きのうのあさ、クルマを引き出して卓球ゲーム会の準備をしていたらグラグラときました。大阪北部の地震と知りましたが、途中高石駅の踏切付近で渋滞があったものの無事体育館に到着。さすがに参加は少なかったですが、被害もかなり大きい様子で「箕面の娘の話では阪神のときよりひどいというてます」とか「死者も出てはるらしい」とかの情報が入ります。何とか無事に過ごせたのは幸せというほかありません。
阪神大震災の時も事情が呑み込めないまま、その翌日には体育館におりました。何度もの余震ではっとさせられながらもこの時もなんとか終われました。
信楽鉄道の事故の時も、遅れてやってきた人が「大きな事故やってまっせ。ようけ死んではるみたいや」。いいお天気なのに気の毒やなあ。
東北地震の時も体育館にいて「東北のほうで大きな地震があったみたいやで」「いまニュースでやってるよ」「さっき揺れたのはやっぱり地震やったんか?こんなとこまで揺れるはずないわなあ」。
事故や事件のその時もスポーツに興じられてきたのは幸運というか、不謹慎といわれるかはともかく、今日ここにいた人たちは何とかピンチを免れたわけでその分何かで働かなくてはならんということでしょう。
ゲームの組み合わせをしている時、お昼からの相手がわからない、と心配している人には「今わかってるところから始めましょう。あんまり先のこと、シンパイせんほうがええよ」なんて茶化しているのですが、「そうやねえ、そうやよ。いまをいっしょうけんめいやったらいいんよねえ」と真顔でうなずいている人もあったりで、複雑な世の中をさまざまの不安を抱えながらのわれわれ高齢者スポーツ仲間の中にいて、さてあしたは何の心配をしたらいいのかなあ…。ともあれ先のことは心配しないでやれることを精いっぱいやっていきましょう。それが他の人のなにかのお役に立てるなら幸いです。