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新しい靴を買って二上山で時間切れ…

2011年02月18日 08時42分04秒 | Weblog
新しい革靴を買いました。あたらしい、といっても買ったのは2年ほど前。いつもそうなんですが新しく買ってもそれまではいていたのをなかなか捨てられなくて、こんども2年ほどたってからやっと新しいのもはくようになりました。
それまでの赤茶の靴とはいろんなところを歩きました。アマスポのような小さな活動でも、その「社長」ともなると迷いや悩みも多くて、そのカベに突き当るたびにふらりとでかけては当てもなく歩いて、考えたりあきらめたり、励ましたりやけくそになったり…。そんなときにも必ず一緒だったのがこの赤茶です。その赤茶にくたびれたほころびがで出した頃に色々面白いアイデアが生まれ、それを実践していくと多くの人たちに喜ばれることが多かったのでなおさら簡単には捨てられなくなっています。
でも最近になってこんどのこげ茶とも少しずつ歩くようになって、帰ってきてから赤茶の横に並べて脱いでおいたら、夜通し二人でなんだかんだと話しをしているのではないか、と愉快になります。たぶんお前の主は予測不可能なことばかりするんだからそれなりの覚悟と準備はしておけよ、なんて話しをしているのでしょう。
先日、卓球練習会で「二上山にはいろんな歩く道があってね、たのしいのよ」と女性から教えられたのでさっそくその翌日昼過ぎからこげ茶と出かけました。なるほど知らない道でもあったので楽しく歩いて、馬の背まで難なく登り、ついでに雄岳まで足を延ばし…、それからが大変だったのです。
雄岳から少し下ってまだ時間があったので標識のない道を「どこにでるのだろうか?」と下ったのですが銀峰という山頂標識らしきところを通ってからがあやしくなり、道は自転車でも走れそうにいい道なのに里に下る道が見つかりません。夕闇も迫ってくるので少しあせりと不安を感じ出した頃、やっと下る道に出合いほっとしたのです。ところがその判断は甘く、そのくだりも延々と続き、朽ち果てた小屋の屋根を見つけたときにやっと安心しました。安心してあたりを見まわすとゴーゴーとクルマのとおる音と思っていたのは実は砕石場のベルトコンベアの音でクルマのとおれるような山道はあるのに人気がありません。
仕方なくとぼとぼと歩き出したら、突然茂みの中で「ウオーッ」とうなり声がして大きなイノシシが斜面を駆け上がっていきました。帰り道を探すことに夢中で手をたたいてイノシシを追うことを忘れていました。それから手をパンパンとたたいて歩き出したら、すぐ近くの茂みをそれも道を挟んだ両側を大きなヤツらしいのがバッサバッサ走ります。姿が見えないからこっちに向ってくるのか、と一瞬身構えましたが少し先のところで一頭が道を横切り山に逃げていきました。その大きかったこと…。
近鉄のガード下をくぐって国道にはでましたが、こんどは車が多くてイノシシより危険です。道端の果物屋の人に道を尋ねたら「1時間はかかるなあ」。手を上げてクルマにとまってもらったらええ、といわれてもとまってくれたら追突事故になりそうで仕方なく歩きました。
すべての車がライトをつけて走る時間になってましたが、一瞬暗くなったときにどこかから声が聞こえます。「ハイキングでっか?」。見ると反対側に軽トラックが徐行しながら「よかったら乗るけえ?」といってくれます。竹之内峠の駐車場までのせてもらって「ああこれで明日の大会もこなせる」と安心できました。その人に「お礼を…」といったら「そんなもん、いらんいらん」と走り去っていかれました。
こげ茶との新しい付き合いはこんな形で始まりました。「このご恩は誰かにお返ししなければね」とこげ茶は語りかけてくれます。
その晩、赤茶とこげ茶はどんな話しをしあったことか…。