東京・ウサギSATELLITES

兎についてきた人だけが迷い込む不思議な衛星

前期と今期とエトセトラ4

2018-05-20 | 漫画・ドラマ・アニメ・ゲーム

アニメもろもろについて語っているうちに情報がいくつか入ってきました。

まず『CITY HUNTER』映画化!!

うわ~懐かしいっ!!しかも香様が出るとのこと(泣

シティーハンターというと主にアニメで見ていた私ですけど、原作漫画のラストの辺りは読んでおりまして、獠と香の街へ溶けていくような明るい姿に良かった~となっていたら、エンジェルハートで奈落を覗かされたという黒歴史を思い出しました。。。




もう、なんでああなった?としか思えなくてですね、そんなにも二人のラブいちゃ(いちゃラブだわ)見せたくないのか、え?と黒い心で考えたりもしたのですが(あの子が僚と香のお子とかだったら名作→購入→永久保存扱いだったな)、色々考えさせられた結果、エンジェル~は私の中でパラレルワールド扱いとなり、流れでなんとなくシティーハンターも封印していたのですけれども、、、

ん?

改めて情報を追っていたらエンジェル~がほんとにパラレルワールドだった件(Wiki調べ)。


マジですか(真顔


動揺しつつ少々救われつつ(当時編集部側で色々あったりもしたらしい…)でもやっぱり悲しい世界ですからね、なんともかんとも。いずれにしても映画で香様が出るとあっちゃあ見逃がせませんよ。見ますよ。

製作陣には当時見る側だった方達の参加もあるみたいで時代の流れも感じますが、声優陣は結構そのままのようで嬉しい限り。

からのシティーハンターつながり。

少し前にマツコデラックスさんが巷をうろうろする番組にてPSY・Sの曲について話されてました。それがシティーハンター2オープニングテーマ『AngelNight~天使のいる場所』という曲。何が驚いたって、その瞬間までこの曲のことを完全に忘れていたこと。気に入っていたフレーズ「最初に好きになったのは声 それから背中と整えられた指先」の部分は何度もリピしていたので、それが鮮やかに蘇って唖然。人って辛い記憶以外でも完全に奥底にしまうことってあるんですね…。あとTM NETWORKの『Get Wild』の英語の部分ちゃんと歌えます(突然の謎情報)。

はい。映画、楽しみです。





そしてBANANA FISHの続報も入ってきました。

※まとまりなく辛口に語っております


前に「アニメ化驚いた~」的なことを書き、その後色々情報が入ってきたのですけれども、ちょっと考えさせられる内容だったので現時点での私の考えを記しておこうと思います。


まず、時代が改変されることになりました。1985年ではなく、現代になるそうです。そしてティーザーを見ました。気になるところはあれど、全体としてはとても綺麗な作りで、謎めいた雰囲気とそれを盛り上げるような音楽も良かったです。

きっと、良いアニメになるだろうと思いました。そんな気がします本当に。でも、、、これはあのBANANA FISHではないなとも。少なくとも私が求めていたBANANA FISHではないなと。


コミックナタリーにてその辺りについて監督とキャラクターデザインの方が対談されていて、それについての原作ファンの方の意見がネットに溢れてもいましたけど、私の考えは──

伝説ともいえる作品に触れる場合、極力原作そのままであってほしいのですよね。

その作品がなぜ名作となりえたのかを考えた時、ストーリーはもちろんのこと時代背景や舞台、その中で生きる人物の様子というのが大切な要素になっていると思うのです。それは例えば…落書きだらけの地下鉄とか現代とは違う型のPCをカタカタ動かす姿とか、ジーンズ上下というラフさから取り出される銃だとか…細かいことをいえばきりがありません。でもそれら細かい要素が名作たらしめている。だから何も変えてほしくないのです。

でも、様々な事情でそれが難しいことも理解できます。原作には原作の、アニメにはアニメの世界があることも。なのである程度の改変は納得せねばならないのでしょう(本当はアニメ化しないのが一番いいのだろうな…)。だとしても、BANANA FISHは特にそれが顕著だと思うので、時代を変えますとなった時、言葉はきついですが早々に裏切られたように感じてしまいました。

キャラクターデザインについてもがっかりしました。主人公二人のうちの一人である英二が、彼の大切な部分をそぎおとしたような別人になってしまっていたからです(英二でなければ優しそうで雰囲気のいいキャラに見えるのに)。

私は…今回担当となったキャラクターデザインの方の別のアニメ映画での忠実なキャラクター再現を垣間見て、この方なら吉田秋生さんのあの魅力深い、そこにいるだけで何かを語りかけてくるような人物絵もきっと再現してくださるだろうと期待していたのです。でも監督と模索した結果変わってしまったようで…。

