東京・ウサギSATELLITES

兎についてきた人だけが迷い込む不思議な衛星

久しぶりの大人時間からの(実写ドラマ·映画関連)

2022-12-10 | 漫画・ドラマ・アニメ・ゲーム

 

※BL及び同性同士の恋愛作品について綴っております

※ネタバレを含みますのでご注意をば

 

社畜の末にふと出会い、心を救われ、やがてのんびり参加となったBLというジャンル。この数年で更にメジャー化が進み(それについては様々な意見はあれど)実写ドラマや映画となる作品が増えてきました。幾つか拝見した印象としては、適当に作られているわけではなく、全体的に真摯な姿勢で制作されているなと。

ということで、のんびり参加なのでまだまだ出会いの途中なのですが、漫画関連に続き紹介&感想を述べていこうと思います(例のごとく幻とも言われ始めた大阪衛星でも詳しく書く予定)。

 

 

丸木戸マキ原作『ポルノグラファー』『インディゴの夜』(ポルノグラファー過去編)

 

始めて見た時かなりよく作られていて結構な衝撃を受けました。ドラマを見て原作を読んだのですが、気怠げな世界観がとてもよく表現されていたと思います。

何より、出演された方たちのその真剣な演技に(エロティックな場面含め)妥協されていない姿勢を感じて、そこまでシンクロさせてくれますか…と心打たれましたね。制作への熱意がこちらに伝わってきたというか…全体がちゃんと作られているからこそ、ちゃんと進められているからこそ伝わってくるものってありますね、どの世界も。


そしてやはり書いておかねばなのですが、エンディングテーマのその素晴らしさですよ。本編の余韻を壊すことなく、むしろじっくりと噛み締めさせてもくれて、ため息と共にいつもホロリとさせられました。

 

多分…なのですが、この作品がきちんと作られたことでその後のBL原作もしくは同性愛をテーマとした作品の多くがきちんと作られていったような気がします(きっかけの1つという意味で)。最近は登竜門的にもなってきているようで、やはり様々な意見はあれど、今のところどれもきちんと作られている印象なのでありかなとも。愛の形がどうであれ、色ものとしてではなく、1つの物語をきちんと描く形として今後も伝わっていってくれたらなと思えてならないのでした。

 

そしての『インディゴの夜』

前作が話題になったということで作られたらしいのですが、下手すると下手するのに(二番煎じでいまいちになる場合もあったりもする)こちらも良い出来でした。

正直なところ私としては主人公のかつての恋のお話である本作を見たくないなと思っていたのですけれども(登場人物のかつての恋系がまじ苦手)この制作陣ならばと見た結果、納得。

とはいえ、前作での元恋人の様子も相まって私の思いは複雑で、既婚なのに意味ありげなところとかあんたなんなの?とすらなったのですけど、インディゴではなかなかの雰囲気を醸し出されていたので視聴できました。つまりは名演でした。

と、落ち着いた体で感想を述べておりますが、当時視聴した際咄嗟に感想を記した熱きメモをどこかにやってしまいまして(アホ発動)もう一度きちんと見てきちんと感想を書きたいと思っております。

 

常倉三矢原作『ライフ 線状の僕ら』

原作読了済みだったのでまず原作の感想から。

発刊当時、名作と話題になった記憶があります。そして確かに名作でした。ただ、、本当に辛かったです。

同性同士の恋愛が描かれたものを読むとよく出てくる将来問題。水城せとなさんの窮鼠はチーズの〜でそこらへんをありありと考えさせられ、本作でも考えさせらた末に心にきました。とても純粋な出会いだったからこそ、一方の身勝手さが強調され(深すぎる愛情発端だったとはいえ)すれ違う辺りの様子は読んでいて腹が立ちましたし悲しかったです。

とはいえ、ここまで考えさせられたのはとても良く物語が描かれていたからこそ。そして…これはあらゆる物語に言えることなのですけど、未来での何かを予測して誰かを裏切り進むというのはどうなのか……考えはつきません。。

 

そしての実写感想。

全4話とはいえ相当上手くまとまっていたと思います。オープニングの星座の表現を見てこれはちゃんと作られていると期待できましたし、実際そうでした。舞台となる街並みの雰囲気も良く、特にタイトルにもなっている線…白線がいい感じで登場していましたね。

物語の流れも原作を読んでいたというのに3話のラストが衝撃的すぎて衝撃的すぎて(動揺したので二回)ラストについてもそこで終わりますか~でしたけど、元妻のその後の姿は映っていたので納得。原作では更に先の二人が見られるのでおすすめしておきます。

で、出演されていた俳優さんについてなのですが、主演のお二人はどちらも良い演技をされていました(どこかで見た気がするな〜と思ったら鹿楓堂の角崎氏だった!)。ただ、一方のイメージが原作とだいぶ違うように感じられて気になって仕方なかったです。ワイルドというか。もっと見た目可愛い系のたよりないパヤパヤ明るい感じでよかったのではないかな……。それ以外は家族の様子なども分かりやすく伝わり、演技をされている俳優さんたち含め良かったので、まあ、はい。

 

 

薫原好江原作『ケイ×ヤク-あぶない相棒-』

 

原作未読でしたが、SNSでのドラマの好評価を知り見てみることに。

BLというよりはブロマンス的な印象を抱きました。熱血漢と冷静というペアなのかな?一方の幼なじみ(女性)がちらほら出てくるのでノンケなのかなんなのか最初はよく分からなかったのですが、その子のおかげで相方に対し愛情が出始めているのを知れたような気もするのでよし。

正直、こうした男性二人メインの中にがっつり女性が入り込んでくるとイラッとしてしまいまして(女性の存在から離れたくて見ているところもあるので)でもこのドラマではがっつり絡んできた姉役の方がとっても素敵で格好良くて(六番目の小夜子の時から注目している)まったく気にならなかったのは自分的に意外でした。

そして話がなかなか見ごたえがあったのですよね。姉(義理とはいえ)のためにそこまで体張りますかとなりつつ、トラウマやらなんやら真実を追う流れにしっかりと刑事ものの雰囲気を感じられもしました。

演じられてる二人の雰囲気のポテンシャルの高さも素晴らしくて(すんごいイケメン)とはいえ見た目ゴリ押しだけでは私はしらける派なのでどうかな?と様子をうかがっていたら(一方の方はHIGH&LOWで演技力の有無は知っていたけれど)もう一方の方も良い演技をされていてバランスがとれていたので大丈夫でした。続編、ありだと思います。

 

 

『おっさんずラブ』

確か、第一話らしき回を偶然見て「(ん?そういう恋の話??)」と意外に感じた記憶。パッと見の印象でギャグドラマかな?とくつろいで見ていたため実はあまり内容を覚えていなくて、もう一度集中して見なきゃとずっと思っている作品でもあります。

とはいえせっかくなので今思い出せる感想をピックアップすると、部長の想いは真剣だった、牧君の健気さ、はたしてそれは恋なのか面倒を見てくれる相手への懐きなのか?というモヤリ、からの色んな出来事があって愛が伝わったような気がするな…etc.....とにかくきちんと見ねばです。

一方、出演されていた方がよくドラマで拝見する方たちだったからか、演技は申し分なくとも気持ちをしっかりのせることができなかったような気もします。特に牧君役の方も先のHIGH&LOWにてとてつもない野郎役で出演され強烈な印象があったので尚更でした。こういった意味で登竜門的な、もしくはまだあまり知られていない俳優起用は良いのかも知れません……。

ちなみにその後、劇場版第二弾についてのSNSなどでの戸惑いがこちらまで伝わってきていました。パラレル、なのかな?恋愛相手が根底から変わるって、1番やってはならないことじゃないのか、な?どういう事情なのか分かりませんが困惑しています見てないのに。とにかく見なきゃですry

 

凪良ゆう原作『美しい彼』

現在視聴中です。それにしても…ほんと美しいな彼!

