雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

新・本と映像の森 171 ことばと詩 4 小森香子「河」

2018年08月20日 10時56分47秒 | 本と映像の森


新・本と映像の森 171 ことばと詩 4 小森香子「河」

 詩人・小森香子さんといえば「青い空は」をまず語るべきなのだろうが、それは別項とする。

 これは雨宮智彦『ことばと詩と絵 手書きノート』に写してあったもの。ボクがわりあい好きな詩。

 ボクは地方都市の街中でずっと育った。だから小さい頃、河といえば死んだ河だった。ぼくが可愛いイトトンボたちに出会ったのは40代になってからだった。

 「 河  小森香子

 魚のかわりに
  白い泡をすくう
  それでもぼくは
 河にゆく
 河は
  死にかけながらも
 ぼくとあそびたがって
  いるのだから」
 ≪ 雨宮智彦『ことばと詩と絵 手書きノート』より ≫

 たぶん『こども白書』かなんかに掲載されていた。

 


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