超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

<span itemprop="headline">人間をとる漁師、マーラーの復活、かしぶちさんのフィルム</span>

2014-12-19 00:32:31 | 無題

大貫隆の文法書も終わり、晴れてテュンダル・ハウス社のギ・英聖書読んでいる。
洗礼者ヨハネが捕まったのを知り、ガリラヤに入りイエスが説教を始める。
ペテロその他に声を掛け、人間をとる漁師にしてあげようと言って弟子にする。
洗礼者ヨハネと同じように、第一声は悔い改めよ、天の国は近づいた、であった。
最近、ハイティンクのマーラー・クリスマスマチネ・コンサートのCDをまた取り出して聞く。
マーラーの巨人、復活と聞いてきて、復活の最終楽章に打たれる。
マーラーの復活は感動するようにうまくできている。盛り上がり所満載で飽きないのだ。
指揮者次第だがハイティンクのクリスマスマチネは凄くいい。この時期にぴったりである。
ヨーロッパの冬の静寂を縫って復活の合唱が朗々と鳴る。厳粛な瞬間である。
最後は大団円を迎えて感涙のうちにフィナーレへ。そして沸き起こる拍手の渦。素晴らしい。
ムーンライダーズのCiao Mr.Kashibuchi追悼ライヴは泣けるライヴだった。
かしぶちさんの思い出の写真に加えて、かしぶちさんの撮ったフィルムが凄くいい。
東京の情景を切り取ったフィルムだがかしぶちさんの目で現世を見ている気になる。
クリスマス・キャロルの一コマのようだ。
六つの来し方行く末というメンバー一人ひとりが誕生日のことを交代に歌う歌では
かしぶちさんのパートで字幕に歌詞が出てファンが皆で歌った。
無期限活動休止を宣言したメンバーだが、こんな形で復活ライヴをするとは。
助っ人ドラムの夏秋さんのムーンライダーズはまだまだ元気だからこれからも演奏してくれますよ
というコメントは心強かった。固く活動休止を続ける意思表示もなく、
これからも演奏してくれそうな気配である。かしぶちさんの曲を中心に
20曲ぐらい演奏して最後はかしぶちさんの息子さんもドラムを叩いて(スクリーン越しだからよく見えない)希望をのぞかせた。
今、マーラー交響曲第3番の冒頭を聞きながら、追悼ライヴを思い出している。

雪の降る東京の空映し出す優しい人の撮った一コマ



コメント
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