里の部屋

日々思ったことを綴っていこうと思います。

鐘馗(しょうき)さん

2009年11月29日 | 日々のつぶやき
娘が、「お母さん、鐘馗さんって知ってる?」と聞きました。

私:「誰?、それ」

娘:「人と違うよ、前から、あれなんやろうと、思っていたものが、テレビで解ったんや」

私:「何?、それ」

娘:「この辺では見かけないけど、屋根にのっているものや」

娘が、テレビで知ったという説明では、神社や、お寺で、厄払いされた、その邪気が、近くの家に入りこむのを避けるために、それを追い払うように鐘馗さんが京町屋の屋根にのっているのだそうです。

又、近くに鬼瓦がのっている家があると、その鬼瓦が、その家の邪気を追い払うので、その隣や向かいの家は、その邪気を受けずに追い払うために、鐘馗さんが向かい合うように据え付けられるとのこと。

鐘馗さんは、瓦職人さんによって作られ、新築の家には、贈り物として据え付けられる場合もあり、又向かいどうしで、にらみ合いをしないように、少しずらした位置や、目線を避けてのせられているそうです。

又、鐘馗さんのにらみを、笑いかわすという意味で、お多福さんが据えられているところもあり、それぞれのいえで、鐘馗さんの形も表情もいろいろ違うそうです。

    

    

私は、まだ、これらの鐘馗さんと言うものを気がついていません。

京都へ来てから、未だに知りませんでした。

これから気をつけて見るようにしようと思います。