東京・ウサギSATELLITES

兎についてきた人だけが迷い込む不思議な衛星

a drop of rain 23

2012-06-27 | 雨粒
SERENDIPITY(セレンディピティ)

偶然を自らの行動によって必然に変え、幸せをつかむ力のこと


* * *


時々、、、なぜこういうことが起きるのだろう?と思うことがあります。




今私は大阪ウサギの方で『銀河鉄道の夜』について感想を書いているのですが(疲れた心と体で書きたくないので更新が延びておりますが)

この前、少し時間ができたので映画を思い返そうとしたら、テレビ画面にジョバンニそっくりの猫が現れました。

「あれ?ジョバンニ??」

と驚いて見つめていたら、それは新しい作品『グスコーブドリの伝記』の紹介映像でした。


公開から30年近くを経て感想を書き始めたその時、同じ制作陣の作品が始まる──...何か心がジンとして、偶然や必然や色々なことを考えました。。。

謎の出会い②

2012-06-24 | 日記
前に、ペンギンが逃げたというニュースを見ました。


もしも姿を見かけたら謎の出会いが書けるな~なんて考えたりしていたら、捕獲されてお家に帰りました。



で、昨日の朝のことです。


土曜出勤のため外出しようとしたら、足元に子雀がいました。


「わ~可愛い´`」・・・なんて状況ではなくてですね、オートロックの内扉と外扉の間の空間・・・つまり建物内にいました。


あまりにじっとしていて、最初は、鳥型の置物???と思ったのですけど、恐る恐る近づいてみると相当そばに寄ったところでバタバタと勢いよく飛翔。


私は「ヒッ」となりながら、慌てて外扉を開放、、、ところが子雀は逆方向に着地。しかも再置物化してしまいました(怯えてたんですね)。


外扉は離れると閉じてしまうし、、、困りつつ、こうなったら素手で捕まえようか・・・と考えました。でも人間のにおいがついちゃうとなー…と悩む間にも時間ばかりが過ぎてゆきます。。。



ほっとくか他の人にたくすか……迷っていると、親雀が盛んに外で泣いている(←鳴くではなく泣いてましたアレハ)姿を発見・・・


…こうなったら袋捕獲しかないわ`´と、ビニールをとろうとしたその時──再び飛翔して無事解放することができました:-D




朝から大変でした。




ペンギンの捕獲も大変だっただろうなぁ、、、と思いましたね。同じ鳥類だし。しかもこっちは飛びますから(…あっちは泳ぐけど)。

というわけで、クワガタ、蟹、子雀・・・と私の謎の出会いは続いているのでした。



a drop of rain 22

2012-06-22 | 雨粒
やがてhappy end

キミのポストに 届くよ


ダ・カーポ『空からこぼれたStory』より



* * *


今年も紫陽花の季節になりました‡

薄い紅色や水色などはよく見かけるのですけど、今日は珍しく白い紫陽花を発見しました。


詳しくは分かりませんが、確か紫陽花は土の酸性度によって色が変化したような…だとすると白ってなんでしょう??と少し謎に感じつつ眺めました:-)


でも、、、真っ白というのも良いですね´`


なんだか‘始まり’とか‘初心忘るべからず’とか思いおこしました。。。

宮城ふるさとプラザ☆☆

2012-06-15 | 長い散歩
1ヶ月ほど前に、池袋にある*宮城ふるさとプラザ*に行ってきました。


場所はサンシャイン口(確か35)を出て少し進んだ左側。


海の幸山の幸、美味しい食べ物が色々あって、私は職場への差し入れの飴と煎餅、ずんだ餅などを購入しました∞どれもとっても美味でした:-P'


ちなみにずんだ餅が好物なのですけれど、その繋がりからかウグイスパンも大好きです(青豆系が好きなのかもしれませぬ。。。←グリーンピースは普通デスガ)


フカヒレ、牛肉、萩の月、笹かまに茄子の漬物・・・駄菓子・・三色最中・(←徐々にウットリ中)プラザにあったり無かったりするかもしれませんが、美味なるものだらけなので、おすすめです*


インカ帝国展③

2012-06-13 | 長い散歩
インカ帝国展を実際に見に行くまでは、正直マチュピチュという場所のことばかり考えていました。けれど会場では、あらゆる貴重な展示物と共に、まずインカについて学ばせてくれます。


Ⅳ部に進む頃には自分が抱いていた印象に厚みが増したというか、、、多くの知識を得ることができました。


大勢の来場者がいて大変でしたけれど、インティ・ライミ(再現)の映像やアルパカ(ビクーニャ?)の動物像を見ての周囲の感想は勉強になりました。



こうして更に知ることができたインカ帝国ですが、その後スペインの侵攻を受けて征服されてしまいます。ただ、、、その出来事を紹介するⅢ部にたどり着いた頃には疲れきった私がおりまして……肝心なところで集中力がきれるという情けない事態に(トホホ)。


それでも、マチュピチュの模型を見つけて「わ~´`」となって、映像などで見る角度に立ち、行ったつもりに浸りました。。。



そんな最後に待っていた3Dスカイビューシアター∞(←ワクワクで疲れもどこへやら)