中でも特に気になったのは、当初もう少し大人びていたものが原作で‘子供に見える’と言われていたから変えたというところ。私の印象だと、それは多分表面上に関してだけでなく(骨格からくる体の作りの違いとかもあるでしょうけど)生きてきた世界の違いとかもあると思うのですよね。平和な日本と、そうではない異国の地域で育った者達との違い。だから、英二は原作のあの姿で十分子供なのですよ。それがなんだかほんとに幼い容姿になってしまって。。。


これらを踏まえ対談を読んで感じたのが、現代を重視する方たちなのかな…ということでした。

製作陣が年下でも(多分年下よね)これまであまり考えたことがなかったのですけど、全体をスタイリッシュにスタイリッシュにともっていこうとする様子からそう感じました。そして実際、現代の視点から原作を見ると気になる部分があるとも言っているのですよね。そこはもうリアルタイムで知っている身としては分からない感覚なのだけれども…うーん…。。。その未来人目線を当時に寄せる選択肢はなかったのかなと。今の子達に入りやすいようにともありましたけど、今の子達の名作への理解力って時代を越えないのかなとも。


ちょっと色々語ってしまいましたけど、以前述べたアニメ化への感想で、私はこの製作陣なら期待が持てると書いたので(原作を忠実に再現してくれるだろうという思いがありました)なぜこうなってしまったのか…始まる前から嫌な気持ちを抱いてしまったのは残念です。

でも、最初に述べたようにティーザーでは気合いを感じましたし、アニメ製作の力量もある方々だと思うので(人気作になる可能性もありますし←矛盾だよなぁ)見てみようと思います。
















和カフェコラボ

2018-05-14 | 長い散歩

鹿楓堂よついろ日和を見て、コラボしてたら行ってみたいな~と思っていたら、コラボしてました。


池袋プリンセスカフェ・鹿楓堂よついろ日和コラボ
(1号館が2階で2号館が5階でした確か)







これまでコラボフードは食べれども、こういうがっつりとしたコラボカフェに行くのは初めてなのでドキドキわくわく。


プリンセスカフェでは他にも様々なコラボが開催されていて、同じ箇所で2つ…という感じなのですけど、ちょっと感動したのが、鹿楓堂の空間
が“和”にしつらえてあったこと。




(諸々の関係でちょっとなかなか上手く撮れなんだ…なんとなく分かっていただけるかな?)

まあ少々ハリボテ感もありましたけど、もう一方が洋だったのでインパクト大。


さて、利用方法なのですが、レジ兼受付で利用したい方のカフェを伝え席を確保→席番号を覚えて貴重品を持って再度受付へ→席番号と注文と会計─という流れでした。お水等はセルフ形式のようです(入り口に紙コップとボトルがあった)。

ちなみに1品オーダーにつきコースターがついてくるのですけど、結構色んなコラボイベでやっていて、最近なんだかお家がコースターだらけになっています(もらえりゃキャラは誰でもありがたい我)。


メニューには食事やドリンクetcありましたけど、やはりアニメを見て気になったデザートをいただきます。




抹茶パフェ(緑茶付き)




あんみつ・わらび餅セット(緑茶付き)
※料理注目で卓上のキャラクターシートはずしております


おおー再現率が高い(特にあんみつ)量もたっぷり。

こういうちゃんとした再現メニューが出てくると嬉しくなりますね~。
奇抜な感じも楽しいけれど、見た目が自然なので通常の和カフェにあってもいいかも。味も美味しかったです(特にあんみつの豆、やたらうまし)。


コラボ部屋にはディスプレイが1つあって映像が流れていました。…ちょっと気になったのは、アニメの宣伝だけが延々とループしていたこと。本編の一部とかもう少し映った方が話のネタになるのではないかな…。せっかくのコラボなので、ね。



こんな感じなのですが、結構ゆっくり楽しめました。利用の仕方も分かったので気になる作品とのコラボがあったらまた訪れたいですね。

あと、お店には可愛らしい格好の店員さんがいましたけれども、実際にアニメのように着物男子のみが働く和カフェがどこかにあってもいいかもなと、ふと思いました。需要があるかはわからないけれど(もうあるかもだけど)。イケメンもいいですけど、ただ真摯に和と向き合う老若男女が利用できるカフェ……妄想はつきないのでした。


SQUARE ENIX CAFE

2018-05-04 | 長い散歩

アニメもろもろの感想の途中ですが、ちょっと一息。


ガンダムカフェに行ったならスクエニカフェには行かないのかい?というお達しを受け、行ってみました。


“SQUARE ENIX CAFE”





