雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

新・本と映像の森 8 魚豊『チ。 ー 地球の運動について ー 1&2』小学館、2020年~2021年

2022年04月29日 14時56分08秒 | 本と映像の森
新・本と映像の森 8 魚豊『チ。 ー 地球の運動について ー 1&2』小学館、2020年~2021年


 マンガです。15世紀、ヨーロッパのどこかP王国。


 主人公は地動説だと思う。第1巻と第2巻だけ読んだが、1巻ごとに主人公は替わっていくみたいです。


 『しんぶん赤旗』の読書欄に珍しくこのマンガが出ていたので買ってみたら、大正解でした。


 すごくおもしろく、そしてすごく陰惨でした。たぶんキリスト教の人は忘れている、もしくは忘れたがっている。


 とにかくC教が異端者は火あぶりの拷問で殺してしまう。むかしは科学と宗教の血みどろの闘争があったんだよね。


 科学か信仰かよりも、直感と愛、感情も重視しているみたいだから、おもしろい。


 8巻まで出ているみたいで、9巻で最終巻みたいだから、どうなるか3巻以降を読んで、結末を見てから、もう1度書きます。


 第1巻の少年ラファウくんと、第2巻以後も出てくる感じの異端審問官ノヴァクさんは興味深い。