四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

深川芭蕉庵

2005-12-16 06:43:07 | 俳句
『櫓の声波ヲうつて腸(ハラワタ)氷ル夜やなみだ』
37歳の芭蕉翁は、当時の大繁華街日本橋から隅田川向こうの深川へ隠棲。俳句を教えるお金持ちのたいこ持ちの人生に嫌気がさして、芸術的大冒険をはじめました。小名木川が隅田川に合流する深川芭蕉庵は、弟子杉風(さんぷう)の持ついけすの番小屋。川に浮ぶ廃屋、まさに「河上の破家」、川浪が足元に押し寄せる感じです。
♪冬波の足にさしくる庵かな  駿
♪深川のさざんか白き芭蕉館  駿
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