東京・ウサギSATELLITES

兎についてきた人だけが迷い込む不思議な衛星

秋の夜長に鉱物

2017-11-28 | food&drink

秋、というより、もう冬ですが。

私の好きなスチームパンクの要素には鉱物(鉱石)が含まれているようで、そうしたアクセサリーの中には歯車と組み合わされた(レジンやガラス素材で再現したものもある)ため息が出るような美しさのものが多々ありました。

鉱物に関してはスチームパンクにハマる前から、出版された週間なんとか~の付録で手元にあったりもして、何が私を引き付けるのか分からないのですけれども、今年の秋は【宝石の国】というアニメにハマったりもして(アンタークチサイトの回は泣けた)、ピアスも透明で石的なものが多いし、MVも浜崎あゆみさんの『JEWEL』や『kanariya』を好んでよく見ていたので、そうだ私は透明っぽくて澄んだ存在が好きだったんだと自覚(ちなみに己の存在の透明化についてはなんともかんとも←そして心はよどんでいる)。


ただ、、、鉱物を見て食べてみたい気持ちになったことがあるか?と問われたら…無かったような気がするのです。

“鉱物=絶対的にNOT食べ物”だったので、もし食べられたら?という発想に至らなかったのですよね(そしてよく見ると鉱石って本当に、石です!!て感じなのですよ)。でも、改めて考えたらあんな魅力的なフォルムを食べられたら素敵です。とはいえそれこそ想像の世界だけど…と、あれこれ考えるきっかけとなった、話題の本を手に入れました。



『鉱物のお菓子/さとうかよこ著(玄光社)』


粉寒天やアガー、リキュールなどを材料として表紙のような数々の鉱物のお菓子を表現されている夢のような本。

その美しいフォルムと輝き、それらを素敵に写したページを眺めているだけでも楽しいのに、食べられて、しかもその作り方まで載っているなんて…ありがたい。

本物との対比もあったりして(そっくり過ぎて注意喚起されていました)でも本当にどれがお菓子でどれが本物で?という感じ。マジパンや飴で再現したものもありますし、ノンアルコールシロップを使った鉱物ドリンクもかなり気になるところ


結晶カットがコツを掴むまで難しそうですけど、丁寧に解説されていて&自分の感性で削っても味が出るかも…と思いながらしばし魅入りました。


で、読んでいて大好きな漫画『爪先に光路図(その中の‘さかなの体温’が特に好き)』を書かれた青井秋さんの『百年結晶目録』に石を食べる少年が載っていたな~と思い出しまして、それを読んですら食べる発想にいかなかった私の頭の固さを嘆きつつ、、、余談ですが、将来この衛星内にてカフェをオープンさせたいと思ってたりもしてですね(※幻想カフェです)そこのメニューに出すのもいいなぁと。

妄想膨らみ中……

といった感じで、それこそ魔法使いが登場する作品にそのまま出てくるようなお菓子とスチームパンクの世界と──に思いを馳せる、秋の夜長なのでした。


アニメあれこれの続き

2017-11-20 | 漫画・ドラマ・アニメ・ゲーム

※ネタバレ含みますのでご注意をば

 

以前ここで少し書きましたけど…(切なすぎて詳しく感想が書けなかったのですけど…)

『BANANA FISH』がアニメ化するそうです。

うわーそうですか、アニメ化ですか、そうですか。

勿論衝撃はあるのですけれども、紡木たくさんのホットロード実写化よりは大丈夫かもと思う自分がいました。あれで少し耐性ができたのかもしれません(ホットロード、良くできていたと思います。←上からだけどあの作品に手をつけたからには言わせてもらry←大阪に感想書こう)。

あと情報取得と同時に制作陣を知ることができたのも大きかったですね。監督は『free !』を手掛けたことがある内海紘子さん、シリーズ構成は前回書いた『いぬやしき』の瀬古浩司さん、キャラクターデザインは漫画を読んだ流れで映画の好評を知った『同級生』の林明美さん、そしてアニメーション制作は、見れていないのですけれどもかなり人気となっていた『ユーリ!!!onICE』のMAPPA(最近よく名前を見る印象)。