 

 

よしながふみ原作『昨日何食べた?劇場版』

もう、なんて素敵な作品なのでしょうね…。ほぼほぼホンワカな物語の中にわずかに振りかけられた唐辛子や山椒のような出来事。でもいつもその中心にあるのは美味しそうなお料理。大阪にてきちんと記そうと思います。

 

いや、でもこの二人こそハードな役柄こなされてますよね、作品への影響をあまり感じないこの違いは何なのだろう……

 

 

水城せとな原作『窮鼠はチーズの夢を見る』

 

まさかの映画化でした(漫画についての語り)。

知った時は驚きましたし、キャストを知ってまたびっくり(一方がジャニーズ事務所さん所属でもう一方も名のある方)。大伴のイメージがちょっと違うかな?とも感じましたけどそれを忘れさせる名演で、今ヶ瀬については観ながら終始凄いなとなりました。

監督も力量のある方と記憶していて、その記憶通り全体的にかなり良く仕上がっていたと思います。こちらも大阪にて詳しく記そうと思います。

…が、少しだけ。

残念だったことがありまして(がっつりネタバレありますよ→→→)

 

主役の一人である大伴が彼女の親にあっさり会えてしまっていたのですよね。原作では会えなかったことが実は必然だったのでは?という唸らせ展開だったので、なぜそんな重要な箇所を?となってしまいました。あと、ラストですね…うん、原作のような素晴らしきラストがほし…うん……

 

 

気付いたら買っていたグッズ

 

さてさて、、最後の作品について語る前に一言

久しぶりの大人時間語り、結構楽しかったです。漫画や小説ドラマ等供給もかなりあり、ほんの一部しか覗けていないので今後ものんびり自分なりに参加していきたいなと思います

 

では最後の作品です。

 

はなげのまい原作『高良くんと天城くん』※とある理由で長めに語っております


ここは私の衛星で、これまでも忖度なしに正直に感想を描くのが作り手さんへの誠意だと思っているので今回も同様に。

 

原作の存在を全く知らない状態でSNSにてふとプロモーションが目に入り、そこに写っていた金髪の男子と全体の透明感溢れる雰囲気に惹かれてサイトを見に行きました。

そこから原作のあらすじを読みにいき、絵や話など私好みの内容に思えたのでドラマが始まったら見てみよう…と記憶(この時点で原作未読)

で、視聴後の感想─

 

未読だったので始まりの辺りの過去と現在の交錯に、これは今なのか?振り返っているのか?ととまどいつつも、全体を淡く包むような青い色味や耳に残るBGMの中進んでゆく雰囲気に、素敵なドラマだなと思いました。

何より私の好きな基本平和というのも良く、けれどもドキドキするシーンだったり心配になる展開もあって、好き過ぎてすれ違う様子などは、想う相手に空回ってしまうというのは永遠のテーマだなと考えさせられたりも。

ただ、、、正直に言うと視聴後原作を読んだ際、高良くんの元カノ設定にうーんとなってしまったのですよね。。

というのも、高良くんが本当に純粋に恋している様子が伝わってくるほど、でも君はこれまで幾つもこうした状況を経験してきたんじゃないのかい?おん?となってしまいまして、いくら精神的初恋が天城くんで初心に見えたとしても引っ掛かってしまったわけです(多分いつものように少数意見と思われる)。

そんな歪んだ気持ちを更に増幅させたのが特徴的な髪色。原作で元カノ所以と知り、いつまでそうしてんのさ?おおん?と訝しくもなりました(私の心は狭小。そして彼はきっとそこまで深くは考えていない)。

こうなる自分の面倒くさい癖ヘキ含め、やっぱり元カノ元嫁設定がある作品は完全には移入できないなと改めて確認した次第(つまらん人間でもある)。

 

それはさておき─

ストーリーと共に最初に強烈に感じたのが、今どきの男子高校生って(演じられてる方の様子含め)こんなに爽やかで綺麗なものなの?ということ。今時の言葉づかいやニキビのないお肌、整った髪etc...とにかくスタイリッシュ。一軍ではないはずの天城くんですら友達含め十分にスタイリッシュ。まあ、メイクが少し過剰ではと(外つ国向けっぽいというのかな…)気になりましたけど、回を重ねるごとに自然になっていったのでそこはちょっとほっとしました。

それを踏まえて、主演されていた二人が色んな意味で難しい役柄をよくこなされていたなとも。撮られている状態で(映像のこちら側にはスタッフさんが大勢いるのではないだろうか)緊張を表に出さずに演じるというのはきっと大変なことですよね(後にこの子たちの所属先経験値によるところも大きいのではと知ることになる)。

演技について更に語ると、天城くん役の子がインストゥルメンタル的なシーンで(台詞なしでただ高良くんとすれ違うシーンとか)ほわほわっとした動き、そうした不思議な雰囲気をよく醸し出すなと感心。伝えるのが難しいのですけど私はそうした“台詞なしで空気感を出す”のがとても好きな人間でして(以前とある甲鉄アニメでも語っているよ)。

とはいえ気になることもあり(ここから完全なる個人の感想です)、天城くんがよく泣くんですね。漫画の方をチェックしてみると確かに涙はこぼしているのですけれども、それを実写で表現するとどうしても女々しさゴホッ女の子っぽいというか、心の弱さが強調されるように感じてしまって、原作ではもっと男の子っぽく感じたので結構気になりました(その涙が良いという人もきっといるでしょう)。

あと、役の性格…もしくは演出もあってなのか、よく口元をムニッとされるのが少し悪目立ちしているかなとも(そこがいいという方ももちろん略)もっと普通にしていてもよいのになあ…と毎度思っていたら後半の教室でのキスシーンでそうされていて、二人合わせて大変美しい表情のシーンとなっていましたね。これまであまり考えたことがなかった点、表情や感情をどこまで表現するかはもしかしたら難しいことなのかもしれないな、と考えるきっかけにもなったような気がします。

 

一方の高良くん役の子について。一部で台詞棒読みでは的な意見があがっていたみたいですが、原作を知らない私でも役作りで感情を出さないようにしているんだろうな〜ということはすぐに理解したのでちょっと謎に思いました。

それで察せられるように高良くんというのが大変無愛想な子でして、未読状態だった民としては寄ってくる子を無下にする系のお話か?と推測したのですけれども…確かにそういう部分はあれど…好きになった人に対しては惚れ~になるタイプなようで、この子どんな子?冒頭のあのシーンは何?と戸惑っていたこちらに「(おま、そんなに好きだったんかーい)」とおもわずツッコミを入れさせるほどでした。

そんな意外性大きな彼なのですが、笑顔になると雰囲気がガラリと変わることにもびっくり。その流れで演じられてる方について調べてみたらジャニーズ事務所所属の方で(天城くん役の方も)つまり笑顔がデフォ。…だとすると、あそこまで無愛想に演じるというのはやはりなかなかですし、逆に天城くん役の方のほうが通常時わりとクールらしく、己と逆の性質を演じたお二人はどちらも素晴らしいなと思ったのでした(ジャニーズ事務所所属の方の演技力について過去にも語っていたよ←別の衛星大阪ウサギです)。

 

出演者全般に関しては、周囲の友人役の方達の前面に出すぎでは?逆に出なさすぎでは?を少し感じながらも皆さん自然な演技で良かったと思います(ちなみに私はエキストラさんもよく見る派で、こちらの演技はあれとして学校にちゃんと生徒がいる様子を上手く演出されていた印象)。

更に述べると、からかいそうな雰囲気で良き助言をくれる田中氏の完全なる一軍ポテンシャルもさることながら、香取役の方の高校生にして達観されている様子、その落ち着きをしっかりと現した演技に関心させられました。ギャグ的なノリにも笑いましたね(ちなみにこの方もSNS等を覗くとかなりのイケメソで役柄とのギャップにびっくり)。大人の登場がほぼなかったことによって高校生特有の世界観がより表れていたようにも。

そんな感じで集中して見られたのですが、特筆しておきたいのが最終回のラスト辺りの演出の仕方。スマホを上手く利用して二人の様子を見せる演出が斬新で、思えば、毎回エンディングで映し出される二人の姿もとても良かったなと。。そんな、さりげない自然で美しい映像が満足度を感じた要素の1つとして大きかったと思います。

こちらのドラマも世間的に好評だったようで、続編を望む声も多くあがっているようですが(もちろんそれも大いにありとして)私はこれはこれで1つのSEASONとして完璧に近い感じで完結していたように思いました。

 

というわけで、素敵な作品&色々驚いた出会いだったのですが、ちょっと出演者注目感想となってしまったので、ストーリーや印象的なシーンなどについては先にも述べたようにまたいつか。

