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労働審判、勝ちすぎ?

2011-01-24 20:57:57 | 労働紛争

本日、労働審判第二回期日。
地裁に向かい、地下鉄に乗ったところ、労働判例研究会メンバーの弁護士が。
何処に行くか訪ねると、「ちょっと遠くまで」。
「それは○○?」
「はい」

すごい偶然だ。
彼は同じ地裁ではなかったが、途中まで同じ公共交通機関に同乗する予定だったのだ。
博多駅で先輩弁護士と待ち合わせているとのことで、博多駅にてご挨拶。
先輩弁護士、乗車後にお弁当とお茶を差し入れしてくれた。
感謝!
実は既に弁当を買っていたが、比較的量は食べられる方なので、余裕で食べたのであった。

途中で、待ち合わせの代理人弁護士と合流。
労働審判は、退職労働者から総額約1500万円を求められた事件。
こちらとしては、ゼロ回答ではないにしろ、とても受け入れられないものだ。
調停の可能性を探られたが、両者の主張は乖離している。
結局、審判が下された。

「50万円」

1500万円請求に対し、50万円である。
ほぼ全面的にこちらの主張が認められた。
若干勝ちすぎのようにも思えるが、こちらの本心はもっと低額だ。

この先は、労働審判が本訴に移行するだけになるだろう。
本訴移行後は、労働審判は何も関係ない。
ただ、労働審判においてこのように判断されたことが全く影響しないわけもないだろう。