昨日はほぼ一日建築士の更新研修でした。
スケジュールを見ただけで「げ!」となったのですが、始まるともっと何倍も「げげげ~~!!」となりました。
というのも、講師の皆さんは配られたテキストをひたすら読み上げ、私達はそのテキストから最後に行われる修了考査(テスト)に出るであろう講師が読んでいる箇所にひたすらアンダーラインを引くだけの研修でした。
法律の改正がたびたびあるので今回のように強制的に教えて戴ける機会はとても貴重です。
「げ!」ではありましたが、どこか期待していたのでとても残念でした。
参加していた150名近い建築士の皆さんもほぼ同様だったらしく、休憩の度にあちらこちらで愚痴が聞こえてきます。
全国的に行われる研修会なので格差がないようにと配慮されているのはわかるのですが、今回の講師3名の話し方やニュアンスも微妙に違うので、ラインを聞く作業だけでも戸惑ってしまいました。
最後の講師に関しては声が聞こえにくく、何度か指摘されてもどこ吹く風で最後までそんな調子でした。
「建築士の更新研修は建築士の質を高める為に行われています」という内容もテキストにあるのですが、参加者のほとんどが「これじゃほとんど意味ないでしょう」と心の中で突っ込んでいたと思います。
150名の建築士が平日まるごと一日を費やした研修会、見合っていたかとなると疑問が残りました。
次回の更新研修は5年後とのことですが「質を高める研修」になっていることを願います。