その『free!』についてなのですが、今年に入って再放送で出会い(平行して追いたかった)とても良くできたアニメだな…と思っていたのです。

感想を述べておくと…キャラクターが魅力的なのは勿論のこと(瞳が超絶美しい)、こう、気を抜いたらすぐに崩れそうな繊細な絵がいつもきちんと書かれていて、背景にしてもそうですし、不自然なモブキャラの動き(リピート的な)も気付いた限りは無い。競泳選手としての葛藤とか、その内容含め全体に丁寧に描かれていて好印象を持ちました。なにより泳ぐシーンでその位置から選手を(ドルフィンキックを後方から)捉えるのが凄いなと。

声優さん達もどの方もピッタリで(あえてあげると渚役の方のお声がとても可愛かった)、エンディングをメインキャストの皆さんが歌っているのですが、アイドル並の上手さと爽やかさで感動もしましたね。いい曲ですし(&オープニング曲の、役では温和な方のロック感にもビックリ←タイトロープのあの方だわ!※踏み込んでます17参照のほど)。

…話しを戻しまして、こんな感じでfree!でだいぶ好感を抱いたのと、その他諸々の印象から、この方々が手掛けるなら大丈夫なのではないかと思った次第。

で、同級生のことや、とある同人誌を購入した場所であのコーナーもあったな~とぼんやり考えていて改めて思ったのですけど…BANANA FISHがBLか否かとか深く考えたことが無いことに気付きました。

作品と出会った当時はほぼ知らないジャンルで(私が踏み込んだのは昨年)、でもなぜかこの作品については自然とすべてを受け入れて読んでいたのですよね…。

アッシュと英二について、友情か恋か愛か進展しろしないとかではなくて、ただただ魂と魂がひかれあう様を見守っていたというか。。そしてBLというジャンルに踏み込んだ今もその考えが変わらないのです。とにかく二人には仲間と共にどこかでのんびり幸せに暮らしていってほしかったな…と(あれ、目から汁が)今でもそれだけを思うのでした。

とにもかくにも大いに期待なわけですが、あえて書いておきたいのですけど、、、重要なのは声ですよね。

どんなに絵や展開諸々素晴らしくても声があっていなければおじゃんになりかねない(個人的に)。難しいと思います。ほんと━━に難しいと思います(特にアッシュ)。近年は素敵なお声の男性声優が更に増えたと感じますけど、それでも難しいと思います。

更に声について要望を書くなら…今回ばかりは男性キャラには男性の方にお願いしたいかなと。正直に書かせてもらうと以前は女性が男性キャラの声を充てていても全く気にならなかったのですが、なぜか最近気になりまして(あれか、姿浮かぶ現象のせいで集中できないからか)…男性キャラを男性が充てているとホッとするのです。でも宝石の国での例もありますし(女性の声優さんのボーイッシュな声を心底かっこいいと思った)、なんともかんとも。

とにもかくにも、多くの読者の心に何かを残したであろうあの名作に手をつけるのですから(しかも20年以上の年月を経ても色褪せぬ)、その重大さを自覚して全てにおいて気合いを入れてほしいものです。そして応援しております。

それにしても、こう、思い出に触れてこられると厳しくなるというか…なんともいえない気持ちになりますね。。


といわけでアニメについてあれこれ書きましたけれども、他に映画も漫画も小説も…と、とにかく素晴らしい作品が多すぎて嬉し泣きしてしまいそうな日々を送っているのでした。

 


アニメあれこれ

2017-11-16 | 漫画・ドラマ・アニメ・ゲーム

日本アニメのクオリティの高さは以前から語っておりますけれども、少し前から放送が始まったアニメ作品たちの、その内容の素晴らしさに驚嘆しております。

感想を(少々熱く)述べていくと…


※ネタバレ含みますのでご注意をば

※原作未読です

 

 

【宝石の国】

鉱物の擬人化…というのでしょうか?正確には、かつての人間が何らかの理由で様々なパーツに分かれた遠い遠い未来のようなのですけれども(それを知った時の結構な衝撃感)よくこんな素敵な物語をお考えになったな~と思いました。

