アマオケ活動記ブログ版

所属しているアマオケ(群馬シティフィル)での活動を中心に演奏会案内や練習状況など零します。

初見大会

2008年01月31日 | Weblog
昨日の練習は春のプログラムの初見大会。
私も一昨日一夜漬けしたものの、まだ全然譜読みできてないまま参加。
気分は重かったが、ここで全体の風景を把握しないと練習自体に出遅れる。
それに昨日は弾けなくても、まだ言い訳が立つのだ。
全体にもまだ皆バラバラで、そこかしこでトンでもない音が出てきて、笑いが起きる。返って明るい。これが本番近くなってそんなことをしてた日にゃ、非常な顰蹙だがw

だったん人は前にやったことあるし、もうちょっといけるかと思ったが全然指が回らない;何年前だったんだ、やったのは?
ただ曲自体は頭にあるから、まだマシかも。
フォーレはホントにキレイ。悲劇なだけにガリガリ弾くところはない。
音色勝負の曲だ。
ボロディンは難しい、、特に4楽章はアップテンポで弾けるようになるのだろうか??とも思うが、食事取りながらスコア読んでたらボロディンがスコア無くした話とかあって、けっこう面白かった。
忙しい人だったみたいで、そういう管理が杜撰で、2回無くした?という時の書簡なんかも面白い。その際はポスターに包まれていたのを別の人が見つけたらしい。どういう状況だ?無くすなよ>ボロディン
読み出のある解説だった。初演が不評で凹んでいたところに、尊敬していたリストに「すごくいいから誰になんと言われてももう直すな」みたいなことを言われて自信をもつ話とかも。
確かに先をいく音楽は先見性のある人にしかまずは理解されないということはある。一般(メジャー)に受けるものというのは音楽に限らず、ともかく分かりやすくすぐ浸透するものだが、その代わり時間の洗礼に堪えられず残らなかったりする。メジャーにすぐに浸透しないもの(だけとはいわないが)が返って時間とともに後々まで残っていく名品になる。。。ということは多い。

なんてことを考えつつ、やっぱ書簡って当時の人が身近に感じられるから面白いなvv

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