回る展望レストランで送別会

今日は、今朝も触れたように午前１１時半に待ち合わせて、
札幌紀伊国屋本店の隣のセンチュリー・ロイヤルの22階の
回る展望レストラン「ロンド」で、私たちの送別会を叔父、叔母が
開いてくれた。
メニューは、ビーフシチューのコース。
前菜は、テリーヌとサーモン、スープはカリフラワーのスープ、
ビーフシチューは、めちゃくちゃ柔らかく煮込んであって
とろける旨さ。ノンアルと珈琲とチーズケーキを頂いた。
ガラス張りの展望レストランでは、ドーナッツ状の絨毯部分の客席が
スローペースで丸ごと回る。さっき、恵庭岳が見えたと思ったら、
次は、石狩方面の景色が見える。叔父さんたちが言うには、
僕らが若い頃は、札幌から海水浴に行くとすれば、
小樽に行くのが常だった、小樽の茂みでは、今でも
狸が出る、キタキツネなら、天神山にねぐらがあるようだ、
ここ数年、エドウィン・ダン公園と、西岡水源池と、
月寒公園を繰り返し回ってスケッチしている、
引っ越し先は、計画して60年手つかずの都市計画なら、
この先も高速建設は着工しないで年月が経つ、
君にもらった本は、街歩きの所に親近感を持った、
今後も君のブログで様子は判る、チャンスがあればまた
来札してよ、と仰る。
展望も回るし、思い出も走馬灯である。
素敵な会を開いて頂いた。札幌の粋を味わえた。

展望も記憶も回るスカイビュー高層階でビーフ味わう

ホテルの高層階で叔父叔母と食事

今日は、叔父・叔母が私たちの送別会をしてくれる。
札幌駅近くの高層ホテルの展望階でお食事である。
何とも素晴らしい思い出になりそうだ。
元論理学者で今、楽描き画家の叔父である。
家と遠くない平岸に住んでいて、雪の頃も訪ねて行った。
札幌暮らしの折々に会って、ビールやノンアルを飲んで、
中島公園や澄川の蕎麦屋さんで一杯やって、そのあと、
喫茶店に行ってよく談笑したものである。
私のクラシック仲間でもあり、ロストロポーヴィチとシュタルケル
のお徳用１０枚組を渡したり、ミヒャエル・エンドレスの
シューベルト・ピアノソナタ全集をみつけてあげたりした。
私のほうは、グレン・グールドのLPを貰ったり、
アシュケナージのプロコフィエフのピアノ協奏曲のCDを頂いたりした。
コロナが流行ってから思うように会えなかったが、
叔父さんが、毎日のように自転車で近郊の公園に出没して
スケッチして回っているのを、ブログで見て存じている。
札幌暮らしの心の支えのお二人だった。
高層ホテルに私のへなへなの服で行っていいのか心許ないが、
楽しく歓談してこようと思う。

札幌の心の機微を教わった叔父叔母と会いしばし語らう