登場するキャラクター達は皆現存する鉱物が元になっていて、それぞれの特徴を生かした表現が素晴らしく、アニメ『亜人』を思わせる3Dぽさもあるのですけど、それよりもう少し滑らかで、特にサラっとしているのに硬さも感じられる髪の表現が秀逸。ダイヤなんてもうピカピカです同じく硬さを感じさせるコンキンという足音と、丸っこいお尻にもツボりました←。とはいえ、体つきは女性ぽいのですけど言葉づかいは男の子で性別が曖昧なのですよね…そこもまた中性的で素敵なのです。

声優陣も聞くごとに耳に慣れてきて(アクレアツスの方は特にかっこよかった)、可愛らしいキャラが苦手な私なのですが、ちょっとその定義が揺らぎつつもあります。

で、ストーリーなのですが、平和な未来のお話とかではなく進化における因縁めいた戦いがあって、その際登場する月人の静かで恐ろしい雰囲気と仏教に見る尊さのようなものになんともドキドキ。それと原作未読なので、主人公と思われるフォス(フォスフォフィライト)が融解してしまったり欠けゆく姿にはビックリしましたね。からの再生シーンは美しい交響楽を聴いているようでうっとりしました(せわしない)。

見るごとに謎が深まるというか明かされていくというか、いずれにせよちょっとノスタルジックな雰囲気もある魅力深い作品です。

 


【魔法使いの嫁】

先にも述べたように、可愛らしい女の子キャラがなんとなく苦手で(自分には無いものだからだと思う)そういったアニメとか漫画から遠ざかっていたのですけれども、この物語の主人公はいつもどこか冷めていて割りと抵抗なく見ることができました(気になる部分があるにはあるけど)。

どこかハリポタを思わせるような─イギリスという舞台と魔法使い、スレイ・ベガという少女の特別感にもワクワク。まあ特別だから嫁にしたのか?と思わなくもないのですけれども…その辺の葛藤も今後あるような気がします(それともあまり気にしない子だろうか)。なんにせよ命を断つことすら考えていた子に家族のような存在ができ、住む家ができ、そこで幸せになっていってほしいなと思いました。

で、そのお相手の魔法使いさんの声がなんともいいお声でして(少女の声も静かで素敵)、声優という存在に関しても色々思うところある私なのですけど(姿を知っていると顔が浮かんできてしまう現象に困っている)今回は姿を知らないので、なんというか集中して見ることができます。

それと、最終回までまだありますけれども今の段階で5話「Love conquers all」について特筆しておきたいなと。愛し合っている夫婦が悲劇によって離され、さ迷う魂を救うお話しなのですが、少女の導きによって奇跡的に昇華されていくシーンでの花畑(多分ネモフィラ)と真っ青な空のシーンが感動的で思わず号泣。また1つマイベストシーンが増えましたし、私は本当に魂が救われるお話しが好きなのだと自覚(夫婦役の声優さんも素晴らしかったなぁ)。

話しを戻しまして、タイトル通り魔法使いのお嫁さんになる少女のお話しだと思うのですけど、気になったというのが6話で見た少女の憂い(色気的な)。まだまだ子供な感じの見た目なので、そうした憂いはもう少し成長してからでもいいのではないかな?と。でもまあ、繰り返しますけど、そうして成長した彼女と魔法使いと皆が幸せになっていったらいいな…と願うばかり。

 

【クジラの子らは砂上に歌う】

可愛らしいキャラクターイメージに反して(といっていいものか)敵との戦いの描写が容赦なく、きっと色々とよくできた物語なのでしょうけれども…そして戦いとは、なまやさしいものでもないのでしょうけれども…救いを感じられなくてかわいそうで継続視聴ができていません。でも砂の世界という設定や絵本の様な雰囲気やエンディングが素敵で、これでのほほんものだったら良かったのにな~(完全なる個人的願望)という気持ちを抱いた作品。とはいえやっぱり全体的によくできた印象なので、耐えられそうな時に見ていきたいです。