で、なぜここまで書き込んだかといいますと、、先にも述べたように主役を演じられていたお二人がジャニーズ事務所所属ということで、私のアイドルに関するとある記憶がうん十年ぶりに開いたことにあります。なので次はアイドルについて書く予定

 

いつものことながら長くなりました。読んでくださりありがとうございます

実写ドラマ、映画関連についてでした~

 

 

 

 


久しぶりの大人時間からの(漫画アニメ小説関連)

2022-11-20 | 漫画・ドラマ・アニメ・ゲーム

 

※BLについて綴っております

※キャンペーン等は終了しております

※ネタバレを含みますのでご注意をば

 

 

現在ものんびり参加中のBLというジャンル時々本屋さんや電子書籍サイトを覗いては好きな作品関連&気になる作品を手に入れて読んでいます。そのほんの一部について(感想も少し添えて)カキコカキコ

 

 

(まず、最初に語らねばならぬ……

まさかあの二人のその後を知ることができるとは………)

 

そう、その作品とは夏目イサクさんの『ダッシュ!』(オークラ出版)と『タイトロープ』(新書館)

何を読んでいてもこの2つに戻るという現象が起きていたほど大好きな作品です(語っているよ)。その二作品のその後が、なんと夏目イサクさんデビュー15周年記念小冊子に載りまして、私はリアルに狂喜乱舞しました。

タイトロープはがっつりお話が描かれ(相変わらずの好き好き具合だったさフフッ←)ダッシュは主人公二人と友人の進路が1ページ載っていましたね(できればお話を読みたかったけれど描かれただけでも満足)。

好きな作品のその後が読めるというのは本当に幸せなことだと改めて噛みしめた次第&作者様に感謝

 

 

池袋のアニメイトで見かけたので撮っておいたもの(コヨーテについては下に)

 

小石川あお『ご主人さまとけだま』(幻冬舎コミックス)

続編云々というわけではないけれど(あってもいいんだが?)本当に好きで手元に置いて読んでいたりするので載っけました(色々語っています)。

 

そしてのこちらでも狂喜乱舞

ゆき林檎『或る日』(大洋図書※同人誌として発行されたものの電子版)

こちらも大好きな作品のお話。

本編『玉響』ではずっと一緒にいてほしいな…というこちらの願いを見せてくださった上に(熱き語り)そこまでに至る日々の中のとある日をも見せていただけるなんて…ありがたい

主人公の1人が幸せを噛みしめている姿にこちらまで胸が熱くなりました(おまけではちょっと笑ったけど)。

 

 

好きな作品の新シリーズやスピンオフなども。

 

文善やよひ『鴆』シリーズ(Canna Comics)

シリアスな雰囲気で始まった物語が運命的な出会いによって温かなものへと変わっていく…なにより主人公の鴆であるツァイホンが可愛い…のシリーズが続いております(語っております)。

内容もさることながら緻密で美しいカラー絵の、特に羽の表現にはいつも感嘆。世界観が繋がっているのでツァイホンもたまに登場し、その幸せそうな姿にほっこり。

ちなみに…この作品に関しては後悔していることがありまして、コラボカフェが開催された際行けなかったのですよねその後お店自体も閉店してしまったりでしばらく悔やみました。でもその時コラボサイトで見かけた栞を後にとらのあなさんで見つけて購入できたので良かったです

 

 

南月ゆう『ラブネスト』(ディア·プラスコミックス)

サヨナラゲーム(…色々語っています再び)に出てきた同僚のスピンオフ。なんだこいつ?(言い方)と最初は思ったのですが、彼には彼なりに色々あったようで(そしてお相手の大人もっさ〜具合ともお似合いで)サヨナラ〜と同じくらいの勢いでハマりました。

ちなみに更に共通人物のスピンオフへと続いているのですが、が、そちらは読めていません。主人公自体はとっっっても私好みの雰囲気で姿を見せるたびにはわわ…となっているというのに、どーもお相手の雰囲気が好みでない。彼には同じくらいの年齢か少し年上のイケメソに翻弄されてほしかったです。とはいえ、きっと食わず嫌いだろうと思うのでちゃんと読もうと思っています。

 

 

市川けい『ブルースカイコンプレックス』(東京漫画社)

こちらも息の長い作品となっていますね〜。優しさで包み合っているような二人の雰囲気が幸せな気持ちを与えてくれる作品です(語り)。作者様の同人的な番外編も出ているので2人のあれやこれやを知ることもできたりも(なかなかにそれ的な意味でハードだったりもするけれど)。

 

 

緒川千世『やまない不幸の終わらせ方』(リブレ)

『誤算のハート』から知った主人公兄のスピンオフシリーズ。実はこの兄のお話のほうが気になって仕方がなかったという…。なぜなら、片思いの辛さをありありと見せられたから(熱く語っているよ)。そんな苦しみが昇華されていくのを読むのはもうほんとに幸せでした。

更に出版された『誤算で不幸な恋話』は、本編のその後やら何やらあちこちで描かれていたものがまとめられたお得な内容。もうみんなでいつまでもわちゃわちゃしてたらいいよ……

ちなみにこちらも池袋のアニメイトで見かけて撮ってましたグッジョブ

 

 

 

 

志水ゆき『 是-ZE- 春の雪』(新書館)

がっつり泣いた作品の(熱く熱く語っているよ)番外編。好きなペアが出るということで雑誌を買いに行きましたね。沢山のお話を描かれている方なので(読めていないのも多数読まねば)そうしたなか自分の好きな二人がピックアップされるというのは嬉しいことです。

 

 

で、、、

長年ジャンルを追っているとついにその時がやってきたりもするわけで─

 

日高ショーコ『憂鬱な朝 NOBLE COLORS』(徳間書店Chara)

最終回を迎えた名作のあれやこれやを集めたコレクションBOX。

最終の8巻にて主人公の1人の子供の頃からの憧れと恋がしっかりと実ったこと(やはり熱く語っているよ)、あんなにひどい目に合わされたのに腐らず勇ましく成長した姿におもわず拍手したのですが、が、ほぼほぼ完璧な流れのはずなのに何かが足りない(私的に)。これはやっぱり一度手酷く坊っちゃんには冷たく離れてほしかったなというmy性癖ゲホゴホ←

 

BLに限らずかもですが、隔月連載だったり作者様が他作品と掛け持ちだったりすると1つの作品が終わるのに長い年月を要したりします。なので最終回を読めるというのはとてもありがたいこと。寂しくもありますけど、ね。

 

おげれつたなか『エスケープジャーニー』(リブレ)

こちらも完結しました(語りまくりさ)。絵の上手さと絡みのシーンの激しさもさることながら、揺れる者と揺れぬ者…その内面がじっくりと描かれ、ラストそこに繋がりますか〜と私はそのあまりの表情の素晴らしさに涙が溢れました。BLというジャンルの色んな意味でのクオリティの高さを教えてくれた作品でもあります。

 

…こうしてざっと振り返ってみると続編等を読む流れがほとんどなのですが、新刊でがっつりハマった作品ももちろんあります。

 

座裏屋蘭丸『コヨーテ』(ダリアコミックスe)

素敵なタイトルもさることながらこの方の絵の上手さたるや。もちろん上で紹介した作品もどれも素晴らしく上手なのですが、この方は劇画チックといいますか日本人離れしているといいますか。連動するかのように絡みのシーンのエロティックさも凄いです。

ちなみに以前も語りましたが、私は助平ですがBLに関してその辺あってもなくてもどちらでもOK派でして、なのでどちらかというとこの作品はタイトルの響きと雰囲気で読み始めました。なんにせよ幸せになってほしい……

 

 

さてさて

ほんと‘その後’を追っていることが多いなと再認識。いやだって知りたいですよ好きになったカップルのその後が!←シアワセゼンテイダガ

というわけでのBLあれこれなのですが、漫画についてはまだまだ読んだなと思いつつとりあえずこの辺にしておいて〜の前にちょっと特筆

 

わたなべあじあ『BLUE BIRD. D.S.P ROMEO SIDE SOL 』(リブレ)

