アマオケ活動記ブログ版

所属しているアマオケ(群馬シティフィル)での活動を中心に演奏会案内や練習状況など零します。

新世界より

2014年10月09日 | Weblog
先日の演奏会用にほぼ曲順(後で変更になりましたからね)に自分用CDを作成してこの1ヶ月ずっと通勤路で聴いていました。
(そういえば、美女のワルツをうっかり間違えて入れていて一緒に聴いていらした皆さん、すみませんでした。前にそっちを演奏したことがあって曲を並べての確認時に入れ間違いに気が付いてなかったー。一部の方には謝ったんですが、この場を借りてお詫びしておきます;)

で、新世界の3楽章を聴くたびに、ああああ~~どうせだからこのまま4楽章も聴きたいっ!!とじりじりしてたんですが、ぐっと堪えてそのまま。
一昨日になって無事に終わったのでここは一つ思いっきり全楽章聴こう!と思って聴きました。ああ、すっきり。
やっぱりいい曲ですねー。
新世界というのはドヴォルザークが音楽院の院長に招聘されて3年ほど住んだというアメリカ(ニューヨーク)。故郷ボヘミアへの郷愁やら、発展の只中にある大都市の印象やそこで触れた新しい音楽、文化等への思いがどこか土臭いところを残しつつ洗練された形になっていてやっぱり世界的にもいまだに愛され続ける曲だけはありますよねー。
去年の冬、通院してるクリニックで流れた時、むらむらと(ああ、また弾きたいなー)と思ったのを思い出しました。

最近は「ドヴォルザーク」の名前表記も現地(チェコ)での発音的にはちと違うということで「ドヴォルジャーク」の表記も見られるが、本当は「ドヴォジャーク」の方が近いとかなんとかもあったり。でも結局のところチェコならではの巻き舌発音を日本のカタカナ表記するのはどっちにしろ難しいみたいなんで、昔から一般的に通ってる「ドヴォルザーク」のままでいいような気がする(どうせ現地語通りには表記も発音も日本人には出来ないんだから。)

大事な名前なんだから現地語通りに呼んでやろうぜーみたいな風潮はここ近年あるんだけど、でもこっちではない発音というのはかなりあるし、逆に日本名でも海外では発音しづらい音があって、そのために企業名などもわざわざスペルを変更したりもしてるくらいなのでまあいろいろありますなあ~。
(有名なところでは*ツカンが社名表記をアルファベット表記にした際、TSUの発音が海外では通りにくいというので表記でわざわざZを使用しているというような話を企業名変更の際に聞いたなあ、このニュース自体だいぶ昔の話になるけど。)


しかし、やっぱり3楽章難しいな!
テンポ感がちょっと変わるだけでもうばらばらっと来る。遅くなったら合いやすくなるということでは一切ないのがこの楽章のミソですね。