来年度の体育館の年間予約も決まり、あとは新年の活動開始を待つのみ。きのう今年最後のバレー大会と卓球活動が終わり、人数的にはにぎやかで楽しくやれました。そのあとに続く新年は今年と同じことを繰り返すのか、それとも…。どちらにしても楽しくて苦しい運営になることは間違いないでしょう。
やる気が起こらなかったり、苦しくてやめてしまいたいと思うときは野山を歩きます。明日香の祝戸うらの尾根道や、二上山鹿谷寺跡の展望台。平石の高貴寺、弘川寺、ハーベストうらの畑道。どこも人のいないところばかり。人のいないところを歩きながら考えることは人のことばかり。そしていつの間にか気持ちがすっきりして下界に降りてきます。
下りてきたらそこにはいつもの日常が待ってるわけでもう逃げることはできません。「でも楽しいことを続けることであれこれ悩んでるのでしょ?」。こんなの悩みでも苦しみでもないですね。
アマスポ活動をボランティア的な小さな活動と考えてやってきましたが、世の中は大きく変わってしまい、周りからは商売として見られているようです。いっそのこと商売や!とんかを切れるほどになってみたいとも思うのですが、たぶんダメでしょうねえ。
きびしい活動の年月の中で多くの仲間が苦しみ、去っても行きました。こちらの年令も大きく進んでしまい、もう多くの期待は持てないでしょう。だから何とか次の人たちが苦しくてもやりがいのある活動として続けられるようにと、いろいろ知恵を絞りたいのですが、最近は「トシをとるというのはこうなることなのか」と実感することが多くなりました。アイデアに乏しく、行動はスローモーになりました。
それでもあすから大会の掲示物の作り直しです。こんなことができるということはいい仕事なんでしょうねえ。庭の渋柿の木の根元では花ニラとヒガンバナとしゃががしのぎを削っています。明日香のマラ石近くでもぎった蝋梅の種が芽を出しました。もう春が近くまでやってきています。