この作品についてはなんて説明すれば伝わるか私の能力では難しいのですけれども、短編なれど壮大です。

タイトルにもある通り『ROMEO』のサイドストーリー的なお話なのですが、魂ってなんだろう?という永遠の疑問が心に生じた時に読むと何かを得られるような気がします。

BLが苦手、BLの絡みシーンが苦手、という方も(私としてもちょっと苦手な攻め受け絡み形式でもあり)必ず読めとはもちろん言いませんが、心に響く物語としてジャンル問わず読んでほしいなと感じました。

 

 

小説も少し紹介〜

 

凪良ゆう『天水桃綺譚』(プラチナ文庫)

何度も何度も何度も読み返した作品です。

とにかく主人公が驚くほど健気で可愛くて、モモとかコモモとかスモモとか果実なのがまたよくてですね(ちょっと何言ってるか分からない人は読んでくだされば分かるかと)読み手の心を理解しているかのような物語の進み方におもわず唸りました。

特に後半の物語が好きでして、とてつもない状況に陥る過程があまりにもツボり、そこから怒濤のハッピーエンドに繋がっていく様子に本を持つ手がふるry

凪良ゆうさんに関してはBLドラマとなった『美しい彼』(これから見る予定)や昨今BL以外の作品でも話題ですが、私としては『ショートケーキの苺にはさわらないで』や『2119 9 29』が思い入れ深くどちらも声を上げて泣いた記憶。特に2119〜の数字の意味を知った時………だめだ書いていても泣けてくるのでこのくらいで。

 

といった感じでしょうか…今回はざっとな感想でしたがまたいつか1冊1冊をじっくり語れたらなと思います。

 

最後にアニメの感想〜

『過呼吸』

(dアニメでもうすぐ終了覧にあったので視聴)

久しぶりに終始ドキドキしながら見ました。まあ、BLジャンル徐々にのんびり参加というのもありますけど、全体の雰囲気が独特で繊細というか(日本のアニメとはまた違うというか)、こういう描き方、表現が見たいというのを現してくれたかのような作品。

その辺りを少し詳しく語ると、例えば雷が鳴るあたりのイヤホンを外して上を向く表情やそれを見つめる唖然とする姿(好きになった瞬間がわかるというのかな…)ごめんという彼を思い出して口が思わず開くところ等も(その後舐める素振りはちょっと苦手な表現だったけれど)。音楽の使い方も印象的でしたね。短い時間の中での物語の進め方も良く、指輪をしていたので不倫もの?だったら嫌だな見ないわ~と思っていたらまさかのハピエンだったのも良かったです。

そして…性描写の表現に驚きました。アニメのそういったシーンって見る機会がほとんどありませんけど、とてもとても生々しくてぽかーんとなったほど。でもこれが表現力の凄さに繋がるのかなとも。

 

というわけで、漫画あれこれの感想についてでした〜

 


合間に~くじ・オマケ・ガチャガチャ編~2

2020-11-20 | 漫画・ドラマ・アニメ・ゲーム

 

※自粛期間外のものもあります

※販売はほぼ終了しております

 

くじと関連コラボ商品etc.にもよく参加しました

 

まずはこちら~

 

ローソンで行われていたドラゴンクエストふくびき所スペシャル

当たったのはI賞-3ランチョンマット

 

上に乗ってるものによってよく見えない……

スライム型のパンが販売された際迷わず購入しまして、さっそくランチョンマットの上に乗せたのでした。たべてほしそうにこちらを みている(笑)

 

こちらの方がよく見えるかな?ドラゴンだらけの絵柄でした。

それにしても衝撃のスライム味(スイートライム)というね…タノシイゾ…右はスライムベスのマンゴー味

ちなみにファミコンが我が家に来た際スーパーマリオと共によくプレイした記憶がある『ドラゴンクエスト』友達や親戚の家では何度かクリアを目撃しつつも、自力では途中の空白期含め何十年もかけてクリアしたのでした。。。

 

あとスライムの形が好きでして、くじもそれ系を狙ったんですが結局出ず(回数を決めて引くタイプ)、落ち込んでいたら後日ガチャでスライムを見つけ舞い上がりました。

可愛い~

 

スライムすきーなのでこちらも

 

「転生したらスライムだった件」のくじあれこれ

別くじで引いたラバーマスコットのリムル人型も可愛いけれどぬいぐるみの可愛いさよ!!触感もよくて気に入っております(後ろの「さらざんまい」ケッピと仲が良いこともご報告しておきます)

 

ガンダム一番くじあれこれ&ガンダムベースにて入手のガンプラ

コアファイターが当たった時は気分が上がりました

ガンダムベースで入手したSDもちまちま作ってだいぶ形になりました(分かりずらいかな?真ん中にいらっしゃる)

 

 

そしてのカービィくじ

ゲームはあまりプレイしたことがないけれど可愛いぬいぐるみがあるな、欲しいな、、と参加したらA賞のスピーカーが当たりました。そういえばスピーカーが欲しかったんだった普通の形のだけど…としばし呆然。とはいえ、可愛らしい形にはなったけれど来てくれて感謝なのでした。

 

 

こちらのカービィくじはそれこそA賞(ライトっぽい商品)狙いだったんですけどD賞でした。でも実用的だから良いかな。

 

すみっコぐらしもぬいぐるみ目的でしたけどチャームでした~でも可愛い

 

ヱヴァンゲリヲンのくじ(フィギュアが欲しかったけど安定のクリアファイル)

 

詳しくはないけれど素敵だったので参加したアイドリッシュセブンくじ。開始されてから数日後も少し残っていたので(本当に欲しい人のために人気だからといってむやみやたらに参加、はしない)素敵な色がいただけました

 

他に刀剣乱舞関連や鬼滅の刃関連にも参加したのですけど、そちらもまた後程。

 

それにしても、、、

こうして振り返ってみると、巷できく“本当に欲しいものってなかなか来ないけれどなんのけなしに~だとA賞が出たりする説”ってほんとかもしれないなぁと思いました。

基本、何が来てもご縁だと思って楽しみたいものです

 

 

 


合間に~くじ・オマケ・ガチャガチャ編~1(追記あり)

2020-11-15 | 漫画・ドラマ・アニメ・ゲーム

 

※自粛期間外のものもあります

※販売はほぼ終了しております

 

 

活動が制限される中、食料品等を購入しながらくじに参加したりオマケつき商品を購入したり、ガチャガチャを回したりもしていました。

というわけで……

くじ・オマケ・ガチャガチャ編

 

まずは前記事のくら寿司さんのびっくらポン

 

ピンク色のカプセルのワンピースを出して以来(一時期あまり外食しない派だったもので)その後も何回か出ました。5回に1回の確率で当たるらしいので食べる量を増やせば確率も高くなるという結果かな?ポケモン、スターウォーズ、すみっコぐらし、くら寿司オリジナル等々。美味しく食べてオマケももらえるかもなんてありがたいです鬼滅の刃関連のものも入手したのですが、それはまた別記事にて

 

 

チョコエッグ関連と飲料に付いてくるオマケ的なもの

ドラえもん、スターウォーズ(なぜかダークサイド系がよく手に入る気がする)、ディズニー、名探偵コナンと…ドラゴンボールとポケモン。ちなみにチョコエッグってチョコレート菓子の中でも特に好きな部類に入るくらい美味しくて、食べる目的で買ったりもします。

[追記]

人気で買えなかったどうぶつの森チョコエッグを発見!!しずえさんでした~

[追記2]

こちらも飲料に付いてきたもの。そして伝説へ…

 

ちなみにちなみに、フィギュアもいいけれど上のドラゴンボールの文房具っぽいもの(クリップホルダーやペン差し、物乗せなどなど)実用的なものは使用するたびフフッとなるので楽しいです。

 

 

その実用的なもの

オマケではなかったけれどローソンで見つけたアイアップという会社のパックリップスという商品。実用的~

 

 

こちらも実用的なペットボトルカバー…駅の自販機でコラボのお茶を買うと絵柄ランダムで付いてくる~というものでした。朱鷺が乗車していて可愛い

 

こちらはコンビニで買ったペットボトルに付いていたもの。あまりご縁のないリラックマだけど改めて見ると可愛いね~

 

マクドナルドのハッピーセットにもオマケが付いていて、発売開始から数日後も残っていたので購入。ドラえもんには仕掛けがあって(鈴に乗せるとタケコプターが出る)ミニオンズはケースが特に可愛いかったです

