雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

遠州の遺跡・寺社・地名 107 都田の滝峯才四郎谷銅鐸

2013年08月25日 16時43分02秒 | 遠州古代史

遠州の遺跡・寺社・地名 107 都田の滝峯才四郎谷銅鐸

 今まで紹介してないのが、おかしいくらいですが(もう何度も行っているのに)、細江テクノランドの南側の谷で、いま「どうたく公園」になっているところです。狭い入り口ですが駐車場があります。

 駐車場から階段を上がると「滝峯才四郎谷銅鐸」のレプリカが発掘時の状態で置かれています。(写真参照)。

 発掘時の状態は、地下20センチで「傾斜に対して横向きに」(浜松市博物館発行『浜松の銅鐸』)、つまり谷と等高線に平行して「横向きに、鰭(ひれ)を上下に立てて}埋められていました。

 飾り耳が目立つ近畿式銅鐸です。長さ72.7cm。

 この「銅鐸の谷」で発見された「6個」の銅鐸のうち、谷の最上流で発見されています。

 この銅鐸は平成元年/1989年12月28日に、大阪府八尾市のアマチュア研究者・羽間義夫さんが金属探知機を使って,現地で発見しました。すごいですね!

 ここは、駐車場の北東側に湿地があって、豊富な湿地植物があります。とくに今の時期は、いいですよ。

 銅鐸出土地点への階段も、8月末行った時点でも、濡れていて、地下水の豊富さを思い起こさせます。

  ☆

 実物は、たぶん「姫街道と銅鐸の歴史民俗資料館」にあるようです(平成23年4月1日より観覧料、無料に)。「あるようです」というのは、浜松市は市内の博物館類の小さなもの(合併前に各市町村がつくったもの)を整理統合しているので、いつなくなくるかわからないからです。

 もともと「細江町の銅鐸の谷」ですが。


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