東京・ウサギSATELLITES

兎についてきた人だけが迷い込む不思議な衛星

金環日食②

2012-05-22 | 長い散歩
太陽は徐々に右上から欠けていき、AM7:34に食の最大を迎えました。


美しいゴールデンリングがはっきりと現れて、同時に周囲からは拍手が。私も感動で目頭が熱くなりました。…もちろんリングが本当に美しかったこともありますけれど、多くの人々と同じ時間を共有できたことも嬉しかったのです。

その後月は左下へと移動していったのですが、ガイドで読んだ二本の角状態が現れた時も(月がリングの一部を隠すため牛の角の様に見える)再感動しました。



それにしても・・・幻想的な美しさもさることながら改めて感じたのは太陽の力です。あれだけ月が覆い隠しても地表が真っ暗にならないという光の凄さ・・・昼間とは太陽が照らしてくれているから明るいんだね...という至極当り前のことを当り前ではないのだよと教えられたように思います。


その他にも温度の下降と共に動物園のお猿さんたちがお団子になったようですが、熱もまた太陽の恵みなのだな~と思いました○●○



さて、次回日本で見られる金環日食は2030年6月1日。ただし都心で見られるのは300年後だそうで(←今いる人はほとんどいないと思われますが←科学の発展により断言できない何かがある気もしますが…)来月6月6日朝から金星の日面通過もあるそうなので、日食グラスはとっておいたほうがよいとのことです。


あと、6月4日宵には部分月食、8月14日未明には金星食と多くの天体ショーがあります(※要再確認)。


そして今日はスカイツリーもOPEN!空繋がりのイベント盛りだくさんで嬉しい悲鳴状態ですが、まずは2012年5月21日の金環日食、、、素晴らしい体験ができました*


金環日食①

2012-05-21 | 長い散歩

今日は日本で見られる25年ぶりの金環日食でした。


金環日食は、月によって太陽が全て覆われる皆既日食とは少し違って隙間から太陽の光が見られる現象です。



数ヶ月前に、この貴重な経験が自分の住む街でできると知ってから「見なずばなるまい!」と、私は早速準備に取り掛かりました。


日食グラスを購入し、時間を調べ、場所の候補地を考えていきます。場所に関しての条件は2つ。空を広くのぞめるところと樹木のあるところ。樹木は木漏れ日が面白く映るときいたからなのですが、、、分かりづらいですが写真がそれです(お馬の蹄のようですゾ)。


話を今日の朝に戻すと、まず目覚めてから窓の外を確認しました。陽光が見えたので、雲が晴れてる:-Dとすぐに期待で胸が一杯に。

都心の太陽の欠け始めといわれる6:19分頃にはなんとなく部屋の中が陰ってきたような気もしました。


それからそそくさと支度をして、いつもより早めに家を出て電車に乗車。元々電車の窓には薄い色がついているようですが、そこでも部屋で感じたのと同じような、全体がぼんやりと灰色がかって夢の中にいるような…そんな奇妙な印象がありました。


「なんだか不思議だわ…」としばしうっとりしつつ外に降り立つと、やはりそれは気のせいではなくて夢の中状態が続いています(←あくまでも私の感想です)。


候補地として選んだ場所も間違いなかったようで、既に学生や出勤途中の人々など老若男女集まり、皆さん太陽をひまわりの如く見つめていました*


私も目を痛めないように、練習した通りにグラス越しに太陽を見つめました。-つづく-

 


a drop of rain 21

2012-05-20 | 雨粒
余計なこと考えずに全力を尽くすんだ!

そうすれば思いがけない道が開けることもある!!


映画『ドラえもん のび太と鉄人兵団』から ドラえもんの言葉より

透明らしい

2012-05-12 | 日記
満員電車でのこと。


もうどこにもスペースがないというのに、まるで私がいるところだけ空いているかのように人がやって来ました。

ものすごい勢いで押されて肋骨が危うく折れそうに。

「ここにいるんですけどー」と思わず心で雄叫び。


自動ドアでは、重さなのかセンサーなのか仕組みがよく分からないけれど開かないことがよくあります。

「なんで開かないのー」と思いながら手を振ったりして、しばし格闘。

あとは歩行者がためらいもなく真っ直ぐ歩いて来てぶつかりそうになったり、昨年はバイクに当てられました。


野良猫にも気付かれず、近付いてポンポンとお腹を触ってようやくシャーッと言われたことも(そういえば蟹も横切ったな…※謎の出会い参照)。




ここまでくると──実は私は見えていないのかもしれない…と真剣に考えてしまいます。


・・・まあ、日々過ごせれば透明も面白いと思うけれども、なんだか少々腑に落ちないので東海魂も受け継いでいることから、実は自分は忍者の末裔で自然と気配を消しているのかもしれない・・・と想像してみることにしました。。。

修行はどうした?と思いつつ、何より、、、素敵な殿方との妄想ではなくて忍びの妄想をしている自分が自分でよく分かりません。




よく分からないついでにもう1つ。

人が抱く私のイメージが実際とはまったく違うのも気になります:-<

会社を病欠したことはほとんど無いのに体が弱いと決めつけられたり(強くはないけど)、シャイに見られたり(大都会の真ん中で下手な歌を披露可)、人間に生まれ変わるのはもう嫌だー(←妖怪人間の気持ち分からず)と思う程苦労してきたはずなのに苦労知らずに見られたり……


多かれ少なかれあることとしても、あまりに違う自分が存在していて苦笑い。


だからもう、それらは分身の術の私でござる...と思うことにしました。




自棄です。

同じ風でも…

2012-05-09 | 日記
同じ風でも、穏やかに吹く時もあれば、太刀打ちできない程の威力をもって吹く時もある…


巨大竜巻発生という、自然に関してまたも考えさせられる出来事がありました。


再び被災した町や人を見る辛さ…
なんでこうも試練が続くのだろうと思います。。。



風に関しては、私も昔大変怖い思いをしたことがあります。


つむじ風が発生し、周囲のもの(ポリバケツなど)が飛んできて、慌て建物の窪みに避難した経験です。


風の動きはよめず、耳を打つような轟音と共に足がすくわれそうになりました。

グラウンドのテントが飛ばされた時は恐怖で身がすくみました。



なんだか…地球規模で変化が起きているように感じられてなりません。


人間の小ささを思い知らされるような……。



竜巻の注意点としては、外では落下物、屋内の場合は窓から窓へと(例えばベランダ側から玄関側へなど)風が抜けるそうなので、その通り道にいないことが大切だそうです。



2012-05-05 | 日記
仕事で被災地支援に携わるようになって数ヶ月経ちます。


理想と現実の違いや、時間に追われて真心を忘れたり、無力を思いしったり…日々反省ばかり。


お給料を頂いてのことなので無欲も何もないのですけど、ただ、何かの役にたつように・・・それだけは常に思って行動してきました。

そして数日前のこと。


被災地の方から感謝の想いをいただきました。


なんというかですね・・・驚きましたし、心の中に風が吹いたというか...恐縮すると共に本当に嬉しかったです。



でも正直に書くと、実は一番強く感じたのは‘こちらだけが東北を思っている’という驕りでした。

一方通行ではなくて‘東北の人々もこちらを想っている’ことに改めて気付きました。



何かにおいて活動するというのは綺麗ごとばかりではなくて、葛藤や摩擦が生じることもあります。

少し疲れていた頃だったので、逆に励まされるようでした。


そして、、、誰かに想ってもらえるというのは嬉しいものです。


不確かな自分の存在がはっきり現れたような──・・・本当に感謝です∞