子供の居場所、家庭にありますか?」 しん

● 11月号 「手作りのオリジナルキャンプ」    ばん

● 12月号 「子育てコミュニティーの輪を」    ぱる

 

 

こどもの頃、読書感想文すらまともに書けなかった自分がこうした機会をもらえたこと。

ホントに感謝です。

 

もしや、みなさんの中で、わたしたちのコラムを目にした方っていらっしゃいますか?

 

もしいたら、ぜひご感想をお寄せください

 

 

ばん

 

 

 

追申

 

明日から1泊2日の『だいだらぼっち祭り』

 

昨日は、出し物大会に向けた準備のため、全身ズブ濡れになりました。

 

理由ですか?もちろん秘密です(笑)

 

 

 

 

だいちが書いたNPOグリーンウッドの本が11月27日に販売されます

 

詳しくはコチラ

 

今なら、発売記念キャンペーンにつき、送料無料です

 

 


マラソン大会!!

2011-11-22 18:46:27 | スタッフ ズクダス

ばんです!

 

今日は小学校のマラソン大会

 

グリーンウッド敷地前もコースの一部だったため、みんなで応援をしました。

 

 

 

だいだらぼっちのこどもたちはもちろん、あんじゃね学校で顔見知りの子も多かったため、走り抜けるこどもたちは嬉しそうに応援に応えていました。

 

中には「えーっ!何でいるの!!?」と照れながら叫ぶ子もいましたが(笑)

 

 

 

坂がホントに多い泰阜村。大人でもかなりしんどいコースをみんな一生懸命走っていました。

 

それでも、応援を聞いてさらにペースUPするこどもたち。可愛らしい姿に思わず頬が緩みます。

 

 

 

今日は快晴。気持ちのいい秋晴れです

 

マラソン日和。そして洗濯日和。

 

山の紅葉と青い空がきれいです。

 

 

 

ばん

 

 

追申

 

先日のブログで紹介した『道路愛護』。

 

コチラで、だいちが写真付きで紹介しています。ぜひご覧ください。


”ついで”に来訪?!!

2011-11-21 20:45:57 | グリーンウッドの「ねっこ教育」

ばんです! 

 

週末、なんと宮城からの来訪がありました

 

写真左に写っている2人は、宮城県にある「くりこま高原自然学校」というところで働いている方々。

 

(なんか、しんちゃんと並んで信号機の様な色合いですね。笑)

 

 

 

実は先月末、だいちとしんちゃん、そして私の3人でそこを訪れ、

 

「今度は泰阜村・グリーンウッドへ行きたいな~!」

 

「いいですね~。ぜひ来てくださいよ!」

 

という会話をしたばかりでした。

 

 

 

今回、「山梨県での仕事のついでに立ち寄った。」とのこと。

 

 

「ついで」・・・といっても、その山梨の場所からここへは車で3時間近くの道のりです。

 

いくら宮城から来たとは言え、中々、「ついで」で来れるような場所ではありません。

 

そして二人とも忙しく、泰阜での滞在時間は1時間ほどしかありませんでした。

 

 

そうした状況の中で来てくれたこと。驚きと言うか喜びです。

 

 

栗駒と泰阜。物理的には遠いですが、確かに想いの“近さ”を感じた1日でした。

 

遠方からの来訪、本当にありがとうございました。

 

この縁に感謝です。

 

 

 

 

また、昨日は道路愛護(地域の道路掃除)がありました。

 

前日の雨で落ち葉が濡れて重くなった分、大変な作業でしたが、作業後のお茶や漬物の美味しさは格別です。

 

疲れを癒してくれる手作りのおもてなし。本当にありがたいです。

 

 

さらにその後、阿弥陀様(あみださま)という地域の神様に御参りをしてきました。

 

この阿弥陀様は30年近く前、当時流行した疫病から地域のみんなを守ったと言われています。

 

身近な人への感謝と同時に、「見えないもの」への感謝の心も忘れてはいけませんね。

 

ばん


『がっち』が来ました!

2011-11-19 16:28:53 | グリーンウッドの「ねっこ教育」

ばんです!

 

先日、キャンプ相談員の『がっち』が、教師・指導者育成プロジェクト・だいだらぼっちの見学に来ました。

 

1泊2日の間滞在し、色々と話を聞くいい機会になったようです。

 

 

なんと、帰る日にはだいだらぼっちのこどもたちのために鈴カステラを作ってくれました。

 

 

 

これがこどもたちにも大好評。

 

帰ってくるや否や、あっという間に無くなっていきました(笑)。

 

 

教師・指導者育成プロジェクトについてはコチラをご覧ください。

 

今年度の参加者、あしもの声も掲載中

問い合わせ・見学は随時受付けています。

 

 

ばん

 

 

追申

 

今日の泰阜村は天気予報どおりの雨模様

 

ということで、昨日・一昨日は脱穀作業を前倒しで行いました。

 

 

↑脱穀作業の様子。この後、学校から帰った小学生たちも作業に加わり、一気にペースUPしました。

 

自然は待ったなし。思い通りにいかないからこそ、「じゃあ、どうするか?」「どうにかしよう!」と考える・行動する機会を与えてくれます。

 

 

炭焼き・脱穀など、体を動かすのは気持ちがいいですね。腰が痛いですが(笑)


「炭焼き」はじまりました。

2011-11-18 13:34:18 | スタッフ ズクダス

  

こんにちは。かおるこです

 

 

 

 

 

んん?何やら火を焚いている様子…。 

 

何をしているかというと…

 

 

 

  

16日から炭焼きが始まりました!