それにしてもオマケって楽しいな~

つづく

 


アニメ語り3

2018-11-15 | 漫画・ドラマ・アニメ・ゲーム
※アニメについてネタバレを含みつつ好き勝手にまとまりなく語っております。



「ガンダムビルドダイバーズ」

歴代のガンプラを使用してバーチャル空間でバトルという設定に思いの外ハマりました。

物語の流れが良くて、特に‘再開、友よ’の回では形勢逆転とかライバルチーム同士がバトル後交流するとか良かったです。バーチャルのいいところは精神的にくるものがあったとしても実際の肉体が(アニメだけど)傷つかないところ。そんな感じで基本のほほんと見ていたのですけど……

登場人物の一人が思わぬ存在だったという、とんでも設定があり驚き。実はこの子のことが当初あまり好きではなくて、なんのためにいるんだろう?とすら思っていたので、なんかごめんね…となりました。試練を乗り越えた後のちっこい姿が可愛くて、そして楽しそうなので安堵。登場人物も結局みんないい人で、私はこういう平和過ぎるほど平和なストーリが大好きです(ガンダム本編達が辛すぎるのも多分にあると思われる)。




「BORUTO-ボルト-NARUTO NEXT GENERATION」

元々がっつり見ていたシリーズではないのですけど、お父さん編を時々見てまして(というかなんと連綿と続く物語なことよ……)そのうちナルト君が妙に落ち着いちゃったり結婚相手がどうも納得いかなくて(かといってサクラちゃんがいいというわけでもない)結局離れていったのですが、映画「BORUTO-ボルト-NARUTO THE MOVIE」のアニメ版(同じ内容をアニメ本編でやるver)を見て視聴復活。ボルト君が勝ててしまったのはちょっとどうなんだろと思いつつ全体の出来も良く、特にナルト君の振り返りシーンは素晴らしかったです…からの奥さんに関してもなんとなく受け入れられた次第。

現在もシリーズは続いていて、ボルトの友人のミツキ君の出生の秘密や彼が今共にいる者たちの存在意義とかにしんみり。ちなみに私は隠れみの術が得意です(存在感が薄いのさっ)





「ONE PIECE」

タイミングが合うとなんとなく見るようになった作品。でもお菓子の国だか島だかの辺りからは緊迫していて結構集中して見ています。それにしてもチョッパーかわいいなあ……
変身姿はびっくりだけど。




「ゾイドワイルド」

偶然1話を見て何気にその後も見ていたけれど最近ちょっと滞りがち。主人公がちょっと駄目すぎというか、お世話とか色々ちゃんとしていない感じがして。

本能解放とか強制解放とかの様子もあまり好きではなく…ではなぜ見ていたのかというと、ライガー種という貴重なメカ動物の格好良さと可愛さに興味をもったので。主人公の成長物語と考えればよかったのかな(話しが進んだ今は変化があるかも)。




「ポケットモンスター」

ポケットにモンスターとか素敵なコンセプトだなーと思いつつ、ほとんど見たことがありませんでした。が、ちょっとご縁があってポケモンGOをプレイしまして、その流れで地上波放送の映画「ポケットモンスター キミにきめた!」を視聴。

泣けた。

サトシ君とピカチュウの絆が良かったです(なんかピカチュウしゃべってたけど)。というかピカチュウの鳴き方?がもう可愛くて可愛くて、声優さん素晴らしいですな…ってえええ!?チョッパーじゃないかっ

で、アニメ本編を見てみたんですね。……さとし君の頬っぺたの線が映画と違い過ぎる。闘いでついた傷とかならまだしも可愛らしく頬が染まっている表現だとしたら強調し過ぎではないだろうか。あと昔ドラえもんを映画で見た時も感じたのですけど、本編と映画との差、別世界観ってなんかちょっと寂しいですね。





「メジャーセカンド」

※辛口に語っております

2クール放送されてとりあえずアニメは最終回を迎えました。

で、本編について語る前にこれだけは。ちょっと受け入れがたいシーンがあったなと。

それは、主人公のお姉さんが意味もなくスクール水着で野球の練習に参加するシーン。

これ、どういう必要性があるのだろう?しかもこの格好だけでも何これと思ったのに、どうしたってお尻に目がいくポジションの取り方も意味不明。千歩譲ってこれが幼く見えても成人で深夜帯だったらなんとか我慢するけれど、夕方放送で完全に未成年じゃ駄目なのでは?そして私は見過ごしましたけど他にもそんなシーンがあったようで……うーん。この意味不明なシーンがなければ夢を追う困難さをリアルに追及したある意味斬新なアニメだったのに残念。

その後この作品に対する印象は悪くなり、そこからはもうほぼ見ませんでした。でもまあ最後はまさかあそこまでシビアだったとはとも思いましたし、多分続編があっても最初の頃のような気持ちでは見られそうにもありません。




「Free!─Dive to the Future─」


加速している美しい作画。魅力的な人物とそれぞれにお似合いの声──というのもさることながら水の表現がやはり秀逸。

物語の方は大学生編といいつつ昔の仲間との確執のようなものが前半メインで、ちょっとなんというか、かつての仲間の子が七瀬君を意識しすぎに思えてもう少し君の周囲の友人にも心を配ろうか?と思いました。

とはいえ、その合間に後輩達の成長もきちんと描かれていて(登場する女子の筋肉フィーバーぶりにはあまり共感できなかったけれど)七瀬君の心の成長も見えた気がして、とにかく色んな人物を取り上げながらうまくまとめている印象。

そして最終回に向けて世界が見えてましたね。ただその肝心の最終回の最後の最後をもう少しきちんと見せてほしかったかな。あの状態で2020年に引っ張るとか何プレイだ。

あと、この作品にはまってから日が浅いせいなのか真琴君がなぜ選手ではなく指導の道に進むのかいまいち納得いきませんで(競泳での才能ありそうなのにな……)でもまあ指導者に向いてる性格であるのも確かな気がするので色々ありつつみんな頑張れという気持ち。

で、ちょっとここから私の話しなので興味ない方とばしてくだされ。

昔一度だけとある関係で競泳の公式戦を見に行ったことがあるのですけど、アニメを見ていたら屋内プール会場に入った時の強烈な水の匂いを思い出しました。そして何気に一般席に座っていた大学のチームTシャツを着ていた子達(女子)のマナーの悪さも。大声とかではなく終始悪い姿勢で前の座席を足でどかどかしてたのですよね。

それから、、、これは完全なる私の勝手な考えなのですけど水泳選手同士の強固な仲間意識も実はなんとなく苦手というか、身内以外はかやの外感も感じたなと。。なので、素晴らしい競技と思いつつもそれ以来リアルで観戦には行っていないのでした。




ちょっとしんみりしちゃいましたが、前期&継続中アニメの感想はこんな感じです(ビルド以外のガンダムシリーズの感想は個別でいつか)

今期もいい作品が結構あり、劇場版も見たい、あれもこれも…と正直需要に追い付けてません。





アニメ語り2

2018-11-15 | 漫画・ドラマ・アニメ・ゲーム

※アニメについてネタバレを含みつつ好き勝手にまとまりなく語っております。




「天狼 Sirius the jaeger」

誤解を承知で書けば名作&大作になりえた作品だったと思います。

ヴァンパイアvs特殊種族+人間という構図で、主人公の特殊種族が手に入れた力の設定が壮大だったなと。

匣と呼ばれたその存在の力は一体どのようなものだったのか本編では細かい説明はなかったけれど、物語の様子から宇宙の理に触れるような雰囲気。でも(とりあえずなの…か?)全12話で終わったところから予測できる通り深入りせずに終わった感じでした。
まあダラダラやるのもなんだけど、もし1話のクオリティのままじっくりと掘り下げていたら化けたかも。なので“なりえた作品だった”という表現です。

その1話。ちょうどタイミングが合ったので見始めたら絵といい動きといい凄い作品に出会ってしまったなと思いました。ただ先にも述べた通りそのクオリティが続いたかというと…うーん。

