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天満宮と菅原道真公

2010-01-07 20:28:10 | 神社

今日は、鏡天満宮、水鏡天満宮、太宰府天満宮に参拝する【予定】だったが...
へたれ小職は、あまりの寒さに負け、本日は鏡天満宮のみの参拝となったのであった。

太宰府天満宮では、有名な神事である「鷽替え神事」と「鬼すべ」が本日行われる(た)。
昨年は参加できたが、今年は特段の予定もなかったのに「寒い」という理由のみで見送ってしまった。
小職は予定のため参加できないが、太宰府天満宮では今月17日にはチャリティー餅つき大会が行われる(ぜんざいなどを用意)。
興味がある方は参拝ついでに立ち寄られたい。

ところで、唯一目的通り参拝した鏡天満宮。
今日は「大祭」で、正式参拝の後、福引き+ぜんざいを楽しんだ。
菅原道真が讒言により左遷された際、博多に着いて鏡で自らの姿を見て嘆いたと言われる。
このときの「鏡」がご神体として祀られたのが鏡天満宮(又は「鏡天神」)だ。
また、この場所は、かつて遣唐使が利用した桟橋があり、「渡唐口跡」の碑が建つ。
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祈願證は「学業成就、災難厄除」と記載されている。
しかし、正式参拝時に神職の祝詞を聞いていたところ、他にも「家内安全、商売繁盛」も奏上されていた。
ちなみに年齢は数え年(笑)。

ところで「天満宮」と称する神社は、基本的に菅原道真を祀る神社だ。
神社によっては「菅原神社」の名称もある。
また、福岡での傾向らしいが、「老松神社」の名称も多い。
菅原道真を祀る神社は、日本全国では一万社以上という。

「太宰府天満宮」が全国的に有名だ。
その他福岡県内では、筑後市水田の「水田天満宮」、久留米市北野の「北野天満宮」、久留米市櫛原の「櫛原天満宮」、大牟田市の「駛馬天満宮」あたりは地元で知らない人はいない天満宮だ。
福岡市内では、「水鏡天満宮」、「綱敷天満宮」、「鏡天満宮」あたりがメジャーと思われる。

小職の事務所がある中央区では、水鏡天満宮の他に、西公園に「立帰天満宮」、桜坂に「菅原神社」、警固に「菅原神社」が鎮座。
細かいことをいえば、警固神社の拝殿に向かって左奥に境内摂社として天満宮があるし、鳥飼八幡宮の境内にも天満神社がある。
平尾八幡宮境内の平尾天満宮は、独立した由来記も掲げられているほどだ。

天満宮は、菅原道真にちなんで学問の神だ。
日本全国にこれほど、また、身近な地域にもたくさん祀られ崇敬されている。
菅原道真は、やはり日本史上でも類い希なる学問家であり、同時に多くの人に深い思いを持たせる方だったのだろう。
今は受験生の聖地のようになっているが、もともと菅原道真は現代的に言えば職業としての学問を継続した方だ。
小職も菅原道真を見習い、生涯学問を継続したい。


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