入店すると店員さんの案内で二階へ(飲食スペースは主に二階)。左手に広めのグッズコーナーがありましたね。※カフェは混み具合や時間によって予約が必要な場合あり←私は1階で予約カードをもらい、30分後くらいに入店

で、毎度のことながらスクウェア・エニックスって響きすごいな~としみじみしつつ(ライバル時代を知っている)、料理を頼みましょうと思ったらメニューが端末形式でした。



回転寿司とか焼肉屋等での画面からの注文はあるけれど、端末メニューの経験はないかも。未来だ…いや、今はもうそれが当たり前なのかしら。

操作は簡単で、料理やドリンクを決めてそれぞれ数を入力し、まとまったら送信。

なの、です、が、あれ?ドラクエものがない。

『刀使ノ巫女トジノミコ』なるアニメのコラボメニューが大部分をしめていて、他にはオリジナル料理が少しと通常ドリンク。




……


ドラクエ…


えー、うそーっ!!←覚醒

スクエニなのにドラクエ(もしくはFF)メニュー常設じゃないのー!?やだーヤダー

心が叫びました。

だってスクエニカフェというからにはこの二つはデフォであるべきじゃないんですかね?グッズは買えるようですけど(要確認)。


というわけで、私の勝手な思い込みにより、ドラクエの何かを食べるミッションは霧消。


気を取り直し、せっかくなので刀使ノ巫女のメニューを1つ頼むことにしました。とはいえなんの知識も持ち合わせておらず読み方すら‘かたなつかいのみこ’だったので、何を頼むとよいのやら。こうなったら己の中のミントブームにのっとり、ドリンク『清香のアップルミント』をチョイス&通常メニューから『コブータソーセージ』。





アップルミントは量的に少なかったですけど爽やかで、ソーセージも塩気が強かったですけど(ビールのツマミに合うな)どちらも美味しかったです。ちなみにコブータというネーミング店員さんのセンスかと思ったら、そういう名のソーセージがあるらしいですね。。。


あと、ストローについてる刀の鍔あたりが食べられたので、クリームの上の何かも食べようとしたら紙でした(多分食べられない代物だよね、あれ)。


店内はガンダムカフェと同じようにディスプレイが幾つかあって、コラボ作品の映像が流れていました。

私の苦手なちっちゃ可愛いキャラばかりでうーん…となったのですが、見続けていたらなんだか刀剣を手にして戦っている姿がシリアス。その切ない雰囲気に「(んん?)」となり、気になり始めました。

刀というと見ていたのは刀剣乱舞の方なのですが、なぜあちらではなくこちらのコラボにきているんだろう?と謎に思いつつ、これも1つのご縁ということで、アニメ、見てみようと思います。


といわけで、コラボカフェ巡り続いております。


前期と今期とエトセトラ3

2018-05-03 | 漫画・ドラマ・アニメ・ゲーム

そうこうしているうちに、今期アニメがだいぶ進んでおります。


【ピアノの森】

作品名は知っていて気にもなっていたのですが、タイトルの雰囲気から寂しいお話しのイメージを勝手に抱き、遠巻きにしていました。そんな自分に後悔。ピアノの森…色んな想いが込められたタイトルでした。

内容は、とある理由でピアノから離れた伝説のピアニストが野生児のような子供と出会い、その子が天性の才能を持っていた…という感じ(説明下手よ…)。これだけでも面白いのに、物語の中で流れるピアノ曲の紹介もきちんとされていて勉強になりますし、なにより演奏シーンがリアル。これは多分モーションキャプチャー的なものを使用しているのかな?と思うのですが、指一本一本の動きがしっかりしているのでまるで本物の演奏を見ているよう。現代だからこそ可能な表現のような気がします。

そして、今のところ悪い輩が出てこないのもいいです。同じくピアノを弾く友人が彼の才能を垣間見て愕然としつつも、きちんと才能を認めるところとか、コンクールで出会った少女もただのお嬢様ではなくあなたが一番だと言い切るとか。

展開もありがちではなく、審査員に対してコンチクショーと思いますけど、正論ではある。今後どうなるかは分かりませんけど“ピアノ”について真摯に教えてくれる作品です。

ちなみに、私が抱くコンクールに対する考えは[継承]。偉大な作曲家が遺した楽曲をいかに変えることなくそのまま後世に伝えていくか…。なので、実は自由な主人公の演奏よりも友人の方が正しいのでは?と思ったりもしています。でも審査員の一人が「人間が弾く意味は?」と問うてもいるので、色々考えさせられもしているのですが。。。

