なんとなく同性同士の恋愛模様etcを描いた実写ドラマが増えている気がしますが(そしてどれもよくできている印象)今回ご縁のあったイベントの元となっているのは『きのう何食べた?』(モーニングKC,著者よしながふみ)という漫画。名前は知っていたけれどまだ読んだことはなくて…すると、実写ドラマが放送されるとのことで観てみました。
いや~、日常リアル系というかまるで本当にこんなカポーがどこかにいるんじゃないか?と感じさせるような素敵なドラマでした。
ざっと内容を述べると、暮らしの中での様々な出来事(同性同士であることによる周囲との関係性とか)を描きつつ、主人公の一人である筧史朗‘シロさん’が主に節約目的で手料理を作るため日々の料理シーンが毎回登場。しかもそれが身近な料理でありつつ見ていてためになる系。手際よく何品か作って出来上がったものを相方の矢吹賢二‘ケンジ’が美味しそうに食べる光景が毎度見られる~といったもの。
元となっている漫画に登場する料理は実際に作者様が作ってるそうで、だからこそ現実味があるのですよね(正直、忙しいのによく野菜を切ってるという印象もあるのですけど)ちょっと実際作ってみたいな…といつも思うのでした。
で、関連したイベントが結構開催されていたのですが、今回ご縁があったのは以前行けなかったもののリバイバル(だからおかわり)。気になる展示もあったので行ってみました。
池袋パルコ本館7階 PARCO FACTORY
きのう何食べた?展~おかわり!!~
12/28-1/13
筧 史朗/西島秀俊 矢吹賢二/内野聖陽
ちなみに昨年開催されたカフェにも行ったのですけどそれはまた別記事にて(健在なる遅筆)。
さて、入り口を入ると複製原画とドラマの場面写真の展示コーナーが続いていました※写真は許可された箇所のみ可
「(あ~このシーン良かったんだよねー)」と思い出しながら原画と比較しつつ拝見。メインの二人は本当にそのままという感じでしたね。逆にイメージの違う人物もいて(原作の小日向氏はあんなに寡黙で怖い雰囲気の人だったのか)でもどちらもそれぞれにいい感じでいい配役だったなと思いました。
合間にスタッフさん達のコメントもあって、ちょっとどなたがどなたとか正確さや記憶が曖昧な部分もあるのですけれど一部記していくと「現場に‘可愛い~’が飛び交い猫動画を撮ってるのかと」とか「あまりにケンジが愛しそうな顔をしているから、ここ笑っていいですか?と西島さんが監督に許可をとった」とか「撮影後、用意した料理で晩酌を始める強者までいた」とか興味深い話が満載。そうした中でも特に印象に残ったのが「頭の中に、声が聞こえたらもうその人はいる」でした。本当に‘何食べ’の世界って実在しているようなのですよね……。撮影現場がとても良い雰囲気だったことも分かり、それが作品に反映されているなとも。
桃とかアイテム等も展示されていて、なんと指輪も発見!ちょっと凝ったverとシンプルverがありシンプルな方は想像以上にシンプル&繊細で、これを手にした時のケンジ氏を思い出し感動。
あと針ネズミ誕生秘話もあって(原作ではゾウだったのか)「もっているまち針が風船にも見えたら~」という言葉が私のハートにズキュン、気づいたら針ネズミグッズ(ボールペン)を購入していたという←
半額マグネットはコラボカフェ(※現在は終了)のガチャガチャにて入手
そして嬉しかったのがドラマセットの再現コーナー!
いい趣味してなさる。
置かれていた書籍(こういう箇所が気になる我)
リビングのカウンターに続く部分も結構つぼりました。
キートレイの中のLOVE缶バッジとか目薬とか。
キッチンの棚(木とアイアンいいな~我が家もこうしようかしら)
スパゲッティ類を瓶に詰め替えてたり木べらは我家で使ってるのと似てたり、まじまじと見つめてしまいました。
そして家電はパナソニック。一言メモみたいな説明が付いていてクスリと笑ったりも。カップも素敵で以前のコラボで購入しましたよ。
実際に撮影で使われたソファーや椅子も※テーブルの椅子は座ってOKでした(ちなみに苺ジャムの手作りって物凄く美味しいんだよね!)
この炊飯器活躍してたなー
ピンクが似合うケンジ氏だったさ……
後半ではお正月スペシャル版の展示コーナーもあり、撮影再会時に‘ただいまー’‘おかえりー’という挨拶がされてたとか。やっぱりいい雰囲気だったことが分かりますね。
脚本もあって、改めて皆様いい意味で癖のある自然な演技をされてたなと……
出演者インタビューの映像ではアドリブシーンがまた見られて面白かったです。
他にも三面を使用した、音がリアルな料理シーンの映像コーナーもありました。手料理に関しては私も色々思うところありで(母親が忙しくても必ず料理を作ってくれたなとか)…それはまた別記事にて書こうと思います。
展示コーナーはこんな感じで結構楽しめました。そして最後のグッズコーナーでスーパーのテーマ曲が流れる中キッチングッズなどを購入(あの指で特売示す店員さん好きでした)使い道を考えながら会場を後に。
というわけで、素敵なドラマだな~からのシロさんとケンジ氏の暮らしを身近に感じることができた体験でした。
つづく