 

こちらがグリーンウッドの炭窯です。

 

16日の朝8時、ばん、のってぃー、たまと一緒に炭窯に火入れをしました

 

 

たまが火をつけてくれました。

 

16日朝8時から、昨日の夜11時まで火をくべました。

 

現在火入れをしてから57時間目。

 

 

 

炭焼きは、短期メンバー(ばん、のってぃー、たま、かおるこ)が担当させていただいていますが、

 

今回の炭焼きは他のスタッフにも協力をお願いして、

みんなで焚いています。

 

こちらはローテーション表です。

 

 

だいち。

おぐちゃん。

 

のりさん。

 

ぎっく、まるちゃん、みけさん。

 

なおみち。

 スタッフみんなで焚いています。

 

もーりーは、力持ちなので、くさびを使って丸太を割ってくれました。

仕事の合間の時間に、みんなそれぞれ窯焚きに入ってくれました。

 

 

炭焼きは、かつては泰阜村では9割の家が行っていた、泰阜村の伝統文化なのです。

 

しかし、重たい材を運んだり、狭い窯に詰めたりするのは重労働…。

近代化と高齢化が進むにつれて、炭焼きは泰阜村からだんだんと少なくなっていきました。

この材を全て窯の中に詰めます。奥にいるのはばんです。

のってぃーが窯詰めをしてくれました。

 

その文化を絶やしたくない!

 

と、ムサシが始めたのがこの炭窯です。

 

炭焼きについての詳細は、コチラをご覧ください

http://www.greenwood.or.jp/anjane/sumi/page001.htm

 

 

 

私が泰阜村に来て、この炭窯を焚くのは今回で4回目。

 

今までの経験を活かして気合を入れて焚いています!1日目は夜通し薪をくべました!

(実際にくべてくれたのはのってぃーですが。私はなんとzzz

 

この3日間、毎日炭の匂いとともに生活をしております。

 

丁寧に焚いた分だけ、出来上がった炭が答えをくれます。

 

炭焼きとは奥が深くておもしろいです

 

今度泰阜に来たときには、是非炭窯をのぞいていってくださいね

 

 

かおるこ

 


いよいよ・・・!!

2011-11-14 23:16:18 | スタッフ ズクダス

ばんです!

 

ついに、NPOグリーンウッドの活動が本になります

 

 

タイトルは

 

『奇跡のむらの物語 ~1000人の子どもが限界集落を救う!~』

 

 

 

以下、冒頭の内容をほんの少しだけですが紹介します。

 

 

 

「わしゃ、生まれ変わったら教師になりたい」。

 

 

泰阜村最奥の集落に住むおじいまの一言が、過疎山村が生まれ変わる号砲だった。

 

25年前に村の論理にもみくちゃにされながら始まったヨソモノNPOの山村留学。

 

その山村留学が、疲弊しきった山村に奇跡の教育旋風を巻き起こす。

 

 

「山村」「教育」「NPO」という誰がどう考えても食えない3点セットが、逆転の発想で地域再生を果たす奇跡的な25年の軌跡が綴られている。

 

山村を舞台にした教育活動の意義や成果も随所にちりばめられ、今後の日本再生に必要なヒントがつかめる書である。

 

 

<目次>

 

第1部 村の子の血が染まる ――山村教育の産声

 

第2部 暮らしの学校「だいだらぼっち」 ――泰阜村の暮らしから学ぶ

 

第3部 信州子ども山賊キャンプ ――村の風土から生まれた日本最強のキャンプ

 

第4部 泰阜村立伊那谷あんじゃね自然学校 ―― 子どもが変わる、地域が変わる

 

第5部 若者たちの進路創造―― 人間力向上のパワースポット

 

第6部 山村教育の経営戦略 ―― 大公開!NPOグリーンウッドの経営術

 

第7部 見よ! 山村の底力 ――教育が地域と日本を再生する

 

 

 

発売日は11月27日(日)

 

1,785円で全国の書店に並ぶほか、『amazon』での購入も可能です。

 

 

また、NPOグリーンウッドでも購入を受け付けております。

 

ご購入希望の方は、1.お名前 2.ご住所 3.電話番号を info@greenwood.or.jp まで送信してください。

 

※その際、お手数ですが、件名は『「奇跡のむらの物語」購入希望』と明記してください。

 

 

代表だいちの魂、そしてグリーンウッドの25年間が詰まった本。

 

より多くの方の心に触れていただければ幸いです。

 

ばん