雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

ことばと詩 40 内藤了『怨毒草紙 <よろず建物因縁帳>』<タイガ>、講談社、2020年より 20201009

2020年10月09日 15時32分38秒 | ことばと詩
ことばと詩 40 内藤了『怨毒草紙 <よろず建物因縁帳>』<タイガ>、講談社、2020年より 20201009

  内藤了さんの連作「よろず建物因縁帳」はボクの好きな作品群のひとつです。人物像もリアルで魅力的です。長野を舞台にしています。

  とりわけ主人公の高沢春菜(はな)は、とてもいいです。

  今日は脇役の加藤雷助和尚の珍しくまじめなことば。 

 「他人の不幸、恐怖、苦しみ、痛み、嫉妬に妄執・・・まだあるが、それらを無上の悦びとする歪んだ心が凝り固まって、発する瘴気が鬼になる。人に取り憑き、惑わせて、そのものを取り込みながら膨らんでゆく。」

雨宮日記 2020年10月9日(金) 今は家にボクひとり

2020年10月09日 09時22分23秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 2020年10月9日(金) 今は家にボクひとり 

 予報は一日中ずっと雨。 

 昨日は、はじめてボクと則子さんと次女の3人だけのくらしが始まって、時間がすごく長く感じた。

  早く1日が終わって欲しいという意味では、ぜんぜん無い。逆に時間の流れがゆったりしている感じ。 

 則子さんも、けさ「朝食の準備をするのに一段階で終わる」「今朝は下の部屋の片付けまで少しやっちゃった」と言っていた。 

 お父さんが「則子!則子!」と呼ぶ声がないということ。それがどういう意味をもつかは則子さんにしか言えない。

  その意味をボクはこれから記録していきたい。それが則子さんのパートナーのボクの義務だと思う。 

 今の時間は、則子さんも娘も仕事で出かけて、ボクひとり。結婚して41年経ってはじめてのこと。いつも誰かがいたからな。 

 ほんとに静かだなあ。あっ、音楽を大きめにして聞いてもいいんだ!