26.5.27
「敵艦隊見ユトノ警報ニ接シ聯合艦隊ハ直チニ出動、コレヲ撃滅セントス。本日天気晴朗ナレドモ浪高シ」
「皇国ノ興廃、コノ一戦ニ在リ。各員一層奮励努力セヨ」
109年前の明治38年(1905年)5月27日の日本海海戦記念日。
東郷平八郎率いる大日本帝国連合艦隊が、バルチック艦隊を迎え撃った日。
その後昭和20年まで海軍記念日とされた日。
日本海海戦は、外国では対馬沖海戦と呼ばれるらしい。
宗像大社沖津宮が坐す沖ノ島周辺が戦場となった。
結果は一方的な勝利をおさめたが、本当に国家興亡をかけた戦いだった。
戦後次々に植民地支配から解放されて独立したアジアやアフリカの諸国は、当時の日本の勝利に驚き、そして心から喜んだと伝えられる。
日露戦争がなかったら、その後の世界はどうなったのだろうか。
世界史上における、最も大きなターニングポイントの一つであることは間違いない。
筥崎宮において、毎年さつき大祭として日本海海戦大祭が執り行われる。
敵国降伏の扁額の下に、国旗、軍艦旗、Z旗が掲揚されている。
まさに海軍記念日の感じさせる。
洋上の船上で祭祀が行われるが、残念ながら未だ参列したことがない。
この日は、楼門が解放されており、社殿の前にすすんで参拝することができる。
千利休奉納と伝わる燈籠も見学可能だ。
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