アマオケ活動記ブログ版

所属しているアマオケ(群馬シティフィル)での活動を中心に演奏会案内や練習状況など零します。

譜読み大会2

2010年11月08日 | Weblog
先週の練習は実質的な譜読み大会1・・メイン指揮のS先生での初回でした。
いやもう容赦なくほぼインテンポ・・
予想はしていたのだけど、前回のSY先生のテンポを落としてでの初見大会ではまあまあ弾けたモーツァルトもインテンポとなるとまだまだ練習足りてないので弾けず;
チャイ4にいたっては1回目終わった後に私の脳裏を横切った言葉が
「死屍累々」!
弦楽器はトップが付いていってるのでなんとか成り立つとはいえ、多くの箇所を孤独な闘いにしてしまって、、、ふがいない後ろですみません、、、

いずれも2回目はテンポを少し落としてくださっての演奏・・
とはいえ、なんだかあまり落ちてないのでは、、、、、あれ~~~;
ともかく目指すテンポは十分すぎるくらい分りました、、呑気にさらっていては間に合わなくなるぞ、ということだけは身に沁みて;

個人的には少ない時間の中でともかく今は可能な限り曲を聴く、譜を見るという
なんせ家ではあまり時間がないので通勤路でCDをかけ、助手席にスコア置いて信号待ちでささっと確認、、という日々。いくらも進みませんがセカンドがオクターブ下を弾いてるところも多いのでそういう箇所はセカンドで譜を入れたほうが頭で歌いやすいのでした;(頭が不器用なので不器用なりに思いついた方法;)
高音域は音取りが大変なので実際に弾くときもまずはオクターブ下で弾いてみたりしております。
チャイ4はともかく構造が複雑なのでスコア首っ引きです;
家でゆっくり曲を聴きながらスコア読みが出来ればいいのだけど、なかなかそういう時間が取れないのが残念・・・ない時間を絞り出しつつやっております。

モーツァルトは音域はともかくテンポの中にクリアに音を並べるのがともかく大変で;
古典の純器楽曲だと思うのに、モーツァルトの音楽にはマンハイム学派の整っているだけの音楽とは違う何かがあるのはなぜなんだろう。
天才だからと言えば速いが…不思議だなあ…。
オペラの序曲にしても、ベートーヴェンの「フィデリオ」序曲にはない物語性がものごっつある。曲を聴いて何か後に出てくる世界の空気感というか。
演奏会のために何回も聴いたけど先回の定期プロでどうしてもあまり好きになれなかったフィデリオ、、正直ベートーヴェンには物語音楽は合わないよね、、と思わずにはいられなかった、、。観念的なエグモントとかコリオランのほうが合うんだよねえ。
物語と合わないというより娯楽性と遠いってことかなあ・・・。
同じように世紀を隔てて残っている偉大な天才とはいえ、それぞれの個性というものだろうか。

チャイ4は家の中になぜか何枚もCDがあった。
それで思ったのだけど、やはりロシアの音楽はロシアの指揮者、オケで聴くのがいいかな、と。そういうことでムラヴィンスキー指揮のを多めに聴いてます。
が、いつもバイオリンのT姉に私家版プログラムCDの作成を頼まれるのだけどそれにはうっかりしてカラヤン指揮のにしてしまった;
勿論カラヤンのもいいんだけど。。。。
ムラヴィンスキーの方がちょっとだけいいような気がするのですよ、失敗したなあ。。

T姉さんが私にCDを頼むのは持ってるのがみんなカセットテープ時代のだからだそうでwまあ自分用にも出来るからいいんだけどね。