わたくし個人にとっては大変なことの連続だったこの一年が終わります。
アマスポ活動の面でも自分自身の健康の面でも、多くの人たちのおかげで本当にラッキーに乗り切れました。29日の美原体育館の卓球の合間には「長生きしてね」と香りのいいリンゴをいただいたり、30日の臨海スポーツ体育館の卓球の会場でも多くの人たちの中に同化して楽しく一年を締めくくれました。健康面でも資金面でもまだしばらくはアマスポ活動のお世話に励めるのではないかと、実感しています。
40年ほど前に一つの小さなバレーチームの活動からはじまったアマスポ活動でしたが、最近はそのそもそもの成り立ちについて質問されることもなんどかあって熱っぽく話しをさせてもらうこともあります。そんなときは誇らしくもありほろ苦くもあって内心は複雑ですが…。
ことしはその母体であったバレーのチームも解散し、スタッフメンバーも外部スタッフ的な顔ぶれも大きく変わってしまいましたが、一つが終わったというよりも、生き物としての活動がまた新たに動き出したのではないか、と少し離れた位置から眺めています。
アマスポ活動はボランティアです、といっても儲ける力がないから結果的にボランティアなだけで、外から見れば「40年も続いてきて、その活動が儲かってないはずないやんか!」とその方の表情から読み取れます。しかし「人件費」などという勘定科目が頭になかった活動では今でも根本的なところで世間からは周回遅れで、一人前には見てもらえません。これを何としても成人させなければ、応援して下さった皆さんに申し訳なく思います。
来年度のアマスポ活動のための体育館も、ほぼ今年度並みに借りられることになりました。スタッフ達とは次の新しいバレー活動をはじめて、そのエネルギーで世間的に一人前といわれるアマスポ活動を目指したいと思います。
新年はお正月の三日、臨海スポーツ体育館での卓球オープン大会から開幕です。悔いのない一日一日を送れるようがんばります。みなさんとともに「健康と汗することの美しさ」を実感したいと願っています。