東京・ウサギSATELLITES

兎についてきた人だけが迷い込む不思議な衛星

愛しきつけもの

2010-08-31 | food&drink
昼も夜もずっと暑い今日この頃。スーパーに入って冷やっとした空気に包まれると、心底ホッとします。


・・・ホッとしつつ今日の夕飯のお買い物開始。食生活の基本は大体決まっているので簡単です。
店内を歩き回って食材が安くなっていれば自炊。お惣菜が安くなっていれば、それをメインにご飯とお味噌汁をつくる。そしてたまに外食。そんな感じです。。。


ところが最近、そのサイクルを脅かす存在が現れました。その名も「しそ大根」できあいのお弁当の端っこに鎮座している、桜色のおつけものです。(正式名が分からなかったので、勝手につけてます)これが酸味と歯ごたえが調度良くて、とても美味。お弁当のメインが例えハンバーグや唐揚げであっても、私の1番の楽しみはこれで、これが食べたいために、お弁当生活が何日か続いています。



でも、、、いくら好きだからといって、それだけのために買い続けるわけにはいきませんよね。そこで、個別で売ってないかさがしてみることにしました。でも似たようなものはあっても、同じものは見つかりません。もしかしたら“業務用つけもの”なのかも(そういうものがあるとすれば)
我慢すればいいことだけど、なんだか旨味のツボにぴったりはまってしまって...ちょっと困っています。


しかもですね、それだけにとどまらず(またまた熱く語る)ここのスーパーはぬか漬けも美味しくて、それも買い続けている有様。いくら汗の沢山でる夏だからといって、塩分のこと、ちゃんと考えないと。塩鮭→生鮭と、簡単なバランス計算を働かせています。


ほんとに、こうもおつけものが美味しいと困ったものです。...単に意志が弱いだけなのですけど。


で、なんだかんだで今日もまたお弁当を買ってしまいました。ところが、よく見ると入っていたのは別のつけもの。そろそろ、自制しろということに違いありません。

a drop of rain 2

2010-08-22 | 雨粒
「今」を生きる


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嫌なことがあって落ち込んでいる自分も、目の前でパンッと手をたたいてみれば、その次の瞬間は、元気でやる気に満ちた自分に生まれ変わっている。


禅 シンプル生活のすすめ(三笠書房)より一部抜粋

鼻歌びと

2010-08-21 | 世界・旅
パスポートの更新期限がせまってきました。旅行もなかなか行けないからな~と少し迷いつつ、強い身分証明なるので、また持つことにしました。
必要な書類、写真、受付時間はいつまでだったかしら?と考えながら、旅した時のことがよみがえります。



あれは、N.Yのスーパーで買い物をしていた時のことでした。


お土産の買い足しをしていた私の耳に、ふと天使のような声が聞こえてきたのです。店内放送にしては全体に響いてないし、でも声があまりに美し過ぎてプロのよう。自然と音源をさがしはじめていました。...すると、ポストカード売場にラフだけど、カッコいい感じの女性が。音の主はその方でした。気持ちよさそうに鼻歌をうたっていたんです。。。私は「(ブロードウェーの女優さんが今日はOffで、買い物に来たに違いないわ!)」と勝手に思い込み、棚の影からうっとり。(はたから見れば、ただの不気味なアジア人)でもそのくらい、クオリティの高い鼻歌だったのです。



【夏の音】でも‘自転車鼻歌びと’について少し書きましたけど、実は私、鼻歌にとっても弱い性分。うまくても下手でも、誰かがうたっていると、ポヤッと聞き入ってしまいます。



さらに持論をのべると(この際熱く語る)私にとって鼻歌とは「うたって」と頼んできくものではなくて、できれば、その人が自然に心地よく奏でてくれたものをきく。そういうもの。



だからこの時は、旅に鼻歌にと、本当に贅沢で幸せな時間でした。

MADE IN ~ JAPAN

2010-08-14 | 日記
21世紀。


テレビや映画、写真の映像が立体となり、家の中を自動お掃除ロボットが動き回っている。
手の平サイズの端末で世界とつながり、空には宇宙ステーションが浮かんでいる。。。



昔のおもちゃが書かれた本を読みながら、自分をとりまく環境を改めて見つめてみて、ああ、未来にやって来たんだな~と感じます。懐かしく昭和を振り返っていたら、平成がとても未来に思えてきた、、、そんな感じです。


読んでいる本は、昭和...というよりは、明治の頃から振り返っているので、紹介されているのは、ブリキのおもちゃやメンコ、百連発ピストルなど、本当にノスタルジックなものばかり。・・・果たして、これを読んでいる方の一体何人が実際に遊んだことがあるでしょうか。

ちなみに私は、当時女の子ながら、メンコと百連発ピストルで遊んだ記憶があります。(メンコは分厚いものが強くて、とってはとられ、百連発は火薬の匂いが凄くてちょっと怖かったという記憶)


触れたことがないにしても、おもちゃの中には進化を遂げて、今でも遊ばれているものが結構あります。例えば塗り絵やロボット。べいごまは、旧型も新型も親しまれていますよね。


楽しいものは時を経ても楽しい。おもちゃには、時の隔たりが無いのだな~と思います。




でも、そんなおもちゃにも、戦争の歴史が記されていることを知りました。


明治三十年ごろから輸出が本格的になったMADE IN JAPAN製のおもちゃ。
戦後、民間貿易が再開し、講和条約が結ばれるまではMADE IN OCCUPIED JAPAN(占領下日本製)と印刷されていたそうです。
これを受け取った海外の子供達は、どう感じたことでしょう・・・



今も昔も、言葉が通じずとも老若男女問わず楽しめる‘おもちゃ’という大切な存在。


ぶつかり合うのはもう、べいごまだけで充分。


雨の海・虹の入江

2010-08-05 | 日記
ここ数日、風の強い日が続いています。
空を見ると大気が澄んで、いつもより青色が濃く遠くまで見える感じ。雲も見とれてしまうほど綺麗な形。



こんな時いつもさがしてしまうのはユーフォー...ではなくて彩雲。虹色に輝く雲です。
雨が降った方がいいのか、夕暮れ時の方がいいのか、条件は色々あるのでしょうけれど、いつか見られるだろうと空が見える時は自然と確認する癖がつきました。でもまだ1度も見たことがありません。オーロラに次いでぜひ見てみたいものの1つです。(ユーフォーも、実は結構見てみたい)



さて、虹つながりで。
夜道を歩いていて辺りの建物や植物の輪郭が明るく見えた時、夜空を見上げると、丸いお月様が浮かんでいます。それを見て思うのは、月見団子とウサギとアポロ宇宙船のこと。(あと狼男も少し)



アポロ宇宙船11号は月着陸に携わった最初の船で【静かの海】という場所に降り立ちました。
静かの海...素敵な響きの場所ですよね。


月には他にも各地に名前がつけられていて、子供の頃の図鑑によると【雲の海】【晴れの海】などがあります。
中でも私が注目したのは【雨の海】とよばれる場所。自分が梅雨時生まれというのもあるし、月に雨というのもなんだか不思議な気がして見つめていると、その上に【虹の入江】という場所があることに気が付きました。


雨が降ればこその虹。それは、人生の苦楽を語るうえでもよくきく言葉。


雨の海・虹の入江...本当に素敵なネーミングです。私の大好きな組み合わせです。


これからは、月と虹を見れば思い出すことができます。


その場所があるのは月の左上です。