家と人、自分や仕事について

仕事で訪れる各地のこと、家のこと、自分の考え方など、出来る限り発信して行くつもりです。

変換期中盤

2011年01月11日 | 建築について

住宅業界は大きな変換期の中盤に差し掛かっています。

 

具体的に言いますと「量から質へ」と移行しています。

 

これまでの住宅業界は、どちらかといえば景気浮揚の手段として「とにかく、なんでも良いからどんどん建てましょう」という業界でしたが、最近は「今ある住宅を大切にして、新たに建てるにしても質の良いものにしましょう」に変わりました。

 

環境問題、資源の枯渇、エネルギー問題などが影響してのことですが、まったくの別方向に舵を切った形になります。

 

資本と人材が豊富な一部のハウスメーカーさんなどは、この切り替えを早期に察知して、しっかり対策を練って対応していますが、対策が遅れたメーカーさんは、この曲がり角を曲がりきることができないところも出てくるでしょう。

 

急激な環境の変化は、小回りの効く地域工務店に有利に働くことが多いのですが、これまでのやり方に固執してしまうと、その有意性を生かしきれないことも出てきます。

 

建てる世代も随分と若くなっていることで、インターネットを活用した情報収集が主な手段なので、IT対策などが苦手な工務店さんは厳しいですね。

 

情報には柔軟に対応して、新しいことにも果敢にチャレンジして行く姿勢が大切です。

 

エコ住宅、省エネ住宅、エコリフォーム、健康住宅など、キーワードだけは氾濫していますが、そこに必要な技術や知恵は、まだまだ浸透していない業界です。

 

当社は、技術と知識には自信があるのですが、知名度が低いのでこれまた問題です・・。

 

まずはたくさんの人に知っていただくことが大切ですよね。

 

知名度アップ作戦も進行中ですが、もっともっと頑張ります!

 

ちなみに本日は地元北斗市で行ったエコリフォーム物件の気密測定を行いました。

 

お施主様から「リフォームなのに暖かくて・・本当にありがたい」なんて言われて、うれしい限りです。

 

地元でももっと知ってもらえるように頑張ろう!