そんな風に、全体について書くと素晴らしい部分とうーんという部分が混在していましたね。

素晴らしい部分は、兄との絆。故郷で起きた悲劇によりヴァンパイアになってしまった兄との対立を、幼い頃の二人の様子も描くことによって切なさが倍増しました。特に3話では兄のかつての優しい姿が見られハンカチ必須(それにまつわるエンディングの様子も良かった)。あと匣の隠し場所がなかなかになかなかで、そこで行われる父との邂逅も良かったです。

うーん…というのは、主人公の周囲にいる人々の描かれ方。12話なので仕方ないとはいえ掘り下げが少なかったのと、不死身に近いヴァンパイアと闘うには人数も少なく、そして普通の人間過ぎるなと。

あと、彼らがお世話になる屋敷のお嬢様がなんとなく恋愛的な雰囲気でずっっと絡んでくるのが気になりました。彼女が例えば主人公の命を救ったとか何か特別なエピソードがあればよかったのですけど、ただ一目惚れしてついてくるという感じだったので。兄弟の絆や匣のストーリーに集中したい時にギャグ要員的に(癒し要員とも違う気がする)出てくるので気が削がれましたし、なんというか全体がぶれるようにも。

あとはヴァンパイア側ももっと掘り下げてほしかったですね。1話に登場した女ヴァンパイアが非常に怖くてハラハラさせられたので、最初からこんなんで後々どんなのが登場してくるんだ⁉と思ったら話しが進むにつれ全体の異様さが薄れていったようにも(とはいえ非道な感じは好きじゃないから私としてはあれで良かったのかも)。

ストーリー以外では戦闘シーンでの動きの躍動感がかなり感じられました。特に1話の気合い、凄かったですね。でも時々素人目に見ても絵が変に感じられることもあったから(引きの場面)そこは残念。

そして最終回。

当初予想したのは、最後に兄と闘い肉体を滅ぼすことで魂を救うという展開。それはちょっとありきたりかなーと考えていたら、想像よりずっと兄の弟を想う気持ちが強くて感動。だからこそあのラストはただ兄が弟に尽くして終わっただけに感じられたのでうーん。あの時点で匣を取り込んだからには奇跡を起こすことができたはずなんだけどな……。力の表明にもなるし。

とはいえ、その辺りの描かれ方は素晴らしかったです。弟の涙が兄の涙に変わってゆくのは(頬を伝って兄の瞳に入り込む──)はマイベストシーンに入るほど斬新な演出でした。そして最後の最後で映される主人公の様子の変化もとても良かったです(それを少し感じさせるオープニングの最初の表現も良い)そこに深淵があるように思いました。

とまあこんな感じなのですが、最終回の様子からなんとなく続編を匂わせるようでもあり…無い気もするし…どうなのだろう?分かりません。

ところで余談ですが、このころH.G.ウェルズの「タイムマシン」を読んでまして、そこで天狼星という文字が出てきたことでようやくシリウス=天狼星と気付いた次第(無知人間です)。

余談の余談ですがヴァンパイアというと私にとってはあまり怖い存在ではなくて、それというのも昔、赤川次郎さんのヴァンパイアシリーズを長らく読んでいたから(表紙絵もとても好き)。このシリーズのヴァンパイアは力もあるし魅力的だしユーモラスでした(吸血鬼が祈った日から読んでないなー)。







「進撃の巨人Season3」

いやはや…いやはや……最初の頃は単純に人類vs巨人の物語だと思っていたら、そんな簡単な内容ではありませんでした。見る度にうなり、よくぞここまで考え込んだ作品を生み出してくれたものだとため息。原作未読者だけど何度手を出そうと思ったことか(現在も葛藤中)。

この作品に関してはリアル日常会話でよく「まだそこを知らないの?」といった流れになるのですけど、それは馬鹿にされているわけではなく羨ましいといった意味なのは周知の事実。これからあの謎の答えを知るなんて羨ましい‼というふうに。それくらい進むごとにゾクゾクする内容なのです。

三期に入ったアニメに関しては対巨人というよりは人類vs人類なのと、説明調が強いかもということで楽しめるか?という話しもちらほら出たのですが、全っ然楽しめました。というか戦慄しました。

個別にあげると、大型過ぎる巨人(それが登場するまでの流れも凄かった)が地を這う姿とか立ち上がった時の姿がもう恐怖オブ恐怖でしたよ(怖すぎてチビry…ゲホゴホ)。ヒストリアの立体機動と空中に散る核のシーンも息を飲みました。ただの悪役と思っていたケニー氏の友への想いやリヴァイ氏とのラストの会話も美しく泣けましたし。。。巡り巡って色々繋がってゆくのも驚愕。でもまあ、やっぱりこれはループなのかな…これまで登場して散っていった登場人物達が皆魅力的で、いつか何事も無かったように会えるきがしないでもしないでもしな…ループ


ところで、原作者の先生が19才の時に書いたという進撃の巨人0話なるものをマガジンデビューというサイトで読んだのですけど~ちょっと上から目線になるけどあえて~まだまだこれからの作品だなと思いました。学生の頃にクラスメイト達に見せてもらった漫画ノートの中身のような。熱量はあるけれど本能のままのような。

そこからプロになるには色んな意味でやる気が必要だと思うけど、先生はそこを突破して現在の進撃までもってきたのですよね。なんか、、、今悩んでいる漫画家志望の方達が読めば獲るものが大きいように感じられましたです。

で、感想を書いてる間にハリウッドで映画化決定情報入りました。

期待できるかもしれない(特に立体機動の表現。配役は少々心配なところもあるけれど)。

ちなみに日本で映画化された際の三浦春馬さん、結構良かったと思うのですよね…内容は、まあ、あれだ。全体の感想は大阪でお茶でも飲みながら書くとして、注目のリヴァイ氏は想像した時某海外グループのボーカルの方が浮かびました(とっても有名な方なんで誰とは言わない)。

それにしてもSeason4まで待てるかしら、、、原作読むかどうしようか……←

こちらもコラボカフェに行ったのでその記事はまた。




「PERSONA5 the Animation」

何かのCMキャンペーンの男の子の姿がツボにはまり(仮面をとるところ)見始めたけれどよく分からず。バーチャル世界のお話しかな?その後は絵を見るために…という感じでした。いつかもう一回じっくり見なければ。

それにしてもこちらに登場する女子はなんだか素敵で嫌な気持ちにならず(この違いはなんだ)。そしてチョッパーと同じ声のモルガナの声がやっぱり可愛いな、と。

で、こちらも最終回はいいところで中途半端に終わりました。結末は年末特番でだそうです。そっか……(聞こえますか聞こえますか…アニメ製作者の偉い人達…最終回描いてくれてありがたいけどクール内で納めようか……特番はそれからだ……)

コラボカフェも行きまして、ここにあげようと思ったのですけど飾り付けが良く写真が増えそうなのでその記事も後日。




アニメ語りコラボカフェも少し1

2018-11-06 | 漫画・ドラマ・アニメ・ゲーム

※アニメについての感想をネタバレも含めまとまりなく書いています。




今期(もう前期)のアニメについて感想を書こうと思ったら終わってました(遅筆なせいだ)。なので前期アニメと前々期のアニメの感想についても少し。




「LOST SONG」

よくあるファンタジー系と思ったら途中からとんでも展開でなかなに新鮮で面白いと書いていたのに、結構普通に終わって、あれ?といった感じでした(再放送は見てないけどどこか変わったのだろうか)。

これは…他でちゃんとしたラストが用意されている展開ですかね?最終回の本編宣伝混ぜ混ぜ演出からすると。だとしてもあれだけ予想もつかない流れを見せておいて、それこそ「(えーっまじか!?こんな展開初めて~考えた人天才っ)」という感じで誰もが救われる夢のような展開を期待していたので残念。



で、前期です。

1話もしくは2話を見た印象で継続するか否か決めました。

ただし──

女子のお胸が生物のごとく不自然に動いていたら問答無用で却下。強調衣装すら苦手なのに更に動いたとあっちゃそりゃもう駄目です個人的に。

もう少し述べると…そういったキャライメージに需要があるのも分かります。でも、そこから度を越えて性的なものを強く感じたり大切な体の器官を異様に表現するのは受け入れられないのですよね。男女共に体のパーツに性的なイメージを抱くのは、まあ、生物としてありえるとしてもアニメでそこを度を越えて表現されるのは苦手。
とても。
あと意味不明な水着姿が登場した作品があったので、それについては後々個別に。