【いぬやしき】

小日向文世氏が声優をしていらっしゃるアニメ。映画『重力ピエロ』以来、小日向氏になんとなく注目している私なので、お姿浮かびまくりなのですけれども、年寄り老けて見えるというキャラクターの雰囲気や設定が強烈で気にならず。他の声優さん方も(俳優の方がやっておられたりする)皆良いです。

で、敵である高校生のキャラクターがかっこいいな~と思っていたら『GANTZ』をお書きになっていた方だそうで(ほぼ追えていない)二枚目を本当に二枚目にお書きになる方だなと改めて思いました。そして話しも独特。

その内容。こちらは特に人が傷つけられていく描写がキツイですね。容赦ないです。酷いです。老けて見える男性主人公の正義感になんとか救われて見ることができている、といった感じなのですが、ただ…その対極にある無慈悲なはずの高校生の男の子に家族や友人をとても大切にするという意外性があって色々考えさせられもするのです。。。その大切な相手の反応を知って、今後人を傷付けたことを後悔していくのかなと思うのですけど、どんなに後悔しても許されないほどのことをしてしまっているわけで…そこがなんとも悲しいかぎり。極端な二人が極端な力を手にいれて──という内容はなんとも不思議だなと思いました。


と、

追えている(挫折したもの含む)今季のアニメの感想はこんな感じ。他にもタイミングが合えばパラパラ見ている作品が幾つかあります。

辛口なことも書きましたけど、総じてSF&ファンタジーな雰囲気と、絵の美しさと音楽の素晴らしさに魅了されている感じ。なので、時々(主にT○Sコンビニ的なアニメとか←最終回迎え済み)動きが不自然だったり素人目にも分かるデッサン狂いのある作品を見ると抵抗を感じましたね。アニメに対する見方が厳しくなっているのかもしれません(絵かストーリーかで言えばストーリー派のはずなのに)。内容が素敵だったりするともったいないなと思うのでした。

 

で、、、

ここにきてトンデモ情報が舞い込んできました。

なんと、あの『BANANA FISH』がアニメ化するそうです。

 

つづく

 


パンとかお菓子とか色々

2017-11-04 | food&drink

テレビ番組でご当地ランチパックのことを放送していました。

ご当地とうたっているからには、ご当地に行かないと食べられないのだろうな~と思っていたら、普通に近所のスーパーで売っていました。


桔梗信玄餅風と和梨ジャム&クリームチーズ風味

信玄餅の方は中に求肥が入っていて再現率が高かったです。でも、もちもちのインパクトが強くてお味に集中できず。

和梨の方はテレビで言うよりは梨の味がしなかったかな?という感じ。でもどちらも数あるご当地味の中で特に食べたかったものなので(多分人気が高いのかも)楽しみながら食べました。


それからちょっと私好みのお菓子を発見。



こういうキラキラしたものがついてると心がワクワクします。

爽やかなお味で結構美味。それと、最近はまっているミントフレーバーのカプリコ(しかも白い)も発見しました。…こちらはまあまあなお味でした。というか完全なる個人の見解ですけど、桜味とミント味は何かが色々難しいなと思います。。。。


飲み物では、まだチェックできてないのですけど…セブンイレブンさんで昨年から今年にかけての寒い時期にありがたく飲んでいた、こちらの商品の動向が気になります。



冷えた体に染み渡るお味(人によっては少し癖を感じるかもです)。


そして初めて食べたヘーホンホヘホハイ。



迷いなくベーコンポテトパイと注文(迷いなくヘーホンホヘホハイと注文したかった…どうした私)。あのCMかなり好きでした。あと余談ですがシナモンメルティじゃなくてメルツは冷えるとくっつきますので熱いうちに食べた方がよいかと思われます。無料コーヒーをフルに活用もしました(ありがたい)。


といった感じで、身近な食べ物ばかりですけど楽しいと思える出会いが沢山ありました。


あ、ポッカサッポロさんで(合併してたのね←)白いコーラが発売されましたけど、私はすでにペプシにて白いコーラを知っている…遅いぞポッカサッポロ!もっとやれ…と一人で呟いておりました。