東京・ウサギSATELLITES

兎についてきた人だけが迷い込む不思議な衛星

再生力

2014-07-23 | 日記
足の指のささくれを(よせばいいのに)むしったら、案の定化膿してしまいました。

私は新陳代謝が人より活発らしく(平熱は常に高く、食べても太れないホネホネ人)大抵の傷はすぐ治るのですけれど、今回は膿みました。

それでもいつもの癖でオロナインを塗って様子見。菌が入り続けると良くないし、痛みから歩行にも支障をきたし始めて、挙げ句爪が剥がれた(!)ので、さすがに病院に行かねば...と思っていたら回復の兆しが見え始めて治りました(爪も生えた)。

一時はピー(←書けないくらいグロテスクな)状態だったのに、きれいさっぱり何事も無かったかのような現在の指の姿を見ていると、人間の再生力(回復力)の凄まじさを感じずにはいられません。

...そういえば何かの情報番組で、チョコレートに傷を治す力があるというのを見ました。病院などで患者さんに支給しているところもあるそうです。

チョコレート...好きで良く食べてますよ。コーヒーとチョコレートは私のささやかなティータイムの鉄板フードですから。

まあ、破傷風の危険もあるし色々良くないと思うのできちんと病院に行くべきだと思いますが、今回は神秘的ともいえる治癒力を感じた日々でした:-)

勝ち負けについて色々

2014-07-22 | 日記


2014ブラジルワールドカップが終わりました。

優勝はドイツ。

逐一見ていたわけではないですけれど、抱いていた印象通り...やはり強いなと思いました。なんのまぐれ感も違和感も感じない強さ。

まあ、ブラジル戦での大差はさすがに驚きましたけれど...ブラジルチームに何があったのかは分かりませんしプレースタイルが違うのかな?とか、ハイテク機器とやらで攻略されていたのかな?とか素人なりに考えつつも、ドイツが“今”強かったから優勝したのだろうと思います。

ところで、ドイツというと私はプロリーグのブンデスリーガを真っ先に思い出します。

数十年前の中学生時代、夢中になって見ていた高校サッカー(今でも私にとってサッカーというとこちらが主かも)では、解説の方々がよくブンデスリーガを引き合いに出していました。

その独特の響きと共に植え込まれたサッカー強豪の地という印象。そして、ブンデスリーガ含め世界中の名門と呼ばれるチームに日本人選手が所属しているという2014年現在が..なんとも感無量といいますか、日本サッカーもだいぶ進化したわね。。と思わずにはいられません。

しかし、今回の大会では日本は一次リーグ敗退となってしまいました。

出場した選手の後日談などによると、初戦に1点を先制したことで縮こまってしまったとか...守りか攻めかでフィールド上の選手間が開いてしまったとか...あちらサイドでしか分からない様々なことがあったようですが、まあ、こちらサイドでの印象も色々ありますけれど“今”弱かったから負けたのだろうと思います。

日本代表の強い時も知っていますし、ワールドカップに連続出場というのも凄い。ただ、今回は弱かった。

で、、、敗退に絡んでというわけではありませんが、前々から気になっていたことがありまして.....

それは......サッカー以外の場で選手の姿を見ることが多いということ。

タレント的活動が多いように感じられてならないのです。

どういった考えでそうなったのかはわかりませんし(息抜きか、スポンサー的なことか、経済効果を狙った依頼に選手が応えたか、選手自身の考えか...)何にせよ素人からすると現役の間はプレーに精神を一倒すべきなのでは?と思ってしまうのですよね。

私は(もう極端にいってしまえば)この選手誰?くらいの勢いで、海外武者修行中の秘蔵っ子、顔は知らんが闘ったら強かった!的な流れでもいい(サポーターの存在やサッカー普及のことを考えると無しとは知りつつ)勿論どうメンタルをもっていくかは選手自身ですし、それぞれの考えや人生、生活ありきなのでしょうけれどもただ、、、やはり(特に国を背負うとなれば)全身全霊で成さないと通じないような気がするのです。それを踏まえた上で更に書くと(いつものごとく熱く語る)私としては勝てば全て肯定でもなかったりするのです。そして負けても全て否定でもない。

