超人日記・作文

日々の随筆の合間に、短歌や俳句も登場します。

電気羊は短歌の夢を見るか

2023-04-11 19:38:12 | 無題
最近、チャットGPTとかAIの話題だ盛んだが、
嫌な予感がする。
AIなら、ビートルズの創作法を読み取り、合成して、
AIでビートルズの新曲も当然作れる。
(著作権の問題は残る)。
声も過去の録音から合成して、発声から、声質、
間合いから、発音まで、新曲を歌いこなせる。
ジョンやジョージが没して再結成が叶わないので
ある種のファンは完成度が高ければ喜ぶだろう。
一事が万事、この調子だ。
情報の吸収、学習、組み合わせで「創作」ができるのだ。
優秀な才能を持つ個人の情報もAIで残しておける。
かつて、レーニン廟を作ってレーニンの遺体を今も保存しているが、
個人の考えること、言うことなすこと、AIが保存、再生、発展できる。
本も書けるし、絵も論文ももう書いている。
かつて父は、自分の方式を集団で受け継いで、自分がディズニーみたいな
形で永遠に生産活動する未来を夢見ていた。
すべての情報が、AIに吸収、合成、発展して代替されるとしたら、
人間に残るのは、生身の体しかない。スポーツや舞台芸術は代替できない。
それを見ている観客は、AIかもしれない。

ヒト(わたし)の作った短歌
AIを皮肉る短歌AIの電気羊が真似する世界
コメント
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