新・本と映像の森 314 noho『となりの妖怪さん 1』イースト・プレス、2018年
247ページ、定価本体760円。
友だちから借りたおすすめコミックです。
「新・本と映像の森 310 まるかわ『よろずの候(こう) 1』ウングコミックス、2018年」と同じような傾向の、同じような静岡県におこる出来事を描いています。
妖怪と人間があたりまえに共存して仲良く生きている日本社会。東京も出てくる。
第1巻で、主人公はカラス天狗のジローと少女のムーちゃん、そして20才になって猫又になったばかりの新米化け猫ぶちお、かな。
他にもバイプレーヤーが魅力的。
化けキツネの百合ちゃん
天狗のおっちゃん
妖怪の総大将、タレントの青年・山本さん
カッパ少女の中川さん
透明な巨人、ダイダラボッチ
学校の異空間の相談員、花子さん
犬の早千代さん(例の早・・・伝説です)
この作品の舞台は特定していませんが、作者あとがきでは作者の祖母のふるさと、演習地方だそうです。どこなんでしょうね。
2巻以降が楽しみです。なおカメラの充電器がどこかへ逃げてしまって、絵柄を紹介できません。ごめん。