雨宮日記 4月1日(金) 4月になりました
ようやく4月です。ウクライナ戦争は終わりません。
エリオットさんが詩「荒地」で「4月は残酷な月……」と歌ったという。意味はボクには不明です。エリオットさん、ごめんなさい。
桜のことも考えたいけど、いまは余裕がないので過去ログでお茶を濁しておきます。
① 「雨宮日記 2月7日(月) 桜は何の象徴か 2016年02月08日 16時40分34秒 | お知らせ
数日前、ネットのユーチューブで「桜チャンネル」というのをやっていました。ヘリ空母「かが」(命名は大日本帝国海軍の空母「加賀」から)の進水式をやってました。
「守るも攻めるも黒金の…」が響き、まことに異様でした。
ところで、その日の夜、『万葉集』を読んでいて、思いついたこと。日本人の頭の中に「特攻」というと「桜散る」がイメージングされて、焼き付いているのですが。
はたして『万葉集』の「桜ちる:は死を歌っているのでしょうか。もし、そうであれば「桜咲く」は生まれることを歌っていなければなりません。
もちろん、桜が咲くことを情景的に歌う歌も大飯ですが。少なくとも、桜が散る=人が死ぬ、というのは近代の、あるいは戦争中の無理矢理解釈なのではないでしょうか。
少し調べてみます。まず万葉集や古今和歌集の桜の歌を全部読んでみます。何かわかったら、ここに書きます。
そろそろ桃の花がほころび始めました。春はまだ遠いのですが、春の匂いがし始めました。」
② 「日本古代史3 さくら・さつき・さなえ・・・の「さ」とは 2010年03月27日 19時03分49秒 | 古代史を考える
今日は3月27日(土)で、桜(さくら)がもう7分咲きで、浜松は昨夜から「お花見」モードです。
今夜は土曜夜なので、浜松城公園とかは、みんな盛り上がっているんでしょうね。
なぜ日本人は「花見」をするのか?
なぜ桜が咲いたから、飲み会をするのか?
ガイジン(外国人)には不可解だそうです。
当の日本人も、その理由は知らないかもしれませんね。
「なんでって?だって親の時代から毎年そうしているんだから」
民俗学のほぼ定説では(「定説」は必ず、その「定説」に反対の学者もいますからね、)お花見は、ほんとうは、農業での今年の豊作を祈る「予祝(よしょく)」行事ということのようです。
つまり、今年の田や畑の豊作を願って、みんなでお酒を飲み、団結を誓う、村の行事です。
雨宮も、そう思います。
日本人の神さま信仰では、稲の豊作の神様は、毎年秋に、山に帰っていって、春に里に戻ってきます。
その神様を迎える行事が春のまつり「お花見」です。
秋に神様を山に送る行事が「秋祭り」です。
で、問題は、なぜ「さくら」の花なのかです。
民俗学の説では、「さくら」という言葉は「さ」+「くら」で、「さ」は神様のこと、「くら」は、その神様が降りてくる「倉」を意味します。
「さ」はいろんなバリエーションがあります。
五月 さつき 神様が降りてきて稲が育つ月
早苗 さなえ 神様が宿った稲の苗
早乙女 さおとめ 稲を田植えするときの聖なる女性たち
(ですから、早い年齢の、若い乙女とかという意味はほんらいないと思います。
何歳だろうと、早乙女です。
東京大空襲を追求している方は早乙女勝元さんです。)
五月雨 さみだれ 5月の雨のことです
どうでしょうか?
これは雨宮説です。
みなさん、無条件に、信じないでくださいね。
自分で具体的に調べて、自分の目と頭で判断して、肯定するなり,否定するなりしてください。」
ようやく4月です。ウクライナ戦争は終わりません。
エリオットさんが詩「荒地」で「4月は残酷な月……」と歌ったという。意味はボクには不明です。エリオットさん、ごめんなさい。
桜のことも考えたいけど、いまは余裕がないので過去ログでお茶を濁しておきます。
① 「雨宮日記 2月7日(月) 桜は何の象徴か 2016年02月08日 16時40分34秒 | お知らせ
数日前、ネットのユーチューブで「桜チャンネル」というのをやっていました。ヘリ空母「かが」(命名は大日本帝国海軍の空母「加賀」から)の進水式をやってました。
「守るも攻めるも黒金の…」が響き、まことに異様でした。
ところで、その日の夜、『万葉集』を読んでいて、思いついたこと。日本人の頭の中に「特攻」というと「桜散る」がイメージングされて、焼き付いているのですが。
はたして『万葉集』の「桜ちる:は死を歌っているのでしょうか。もし、そうであれば「桜咲く」は生まれることを歌っていなければなりません。
もちろん、桜が咲くことを情景的に歌う歌も大飯ですが。少なくとも、桜が散る=人が死ぬ、というのは近代の、あるいは戦争中の無理矢理解釈なのではないでしょうか。
少し調べてみます。まず万葉集や古今和歌集の桜の歌を全部読んでみます。何かわかったら、ここに書きます。
そろそろ桃の花がほころび始めました。春はまだ遠いのですが、春の匂いがし始めました。」
② 「日本古代史3 さくら・さつき・さなえ・・・の「さ」とは 2010年03月27日 19時03分49秒 | 古代史を考える
今日は3月27日(土)で、桜(さくら)がもう7分咲きで、浜松は昨夜から「お花見」モードです。
今夜は土曜夜なので、浜松城公園とかは、みんな盛り上がっているんでしょうね。
なぜ日本人は「花見」をするのか?
なぜ桜が咲いたから、飲み会をするのか?
ガイジン(外国人)には不可解だそうです。
当の日本人も、その理由は知らないかもしれませんね。
「なんでって?だって親の時代から毎年そうしているんだから」
民俗学のほぼ定説では(「定説」は必ず、その「定説」に反対の学者もいますからね、)お花見は、ほんとうは、農業での今年の豊作を祈る「予祝(よしょく)」行事ということのようです。
つまり、今年の田や畑の豊作を願って、みんなでお酒を飲み、団結を誓う、村の行事です。
雨宮も、そう思います。
日本人の神さま信仰では、稲の豊作の神様は、毎年秋に、山に帰っていって、春に里に戻ってきます。
その神様を迎える行事が春のまつり「お花見」です。
秋に神様を山に送る行事が「秋祭り」です。
で、問題は、なぜ「さくら」の花なのかです。
民俗学の説では、「さくら」という言葉は「さ」+「くら」で、「さ」は神様のこと、「くら」は、その神様が降りてくる「倉」を意味します。
「さ」はいろんなバリエーションがあります。
五月 さつき 神様が降りてきて稲が育つ月
早苗 さなえ 神様が宿った稲の苗
早乙女 さおとめ 稲を田植えするときの聖なる女性たち
(ですから、早い年齢の、若い乙女とかという意味はほんらいないと思います。
何歳だろうと、早乙女です。
東京大空襲を追求している方は早乙女勝元さんです。)
五月雨 さみだれ 5月の雨のことです
どうでしょうか?
これは雨宮説です。
みなさん、無条件に、信じないでくださいね。
自分で具体的に調べて、自分の目と頭で判断して、肯定するなり,否定するなりしてください。」