アマオケ活動記ブログ版

所属しているアマオケ(群馬シティフィル)での活動を中心に演奏会案内や練習状況など零します。

音楽の作り方

2014年04月07日 | Weblog
今年のお正月休みにだらだらテレビを見ていたら、ヴァイオリニストのHかせさんが「今でしょ!」のHやし先生とクラシック入門みたいな番組をやっていてなかなか面白かったのだ。
その中でモーツアルトの交響曲にはハイドンだったらこの1フレーズ(動機)で一曲書いちゃうくらいのが何個も何個も入ってる、みたいな説明があってすっごく納得いく説明だったw
1動機で一曲、まではさすがにいかないけど、ハイドンとモーツアルトではそのくらいの差がある。
番組はわかり良い音楽史の解説になっていて、Hやし先生は音楽はまったく門外漢で知識はなかったようだが、さすがに理解力が速くて、鋭い質問を要所要所に入れて下さっていたのでお正月にだらだら見る番組としては非常に面白いクラシック番組になっていた。
感想をまとめようと思ってる間にだらだらしてたので、今となってはほとんど内容を忘れたがw

今回の定期演奏会の指揮者はSやしき先生だが、メインのSとう先生とは真逆といってもいいくらい指導方法が違う。音楽の作り方が違うということになるのか。
どう違うかを言葉にすると誤解を招きかねないし、私の勝手な解釈でしかないので書かないが、その違いが非常に面白い。
もちろんどっちがいいとか優れてるとかいう立場でもない。
ただただ、指揮者が違うということは同じ曲をやってても全然アプローチが違うんだろうなーということに対しての面白さを感じるばかりである。

今回やるブラ3は私個人は10年以上前にEはら先生の指揮でやったことがある。
その時の楽譜でしばらく練習してたんで思い出すことも多かったのだが、E先生はかならずここで溜めてたなーと思ってS先生の指揮を見る。S先生はそんなに溜めないですっと次に行く。
そっか、ここは溜めないのか、と思う。
なるほど、これが解釈の違いなのかな、とか思う。
ただ、演奏者であるこちらが、昔のテクニックと今では異なっているので、もしかしたら昔は単にそこの入りを合わせるのにそのくらい溜めないと合わなかったのかもしれない可能性もあるので、一概に単に解釈の差といえないところもミソ。
昔のボーイングと今のボーイングの差も解釈だけでなくこちらの腕の差もある。
ほかにも、ここでEさんはいったんピアノにわざわざ落とすよう指示してきたが、今のところS先生は言わないが、さてこれはそうしなくてもちゃんとクレッシェンドが今だと出来てるからかもなあ?どうなのかな?など考えたりする。
(といいつつ、自分はちょっとだけ指示ないんだけどいったんピアノに落としてから上げたりしてますが)

ともかく今はS先生の指揮に合わせて、みんなでどこまで構築していけるのか、やっていてとても面白いので毎回の練習が楽しみですv
最近はハイドン嫌いとか言ってられないので、まじめにさらっていますw


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