雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

言葉メモ断片ノート 1 宮本百合子の1「うららかな春は」

2017年04月15日 06時41分56秒 | ことばと詩

 言葉メモ断片ノート 1 宮本百合子の1「うららかな春は」

 文学者・小説家宮本百合子さんが色紙(しきし)に書いたことば

 「うららかな春は
  きびしい冬の
  あとに来る

  可愛い蕗のとうは
  霜の下で用意された 百合子」

   ( 大森寿恵子編『写真集 宮本百合子 ー その文学と生涯 ー』新日本出版社、 1976年、p88 )

 百合子さんが小説『道標』の次に準備していたけど、書かれなかった長編タイトル『春のある冬』を想います。

 自然の季節と社会のそれを二重写しにして。
 


 今日から新しい「カテゴリー」を始めます。

「言葉メモ断片ノート」では、ぼくが気に入った言葉や、文学の断片などをめぐっていきます。



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