例え勝ち負けが全ての世界であっても、先に述べた高校サッカーのインパクトは勝者敗者関係なく私の心に未だあったりしますし、それで人生が変わった部分もある。

勝って全てOKでない何かが許されるのであれば、今回の日本代表に関しては...勝利しても私は素直に喜べなかったかも知れません。。他のことをこなしていて通用する世界なんだなぁ...と思ってしまっていたかも。全てをきちんとこなせたら、それが一番良いのかもしれないけれど、そんなこと可能なのかしら?と思っている以上は、やはり色々考えてしまいます。

このモヤモヤ...説明するのは難しいですね。人それぞれ十人十色、今の私が抱いた考えでした。

なんにしても、、、2014ワールドカップは終わりました。

日本を愛してくれたザッケローニ監督も退任となり(その愛がどう監督のメンタルに響いたのか分からないけれど)4年後、日本サッカーはどう進化しているでしょうか。強いか弱いか。納得できる勝利か否か。いずれにせよ“その時”どう力を発揮できるかなのだろうと思います。

あの日と今日と(東日本大震災余震発生)

2014-07-12 | 日記
早朝、、、緊急地震速報を知らせる警告音で飛び起きました。

そしてほぼ同時にやってきたあの独特のユラユラとした揺れ。。

テレビをつけると震源は東北沖。海に記された×という印は東日本大震災と同じ場所のように見えました(後に東日本大震災の余震だと発表される)。

一呼吸おいて津波に対する避難指示が出ましたが、表示方に変化を感じました。赤いテロップで「すぐ逃げて!」と出たのです。それを見たとき“これだ”と思いました。あの日もこんな表示が出ていたら──...こんな風に有無をいわさず指図されていたら......その尋常ではない感じに人々の避難はもっと進んでいたかもしれません。

今日の地震では最終的に潮位の変動は数十センチですみました。思い起こすとこんな感じだったと思います、、、あの日もこんな感じで終わるはずでした。津波が来ると言われても、床下浸水とか、酷くても床上とかで終わるはずだと。。でも実際は想像を遥かに超え、自然の脅威を思い知らされることになったのです。


私は海辺に住んでるわけではないので、避難行動の大変さはあまりよく分かりません(会社で一度実践を経験し、訓練も行っていますが)。けれど、例えば海辺に行くことがあるとして避難指示が出たら、絶対に過少評価はしまいと決めています。「大きな波が来る!」と思って行動しようと思っています。例え実際の結果がどうであっても。何度でも何度でも。それが忘れてはならないあの日得た教訓だと思うからです。


そして今日余震があったことで改めて終わっていないのだと実感しました。

余震というものは起きたマグニチュードのマイナス1があると言われているそうです。つまり東日本大震災のM9.0からいえばM8.0の余震もあるということ。どれだけ時が流れても、地震とそれに伴う影響を受けるというのは、プレートが重なり合うこの国の背負った悲しい宿命なのですね。

a drop of rain 73

2014-07-01 | 雨粒
それは destiny ってモンが あるからだぜ~

だって 10年前はこんな現状 imagine してもない「夢のまた夢」like

『onelove』ryohei feat . VERBAL(m-flo)より

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小説原作のドラマ【神はサイコロを振らない】の主題歌です。

10年前、あなたは何をしていましたか?と問いかけてくるのですが、、、
(原作もドラマも、とてもとても切ないのですが...)10年前、私は繁華街から放射されるサーチライトを見ながら、いつかこの日を懐かしむ時がくるだろうな...と思いつつバスをまっていました。。

あの日から想像もしなかった日々を送っている自分...

いえ、本当は心のどこかで分かっていたような気も…

元々はアインシュタインの言葉からきているのですが、今、ここでこうしていることも偶然ではないのでしょうか.........