亡き父の思い出

１月はシュトラウスのワルツかな〜。
美しき青きドナウとか、と考えててーーー

この曲は前にも書いたことあるけど
実父が最初に買ってくれたLPで子供向けの世界の名曲集が家にあって、最初がウィーン少年合唱団が歌うドナウだった。
そのLPがすっごく好きでよく一人で聴いていて、なんやよう知らんけどドイツ語の歌詞を見ながら一緒に歌ってたりして。
他にはシューベルトの菩提樹とか大好きだった。
去年亡くなった父は自分では音楽の素養もなんもなかったのだけど、世界文学全集を買ってくれたり文学や音楽を良いものを子供には、みたいなとこはあったんだろうなーと思う、ありがたや。
お金はなかったと思うけど、父の趣味は8ミリで(映写機でカタカタ映すやつですよー)、ほぼリアル「三丁目の夕日」的な私ら家族の映像が残ってたりする。
毎夏、キャンプに連れて行ってくれたのでその時の映像とか。
近くの海水浴場で一晩テント張って、みんなでカレー作って食べたり。
飯盒で炊いたご飯も美味しかった。
父は電気技師だったので家に自家発電付けてて停電するとパッと電球が付くとか。
自分でカーポート作っちゃったりとかするような人だった。
こっちが世帯持って大人になってみるといろいろ不甲斐ない面も見えてきたけど。
父の技師としての仕事がどの程度だったかもよく分からないが、下請けだろうが内之浦の宇宙衛星ロケットのお仕事に関わったことがあったのがちょっと自慢だったっぽい。