超人日記・作文

日々の随筆の合間に、短歌や俳句も登場します。

<span itemprop="headline">ラザレフ・日本フィルのショスタコーヴィチ15番</span>

2016-07-08 23:36:07 | 無題

ラザレフ・日本フィルのショスタコーヴィチ15番を聞きに行く。
5時35分新宿着き、C&Cでカレー食べ、
カフェ・ル・レでコーヒー飲んでメモ書きする。
四ツ谷から南北線で六本木一丁目駅着き、6時50分サントリーホールに到着。
1階19列10番席。グラズノフのバレエ音楽「四季」50分ぐらい聞く。
大盛り上がりだった。
だいぶお祭りのような音楽。
ラザレフ大柄だが、身振りは大きく精力的な激しい指揮ぶりでサービス精神がある。
休憩15分のあと、ショスタコーヴィチ交響曲第15番聞く。
余り聞き慣れていない曲。室内楽みたいに音数少ない箇所が多い。
ウィリアム・テルの引用など結構羽目を外しているが、
ショスタコーヴィチらしい緊迫感も聞ける音作り。
生演奏で聞くと何とも美しい楽器の粒立ちである。
グラズノフでは茶目っ気たっぷりのラザレフだが、
こういう難曲には真面目に取り組んでいるのがわかる。
新鮮な音楽体験だった。
結構ラザレフ・ファンも多く、ロシア語でブラボーを言っていた。
ラザレフは愛想がよく、グラズノフでは時折お客の方を見ながら指揮していた。
楽譜はめくっていたが、グラズノフの四季では熱中しすぎて余り楽譜を見ていない様子だった。
ショスタコーヴィチは多様な楽器が用いられていて、音の響きも珍しかった。
最後は長い静寂が会場を支配した。息を飲む終わり方。そして拍手喝采が起こる。
新鮮な演奏だった。
45分ぐらい掛けて終わる。
陽気なラザレフの割合深い印象のショスタコーヴィチ15番の余韻に浸りながら帰る。

新鮮な難曲の持つ奥深い余韻を胸に一日を終える



コメント
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