美術館巡りと古都散策、Jazz & Bossa など・・

スタンダードやボサ・ノバなどを歌って録音したり、美しい景色などを撮影して動画を作っています。美術展にもよく行きます。

カントリー界の大御所グレン・キャンベルの訃報

2017-08-19 | Country Music

カントリー・ミュージックの大御所、グレン・キャンベルがテネシー州

ナッシュビルで8月8日に亡くなられた。81歳でした。

2011年ににアルツハイマー病を公表し、闘病中だったとの事です。



アーカンソー州出身で、50年以上のキャリアがあるカントリーミュージックを

代表する歌手でありギターも巧かった。発表したアルバムは70枚を超え、

4500万枚以上売り上げていると報じられています。

1950年代終わりに音楽活動を始めた彼は、スタジオ・ミュージシャンとして

フランク・シナトラ、エルヴィス・プレスリー、ナット・キング・コールらと

プレイし高い評価を得た後、1962年に『Big Bluegrass Special』で

ソロ・デビューを果たしました。

デビュー後、すぐにカントリー・チャートの常連となり、1968年に発表した

アルバム『Wichita Lineman』はカントリーだけでなく全米総合チャートでも

1位を獲得しました。

長いキャリアを誇り、「Galveston」「Rhinestone-Cowboy」「Southern Nights」

「Gentle On My Mind」「Wichita Lineman」「By the Time I Get to Phoenix」

など多くのヒット曲を出しています。

ジョン・ウェイン主演の映画「勇気ある追跡」(1969年)に出演した経験もあり、

彼が歌ったタイトル曲「True Grit」はアカデミー賞にノミネートされました。

カントリーとポップスを融合したアーティストとしても高く評価され、

ブライアン・ウィルソンの代わりにザ・ビーチ・ボーイズのツアーに参加したり、

彼らの名作『Pet Sounds』のレコーディングでも演奏していました。

ブライアン・ウィルソンは、「僕の友人、グレン・キャンベルが亡くなったと

聞いて、愕然としている。素晴らしいミュージシャン、そして、それ以上に

素晴らしい人物だった。僕は途方に暮れている。Love & Mercy」と追悼の

言葉を寄せています。

彼は、つい最近の2015年に「I'm Not Gonna Miss You 」でグラミー賞の

カントリー楽曲賞を受賞していますが、1967年から2015年までにグラミー賞の

各賞に計11回受賞とノミネートされたのは、22回に及んでいます。

その他には、カントリーミュージックでの最高に権威のあるカントリーミュージック

協会会員による投票で決まる賞である「アカデミー・オブ・カントリーミュージック

(CMAアワード)」やアメリカン・ミュージック・アワードなどでも多数の受賞を

している偉大なシンガーでした。

2005年にカントリー・ミュージック殿堂に殿堂入りしています。

4500万枚のレコードセールスとは、驚異的です。偉大なシンガーが又1人去って

しまって寂しいです。

私は、高校生の時に友人とアメリカン・フォークのバンド活動をしていました。

大学に入った時に軽音楽部に入部しジャズやボサ・ノバのギターを練習したい・

歌いたいと思っていましたが、カントリーが大好きな先輩に無理やりカントリー

ソングをやれと強制され、その先輩が在部していた1年間はほぼ毎日カントリー

ソングの練習させられました。私はギターを弾いて先輩が歌いましたが、発音が

本当にひどく笑ってしまうほど。そして、先輩の好きなカントリーは、これが

超古い曲ばかりで、コード進行が C, F, G7 たまに Am くらいが入る回転コードの

単純なものばかりでギターの練習にはならなくて、どの曲を聴いても同じような

メロディの曲が多く、うんざりして用事があると休んだりした日もありました(笑)

その頃に自分の好みにあうメロディが綺麗でコード進行のかっこいいカントリー

ソングの勉強しょうとグレン・キャンベルのヒット曲もよく聴き・歌いました。

その先輩が卒業していなくなってから、ジャズやボサ・ノバを愛好している部員と

一緒にそのジャンルに傾倒しましたが、やはり偉大なミュージッシャンである

グレン・キャンベルを尊敬しています。・・先輩もです(笑)

学生時代に練習したギターや歌は、今も演奏したり歌えたりしますので、若い頃に

打ち込んだものは、自分にとって永遠だと思っています。

次の You Tube の動画は、グレン・キャンベルが歌う

「By the Time I Get to Phoenix」です。

コメント (2)
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