で、自分自身のピアノの進捗状況は言わずもがな(止まっているぜ)なのですが、美しいピアノの音色を耳にするとやっぱり弾きたくなりますね~。ショパンんではないけれど松本清張氏原作【砂の器】のTVドラマverの楽譜を持っていることを思い出したので、無性に弾きたくなっています。



【鹿楓堂よついろ日和】

基本ほんわかな和カフェアニメ。

カフェが舞台というだけでも癒されるというのに、4人の主要人物が皆イケメン&イケボイスで目にも耳にも幸せを与えてもらえます。

出てくるお茶やお菓子もとても美味しそう(コラボとかあったら食べてみたいな~)。

そんな中で特に良いなと思ったのがチームワーク。互いに相手のことを思いやりピンチの時にフォローしあう様子は素敵でした。コミカルな部分も楽しいですし、和風なので着物を着てるのもいいですね。



【メジャーセカンド】

メジャーという作品(未視聴)で主人公だった人物の子供のお話し。

何気なく見始めたら二世であるがゆえの苦悩等よく描かれていて、そのまま見続けています。

ただの才能についての物語ではなく、自分の力の限界の見極め、潜在力があるとしたらどう開花させるか、あるいは生かしてゆくか。子供ならではのエピソードもありつつ、子供とは思えない深い野球への思いもあって、どう成長していくのか今後が楽しみ。

それにしても、現在では日本人選手がメジャーでプレイすることも珍しくなく成績も残しているので特殊な設定とならないのが何気に嬉しいですね(ちなみに私は巨人の川合選手を応援していました←現在は内川選手が気になるような…愛妻家love。特にどこの球団ファンでもありません)。

…ところで余談ですが、最近芸能人の二世特集とかありますけど視聴者としての私の考えとしては、七光りも親との1つの出会いの才能(のようなもの)な気がします。二世だから売れる売れないではなくて、芸能で生き抜く力や個性があるかないかなのではと。どんな立場でも見ごたえのある人もいればない人もいますからね。

ちなみに、結構前からこの俳優味があるな~と思っていたら、笑福亭鶴瓶さんの息子さんでした。



【銀河英雄伝説 Die Neue These】

かねがね名作だというのは聞いていたけれど、宇宙を舞台にした戦いの印象が強く見たことはありませんでした。

今回、内容以外色々と変えてまた始まるというので意を決して見始めたのですが、、、人が乗船しているはずの宇宙艦艇がそれこそゴミのごとく、ことごとく簡単に消滅していく描写と、素敵人物のサヨナラフラグがたちまくっている気配に視聴断念。ちょっとやっぱり私には無理でした。

なんだろう…感情移入しすぎなんでしょうか?モブであっても一人一人に人生があり、敵であっても結構な年齢の方だとせっかくここまで生き抜いてきたのに──とか考えてしまうのですよね。前から自覚はあったけど、私、おかしな性格してますよね(※自己愛はあります)。




【刀使ノ巫女】

これはですね…、ドラクエコラボ目当てでスクエアエニックスカフェに入ったら、コラボしていたのはこちらだったという作品です。なので全くなんの情報も持ち合わせていません。まっさら。これから見ようと思います。




というわけで、今期アニメについてはこんなところでしょうか。


とここで声優について少し(少し?)。

今年に入って特に思ったのですけど、特徴のある素敵ボイスの男性声優が多い印象を受けました。逆に-私が集中して見た作品では感じませんでしたけど-特徴のある女性声優は減った印象(可否は別)。

というのも、可愛らしい方々がテレビ番組に出演してらして「(新しいアイドルグループかな?)」と思ったら声優だった…なんてことが何回かあったんですね。姿だけではなく声も確かに可愛いのですけど、いわゆるアニメ声ではないかなと。

ふと、いつ頃からかジブリ作品で俳優が声を充てるようになったことを思い出したりもしたのですけど、なんだろう…特徴ある声よりも隣の女の子っぽい声の方が需要があるのかな。。あまり特徴がありすぎると役が限られてしまう気もしますしね。

とはいえ、私は耳が少し馬鹿なので、よほど差がないと皆同じ声に聞こえてしまうだけなのかもしれませんが。

それと、声優のアイドルっぽい活動は男性も女性も華やかだな~と思うくらいなのですけど(CMの合間に自然と目にする←姿知ってると浮かぶので困るけど)。ただ、職業の観点からいうと声のプロであるべきと感じるので、アイドルで売れるか?…的な、商業活動を前提にもしも選ばれているとしたら嫌ですね。なので普通すぎる声の方が無理やりアニメ声を出しているのが一番苦手です(ごくたまにいる)。


結局熱く語りましたが、アニメを生み出す関係者すべての方に敬意を表しての私的見解でした。