昨年は本当に厳しい一年でした(といっても多くの命と向き合っておられる方々とは比になりませんが)。そしてそれが今年も続きそうです。少し前の参加者データを眺めていると、ずいぶん多くの皆さんが顔を見せなくなっています。半減とまではいかないまでも、その復活は期待できるのでしょうか。アマスポ活動の中でも平均年齢が一番高い卓球活動では、「この機に引退します」という人も少なくないはずです。
「3」しかできなかったのに「7」できるようになりさらに…、と多くの人は歩んできました。それが「10」できていた人が「7」しかできなくなり、さらに「5」となったらどうするか?。簡単な算数問題では上向きの「5」と下向きの「5」は同じレベル。しかし大きく違うのは勢い。だから「夢よもう一度」ではなく「これからの私は『5』」とチェンジすれば?。そうすると「5」や「3」の花壇が見えてきます。そこではできること、期待されることがいっぱいあります。土起こし、草引きに徹すればまだまだ重宝されるはずです。例え「5対5」ではあっても上向きと下向きでは実力的には恐らく「3対5」。つまり下向き「5」は上向き「3」がいいお相手、それも競うのではなく「3」のひとの球拾い、球出しに徹すること。そうすればまだまだ歓迎されます(教えてください、とくすぐられてはいけません。それは京都言葉の「ぶぶ漬けでも…」なのですから)
「(このオレが)そんなバカらしいことできるか」はこれまでの自分。たぶん消え去るしかありません。「今日も来てほしい」と期待される老人(ベテランなどではないですよ!)になりましょう。自戒を込めて新年のご挨拶でした。