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雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮智彦古代史メモリー 23 20200424 たもりさんのテレビ「ブラタモリ 聖徳太子」を見て

2020年04月24日 09時59分47秒 | 遠州古代史
雨宮智彦古代史メモリー 23 20200424 たもりさんのテレビ「ブラタモリ 聖徳太子」を見て

 いまテレビ番組はニュース・ニュースショー以外はほとんど録画で見ています。

 先日録画したたもりさんのテレビ「ブラタモリ 聖徳太子」をやっと見ました。

 いい番組だと思います。でも自分のなかには「聖徳太子」論への強烈な否定があるのをどうしようもないですね。

 「聖德太子」は8世紀の政権と僧侶の強烈な宣伝戦略の所産であってそのことに触れないのはあぶないです。

 ぼくの論拠は主に古田武彦さんによります。ただし古田武彦さんを全部信じてはいけません。カール・マルクスさんを全部信じてはいけません。自分で確認したことだけが真実です。

 まず若草伽藍です。番組でも若草伽藍跡を取材放映していましたが、最初の法隆寺が焼けてしまったなら、じゃあ釈迦三尊はいったい何でしょう。

 焼け残った?火事のときに運び出した?やはり火事の後で、どこかから持ってきたというしかないのではないでしょうか。またいつか詳論するつもりです。

 もう一つは『隋書』「倭人伝」の「倭王」は誰なのかという問題です。ぼくは「倭王=聖德太子」説を聞くたびに「迷探偵の迷推理」を聞かされる思いがしてなりません。

 『隋書』「倭人伝」の記録を近畿天皇家の『日本書紀』に結びつけるには証明が必要です。大多数の学者が認めているという「多数決説」では証明になっていません。科学を国会と間違えているのでしょうか。

 いまは古代史文献を手元に置かず、古代史とは別のことをやっているので証明を書くこともできません。古代史に戻るためには本の置き場をすこし変えないといけないので、古代史ファンの方はもうすこしお待ち下さい。



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