ついでに苦手意識を記しておくと、イケメンが出てきてそのお相手に可愛らしい女子が出てくる~というのもほぼ駄目でした。はっきりと恋愛メインなのは大丈夫なんです。でもそこら辺がはっきりしていない男女ものというのがなぜか苦手(一体どういう心理なんだこれ)。ちなみに女子だけ沢山登場&ちっちゃ可愛い女子キャラは「刀使ノ巫女」のおかげでほぼ克服。


これらをふまえて見た作品達はこちら↓



「はたらく細胞」

いや~面白い。昔夢中になって読んだ学習漫画を思い出しました。その昔の本は小さくなって体内に入り込んだり内臓に顔がついて話したりだったのが、このアニメは完全擬人化ですからね。細胞がまんま人の形をしていて体内が街の様になっているという新しさ(彼らの体内はどうなっているんだという謎もあるけれry)。

メインは赤血球と白血球かな?赤血球がボーイッシュで声も含めて可愛くて、白血球がイケメン&イケボ。その名の通り真っ白で勇敢でよく働きそしてなんとなく顔色が悪いのもツボリました。
ちなみに赤血球の声の方はあちこちのアニメで声をききましたけど、THE声優という声質で聞いていて気持ちが良かったです(「屍者の帝国」特におすすめ )。あと樹状細胞さんの別のアニメ(「殺戮の天使」と…あ‼「刀剣乱舞」の膝丸様もなのねっ)での声との違いも感心。

都度登場する周囲の器官も個性的。まあストーリー上仕方ないとはいえこの体の主がよく変調をきたすとか色々、ん?となりましたけど全話通して体内のことを分かりやすく教えてくれる感じでした。基本ホンワカしていたのも良かったです。シリアス展開の時は小さな血小板ちゃんやマクロファージさんの佇まいと癒し系ボイスに救われもしましたね。

とまあこんな感じなのですが、体のことって自分のことであってもよく分からず時に不安にもなるのですけど、このアニメはそんなマイナス要素を優しく包んで向き合うことを教えてくれてもいるようでした。体の1つ1つの細胞が働いてくれることに感謝しなければ。


で、以前行った池袋のプリンセスカフェにてコラボカフェが開催されていたので(現在は終了。別のカフェでは復刻開催とかされてるようです)行ってみましたぞ。

甘味とドリンクを欲していたので頼んだメニューはこちら




プリン隊.ア.ラ.モード

普通のプリンじゃないだろうかと思ったのですけど、写真で見ると飾りつけが丁寧だなと。




キラーT細胞ドリンク

コーラが飲みたくてこちらにしました。キラーT細胞もイケボだなぁと思っていたらお声が鹿楓堂のぐれ様と気づく(もっと言えば進撃のエルヴィン様だった。二枚目も三枚目もシリアスもできて凄いお方だ…あれ?ヤマトの古代進もだーっ)。

コースターもいただきました。





「殺戮の天使」

なんとも物騒なタイトルだけど、メインの登場人物のチームワークがよくて見ていたらやっぱり物騒でした。閉ざされた空間からいかに出るか、そんな脱出ゲーム的な内容だと思っていたら実際ゲームが元になっているようですね。

登場人物は、言葉遣いが乱暴で色々と怖い感じの青年と天使のように愛らしい女の子。基本ちっちゃ可愛い子が苦手な(最近克服気味)私でもこういうどこか冷めた感じの子は結構好きです。

全体の謎めいた雰囲気とか部屋の様子も興味深く、そこはかとなく互いを信頼している感じが漂っていていい感じで見続けていたのですが、気になったのは二人が抱えた罪。他の登場人物との攻防でも残酷さはあったけれど、その二人の罪は無抵抗な人や身内への攻撃で、アニメといえど受け入れがたしでした。残念。でもここまで見たら脱出後の地上を見たいとなり継続。


で、ラストに向けて誰が本当は天使だったか──ということに関してハッとさせられる場面があって(この考察は多分合ってるはず)鳥肌がたちました。こういう思い込みをひっく返されるってほんとドキドキします。そしての最終回……は、なんと一番いいところで中途半端に終わりました。本当の最終回はネットの有料放送で見てくれとのことでした。唖然呆然。初めてのパターンですがな結末は媒体替えて見てくれとか。そんなことあっていいんでしょうか?

でもこれどうなんでしょう、利益目的と考えるべきなのか、それとも実はきちんと最後まで描いてくれることに感謝すべきなのか…うーん。
こういうの増えそうでちょっと、いや、かなりやめてほしいかも。




前期と今期とエトセトラ7

2018-06-14 | 漫画・ドラマ・アニメ・ゲーム

さてさて、前期やら今期やら来期やら(さらにその先もあったな)アニメあれこれ語りでした。

こうしている間にもストーリーは進んでゆき、と同時に気になることも出てきて…

例えば「メジャーセカンド」では一方の母親のモブ扱いがフェアじゃない気がしたり(なんか色々勘ぐってしまう)、可愛いだけかと思っていた女子キャラがチームに入ってきて「(おっ)」となっていたら、やっぱりただの癒し要員のような扱いだったり。。。

「ピアノの森」では、なぜ深夜枠なんだろう?と思っていたら字幕にて主人公の母親の同僚表記が娼○となっていて「(え?)」となりつつ確かにただの酒場にしては土地柄の扱いが極端だった気もして、時間帯はこれでか?原作を読まねば…となったりしてました。

その他「弱虫ペダル」の御堂筋君の子供時代は泣けたけど、仲間を消耗品扱いするのはいかん嫌いになるぞ!とか「ガンダムビルドダイバーズ」を覗いてみたら思いの外好きな設定に思えたり「東京喰種」も久しぶりに覗いてみたら相も変わらずな際どい表現でうーんとなりつつなんか泣けてきたり…してました。


…とめどなく語りそうなのでこの辺にしておきます。



ところで、今回は途中でコラボカフェについて語ったりもしましたけど、コラボカフェ楽しいですね~。

もろもろの再現メニューは見ても食べても楽しく、オマケも嬉しい。これまでほとんどキャラグッズにまったことがないのですけど、微妙に私の中で興味が芽生え始めています(ガンプラにしてもだし…どうなってしまうのだろう)。


で、なか卯で進撃の巨人コラボが開催されてまして、どうせ食べるならオマケつきがいいでしょ?と自問自答した結果



どんぶりふち巨人(正式名称ではありません)を手に入れてました←さっそく



可愛い(え?)…そしてよくできておる。

三期が始まるfree!のローソンコラボファイルも同じような理由で(対象商品三点購入)手に入れました。


そういえば弱ペダの小野田君はオタクらしいですね…私も、多分もう、オタクです。


前期と今期とエトセトラ6

2018-06-05 | 漫画・ドラマ・アニメ・ゲーム
で、話し込んでいる間にガンダムヒストリア関連、全ガンダム大投票の結果も出ました~


機動戦士ガンダム1位!!


この素晴らしき作品あったればこそなので大いに納得。とはいえ、以前も書きましたけどファン層が幅広いですからね(投票のほぼ八割が男性のようだが)それぞれに思い入れもあると思うので、順位は1つの目安かなと思います。

…こう考えるようになったのは、私が色んなガンダム作品を追い始めたことにもあるかも。ユニコーンや第08MS小隊を最初から見たいというのもありますし、シャアやアムロのその後のこと、時系列順や個別に気になった作品etcガンダム熱がかなり増しましてきました。まさか今になってこんなにハマるとは──まあ、私とガンダムとの縁はそういう流れだったのでしょう。

とはいえ、この熱を阻むものもあります。
それはサヨナラという名のフラグ…つまり


登場人物との別れ。


要するに悲話でして、正直なところ今の私が求めている物語は完全なるハッピーエンドまっしぐらストーリー。なので、ガンダム作品を追うというのは真逆の行為なわけです(なのに止められないという矛盾)。

こんな状態なのでちょっと心の準備をば、、、と先におおよそのあらすじ的なものを仕入れ始めてているわけですが(周囲にファンが多いので手段にことかかない凄さよ)、いや~出るわ出るわ心えぐられそうな悲話の気配。なんですか?ガンダムって悲しい別れをテーマにでもしているんですか?と問いたくなりました。その一方で小説版、OVA、漫画版などではフォローも存在しているようで(生存していたとか)、それはもう本当に結構な救いですし、ありがたいな…と思いました。製作者側にも人の心、いや葛藤があるようにも感じます(膨大な広がりに作品全て追える気はしないが)。


ですが、ちょっとこれだけは真剣に。

※以下ネタバレ注意
!

