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超人日記・俳句

俳句を中心に、短歌や随筆も登場します。

#俳句・川柳ブログ 

徒然俳句・春の川

2025-04-06 00:03:10 | 自作俳句
春に聞く合唱曲や風光る
春天やチャーリーパーカー部屋に満つ
春なのに音信不通の人もあり

他よりも毎年遅き庭桜
全身がきな粉色なり春の服
迸る流れ清しき春の川

花びらを拾いて帰る桜かな
春ランチ玉子とツナの奪い合い
春眠を覚めると消える物思い

水曜日限定で売る春のパン
日暮れには冷え込みありや春の服
白髪染め春に始める勇気なし
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徒然俳句・桜日和

2025-04-05 00:03:12 | 自作俳句
好天に桜並木をくぐり抜け
白銀の雲が浮かびて桜かな
小鮎川桜並木を脇に見て

パソコンの色に合わせて春マウス
古着屋に今丁度いい春のシャツ
川沿いの桜並木でホーホケキョ

スマホ屋で電子マネーを春設定
花日和重ね着を脱ぐいち二枚
橋の下 奔流に湧く春の川

古着屋でほしい春シャツ買い忘れ
春午前ランチの店は開くまえ
珈琲とサンドイッチの春ランチ




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徒然俳句・春寒

2025-04-04 00:03:15 | 自作俳句
春の雨町は俄かに余寒かな
春眠に起きる機会を逃しけり
春に来しパソコン持たす十五年

花曇り寒々と鳴る寺の鐘
文中に頑張ってるねと春便り
当世に生かしきれない春の筆

吾よりも荷が軽そうな春雀
花散らしこれも定めと桜かな
花桃が運んでくれる新学期

新しきこと始めたし新年度
春寒にデニム半天手離せず
眠る前しみじみ深し春珈琲
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徒然俳句・寒桜

2025-04-03 00:03:14 | 自作俳句
曇り空やや花冷えの桜かな
駐車場脇に小さな仏の坐
北インド料理の二階春家族

近道をしても眩しき寒桜
帰宅して郵便受けに春便り
バタールを歯科医の途中暖かや

靴流通少し気になる春の靴
もう少し重ね着したき春の服
九十歳ブロムシュテット春届く

やや細き蒲公英脇に群れて咲き
パソコンを買い替えてなお春の雲
寝転んで受け入れてみる新年度
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徒然俳句・春木立

2025-04-02 00:03:29 | 自作俳句
牧開きいつもの馬が見当たらず
年少さん入園すぐの幼稚園
蔦の家 庭に菜の花溢れけり

無人売り赤唐辛子を買う春日
散歩道 絵になるような春木立
紫の衣が座る仏の坐

余寒にて蒲公英今日は花を閉じ
木の下に金柑落ちて春の庭
園児たちなりたい人を春色で

売れ残るケーキも多し春の籠
人よりもやや聡明な犬の顔
中学校春の垂れ幕県大会
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