家と人、自分や仕事について

仕事で訪れる各地のこと、家のこと、自分の考え方など、出来る限り発信して行くつもりです。

言葉と態度

2010年03月15日 | 考え方

写真は、先日行われた経営研究会で、当社の柳田次長が講演前のPRタイムでお話している模様です。場の状況に配慮した、良いスピーチでしたよ。その後の小林教授の講演は、リーダーとしての言葉や態度について大変勉強になる内容でした。講演を聴いて僕なりに思ったことを書いてみます。

 

「とても嫌な話し方をする人でも、内面はとても優しい人」「照れくさいから上手く自分を表現できない人」「とても気の利くよい人だけど、内面はとても無理をしている人」「自分が一番大切で、まわりを平気で傷つける人」「自分にも、周りにもバランスよく接することの出来る人」「楽することばかり考えて、努力しない人」「まわりの目が気になって、自分を閉じ込めている人」「ただひたすらおおらかな人」「損得だけを気にする人」「人のことばかり考えている人」「いろいろなことを一度に考えてしまい、落ち着きのない人」と、いろいろな人がいます。

 

人と人が出会って、何かを伝える時の方法は、言葉と態度しかありません。言葉と態度だけで人を判断してしまうのなら、役者さんならどんな人にもなれると言うことです。表面だけではわからないものを感じ取るには、その人の内面にも意識を向ける必要がありそうです。

 

人が出世してえらくなって行くと、その人に接する人の言葉や態度は、どんどん「良い人」を演じるようになります。そして「本音」は、どんどん遠くに追いやられて行くのです。それは、仕方がないことなので、出世する人はそのたびに謙虚になって、目線や心を相手に合わせる能力が必要になるのかも知れません。経営者は孤独と言いますが、その能力を磨くことで、多くの人たちの「本音」に触れることが出来れば、孤独は軽減できるのかも知れません。修行中の身でえらそうなことは言えませんが、目標を持って成長して行きます。<o:p></o:p>