※かなり辛口に語っております





10周年ということでガンダム00がにわかに盛り上がっておりまして、ちょうどいいと見進め始めています。いやはや、、、こんな素晴らしい作品をスルーしてましたか自分。高河ゆんさん原案のキャラは皆魅力深く、内容も現代の世界情勢に通ずるものがあり登場するメカもシステムも格好いい。

ただ、、、そうした中やはり含まれているわけです悲しい別れが。特に中心人物的な仲間思いの人物をなぜ?と思うのですが(ニールのことです)そこはもう見守るしかないですよね、展開に関しては見守るしかないです。

でも…

あの状況ならもしかしたら生きているのではないか?というわずかな希望を打ち砕くような、後々の表現は必要なのでしょうか(PS2のエンディングのこと)。

媒体が限られてるとはいえ、今の時代口コミは届きますよ。あれで納得する方もいるとは思いますが、私はひどく嫌な気持ちになりました。なんだろう…受けたショックから心を守るために、もしかしたら?と考えるのはそんなにいけないことなのでしょうか。
言葉は悪いですが

“はっきり分からせてやる、見ろ”

という風に感じられて、嫌なことをしてくるな…と久しぶりに製作者側に向けて怒りを抱きました。いち視聴者が生意気ですけど、
一応ファーストガンダム時代から人生の一部にこの作品を置いてきた者としては、あまりにも思いやりのない行為に感じられました。



(冷静になろう。。。)

これを踏まえて、ガンダムの世界を探り始めて改めて感じたのは、視聴済みのF91も(ビルギットさんのことなどあるにしても)ウイングも実は結構優しい内容で、偶然なのか何かを察知してなのか私的にはむいていたのだなと。でもまあ、これからもガンダムシリーズは続いていき、そして(特殊設定以外のもので)完全に別れのない作品は多分でないのだろうな。


で、ソングランキングも出ましたね~。森口博子さん、強い。全作品通して名曲が溢れていることも分かってきたのでその中での存在感はさすが。ちなみに森口博子さんはサムライトルーパー(未視聴)関連曲もいいです。あと戸田恵子さんのインパクト強め歌詞の曲もありましたな…。

ランキングでは他にキャラやメカについてもありましたけど(というか私はずっとズゴックをズコックと勘違いしていたよ…シャア専用は人気高いよ…)見ながら探っていくのも楽しいです。



それにしても、ガンダム含め追わねばならない作品が増えに増えて困りました。そしてあろうことかガンプラにも興味が芽生え始めている私の好奇心を、誰か、押さえてください。


前期と今期とエトセトラ5

2018-06-01 | 漫画・ドラマ・アニメ・ゲーム

※ネタバレ含みつつ語っております


途中休憩を挟みながらのアニメもろもろ(そしてまだ続く)。

ほんとに途中参加が多くてですね、語っている間にも2、3?作増えております。時期ごとに開始するアニメを1話から(録画含め)追うようにすればこうもならないのでしょうけど、私はやっぱりご縁重視派でして…まあ現在は専門チャンネルやらアプリやらですぐ追えるので、ね。


で、コラボカフェでご縁のあった【刀使ノ巫女】を見始めています。

…何これ、泣ける。

ちっちゃ可愛いキャラのきゃぴきゃぴなお話しではなく(←私がただ苦手なだけ←どうやら食わず嫌いの予感)、和の雰囲気漂う奥深いお話しでした。とはいえ数話しか見ていないのですけど、その短期間でも感じられる絆や誰かを想う気持ちや懸命さ。これはもう最初から見なければ(←増える一方)。

作品を知った当初は登場人物がほぼ女性だけなので興味が持てるかとも思いましたけど、可愛いかったり美しかったり様々なのに皆総じて格好よくて、声もそうした雰囲気にあっていて良かったです(某アニメのハクメイを演じた方の口調がやっぱりかわいかったさ)。まあ数名のお胸強調衣装は思うところありますけれど、いろんなアニメで見るので需要あるんだろうな…ウーン。

それにしてもなんでしょう…宝石の国でもなんとなく思いましたけど、女性だけの世界って(宝石~は性別曖昧だけど雰囲気的に)描き方によっては不思議と魅力深いかも。。。そして私がちっちゃ可愛いキャラが苦手なのは対男性(の前での、か弱い様子)となった時なのかもなぁ…とか、ちょっと考えてしまいました(だとしたらあの作品もあの作品も見られるじゃないか)。

とにもかくにも、あの日カフェにてよく分からん状態だった私に良い作品だよ、出会えて良かったね~と伝えたいです(ちなみに清香ちゃんはゲームonlyキャラらしい…)。



からの追加作品の1つ【ヲタクに恋は難しい】

ヒロインのOL女子がまさに私の苦手なちっちゃ可愛いタイプでスルーしていたのですが、アニメ化の際のドスのきいた声が面白くて試聴。表の顔はやはりかなり苦手ですけど(イントネーションもなんか色々違うかな…)ドス声は、やはり面白す。同部署かな?の先輩カップルもいい感じで継続視聴しています。

が、一番好きなのはヒロインの彼の弟君関連の話し。こちらはまだアニメでは一部しか放送されてませんけどPixiv漫画でのネトゲ仮想空間のお話しが最高に面白くて、タイプミスとか(エヌの存在いずこ)中の人入れ替わりとか身バレとかツボりましたし、特にアバターでの兄のジャージスリッパたすき掛け姿─他は皆それぞれ世界観にあったものなのに─が最高に面白くて、久しぶりに漫画を読んで声をあげて笑いました。

ちなみに私はアクションRPG1コだけプレイしてるのですが、ちまちまとしかHPを削れないところに強い方が合流してきて一撃で倒す!!ということが何度もあって、補助もMAX装備しているはずの己の火力の低さと寄生感に悩んでおります(主に野良の時だが)。

話しを戻しまして、、タイトルでは恋は難しいとなってますけど、美男美女ばかりでスペックが高いですしお相手もいるので、社会人で恋をしながらのヲタク活動は難しいよ?の方がしっくりくるような気がします(あ、ちゃんとヲタクに恋は難しいをしているのか)。いずれにしても弟君と友達のその後も気になりますし、単行本も読んで見ようかな。



もう1つ追加作品【LOST SONG】

※ネタバレあり

※見ていない方は後半本気でスルーして下さい


二大歌姫幻想叙事詩というサブタイトルが気になってなんとなく見始めたら、思いもよらない超展開で驚かされました。

初めて覗いた時はよく見るゲームアニメ風冒険物という印象で継続はないかな~だったのですが、CMで見てはいけないものを見たというか


※見ていない方は本気でスルーしてね←再度の念押し







……




終末映画の予告のようなものがふいに流れまして「(あれ?このキャラ、今見てるアニメの子に似ておる…でも現代のような服を着ているのはなぜ⁉)」とザワザワしたら、どうやら映画ではなくほんとにこのアニメのことで、そのまま数話見続けたら実は壮大な物語でした展開で唖然。

予告CMに関しては賛否あるようですけど、私はあれを見なければ多分見ていませんでしたし、なんというか…先にも書きましたけど、わりと普通の冒険物に見えてしまったことやその他色々もったいない気が(もしやあえてそうしたのか?)


超展開にしても世界はそんなにうまく回るのか?先に心にダメージくわないのか?と微妙なラインを強引にいってる気もするのですけど、でも驚いたのは事実。面白い。

で、二大歌姫の一方がですね、、、声があまりにも幼可愛い過ぎて苦手だったのですけど、ダーク化の後変わるんですね。そこも良かったですし、もし幼い声もあえての演出だったらスゴいです。OPテーマとEDテーマが入れ替わるのも面白い手法でした。今後の展開が楽しみですし、なにより救われてほしいな。



というわけで、追加作品はこんなところでしょうか(あともう1つあるけれど、それはあえて次回)。