天体観測のための水盤に映る月は美しく幽玄で、冬至の朝日はまるで自分もその光を浴びているような・・・そんな清々しさがありました。


標高2500メートルにある天空の都市を実際には見ることのできない視点から、グルリと回るように見られる素晴らしさ・・・コンドルの羽が目の前に迫ってきた時には歓声と共に大勢の人が手を伸ばしていましたね。


ラストにはアルパカ(ビクーニャ?←違いのわからないアホな私←リャマかも知れぬ…)がいて、可愛いとホッコリしつつ終わりが近づき淋しさも──。


遺跡というとイタリアのポンペイには行ったことがあるのですが、あの時も感じたように実際にその地に立って空気を吸うというのは贅沢なもので、やはりマチュピチュに行きたいな~と思いました。


・・・約15分の上映とのことですが、期待した通り素晴らしい内容でした。




インカ帝国展は6/24#9:00‐17:00(金曜は20:00、月曜休館)まで開催しています。見落としがちですが、撮影OKポイント(Ⅰ部12角の石復元模型、ビューシアター前など)があるので注意しておくと後で良い思い出になると思います。



子供の時から私にとっての憧れの地、マチュピチュ・・・その一部にふれられることができ、インカについても勉強できて本当に幸せでした*

インカ帝国展②

2012-06-07 | 長い散歩
第一会場は─

第Ⅰ部インカ:帝国の始まりとその本質

第Ⅱ部インカ:帝国の統治

第Ⅲ部滅びるインカ、よみがえるインカ

第Ⅳ部マチュピチュへの旅

~会場マップより~


というⅣ部構成となっていて、本やテレビの中でしか見たことのないような様々な展示物を実際に見ることができました。


その中から幾つか挙げていくと、小型人物像、軍用貫頭衣(かんとうい)、儀礼で使う飲料用コップのケロなどなど。


そこに描かれている絵や幾何学模様は独特の雰囲気を持っていて興味深く、時を経ても美しいと感じられるものでした。


さらに完全防音ではないシアターから洩れ聞こえてくる重低音のサウンドが神秘的な雰囲気を増大させていたように思います。


その他、会場内には撮影OKポイントが何箇所かあったのですが、写真は第二会場で撮った精緻な石組みの模型で、この高度な建築技術1つにしても、芸術にしても、古代アンデス文明の流れを受けて1200年頃より台頭したインカ帝国の壮大さを感じずにはいられませんでした。。。



さて、インカの文化を語る上で注目すべきはミイラ信仰ではないでしょうか。


会場には実際にミイラ包みなどがあり、多くの人々が感慨深げに見つめていました。私もなんともいえない緊張感を抱きつつ見ましたが、遠く離れた時代を生きた人々が時を越えて今目の前にいることがせつなくて不思議で…この気持ちをどう言葉にすればよいのか難しいです・・・。


そして更に考えさせられたのがアンデスの山の神に捧げるため、子供を生け贄とする風習“カパコチャ”でした。


それは正直、とても残酷に思えます。でもそこに〈互恵の精神〉という深い想いがあることを会場で読んだ説明文によって知りました。


一部引用すると「相手に何かをしてもらうときは、それに見合うだけのものを与え、またそれが達成された時にはお礼を返す」という精神、そこで捧げられたのが「一番清らかで、一番大切なもの」

・・・つまり、改めて考えてみるとインカの人々にとって子供がどれほど大切な存在だったか、、、とても教えられたような気がします。。。


インカ帝国展①

2012-06-03 | 長い散歩
私の中の究極の選択の1つに、マチュピチュとオーロラ...この2つのうちどちらか1つだけ見られるとしたら、どちらを選ぶ?・・・というのがあります。


ふと考えては悩み続けて、、、今のところマチュピチュがやや優勢でしょうか。。。



というわけで、少し前になりますが上野の国立科学博物館へ“インカ帝国展”を見に行ってきました。


遠く離れた異国の文明・・・でもなぜか昔から縁があり、幼い頃から関連する本を持っていたり、TVの番組で度々見たり、ちょっとせつない想いを抱いたり・・・と色々ありました。


今回も多忙のため行けないだろうなぁ…と思っていたら、不思議なことにいろんなタイミングが揃って見に行くことができました。



今回特に楽しみなのは、コンドルの目線でマチュピチュを見られる3Dスカイビューシアターです。実際に行くとなると遠いペルーのマチュピチュ遺跡を身近に感じられるまたとない機会。


シアターは第一会場の最後に見る形となっていたのですが、展示物をスルーしてそれだけを見るなんて勿体ないことはできません。混雑していて大変でしたけれど、全体をじっくり見てゆくようにしました。


第二会場はお子さんが楽しめる体験型となっていましたね。‘キープ’と呼ばれる10進法をもちいた数の数え方があって私もチャレンジしてみましたが、、、外しました:-(



それにしても・・・金環日食を見てインカについて語るとは・・・なんとも、壮大な歴史ロマンの中に佇んでいるような・・・自分のちっぽけさを再確認するような・・・そんな感じがします。