四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

旧古河庭園へ(その5)

2012-10-24 05:32:35 | 生かされて今日

 旧古河庭園では専属ボランティアガイドの説明を頂きました。もともとは明治の元勲、陸奥宗光の別邸だったそうです。彼の息子が古河財閥の婿養子となり、古川家の所有となった名園なのです。石造りの洋館、広大な日本式庭園と洋式庭園の豪華な屋敷です。明治の高官と財閥家とのジョイントですから桁外れの豪華絢爛なお屋敷です。陸奥宗光は和歌山藩士で、坂本龍馬の引き立てを受け初代神奈川県知事、外務大臣などを歴任しましたが、わすか54才で亡くなりました。伯爵でした。

洋館は石造りでニコライ堂を設計した英国人・ジョサイア・コンドルが作りました。奥さんは日本人です。心字池、巨大な石灯籠、仏塔など庭師の精魂が残されていました。洋式庭園には小粒な秋の薔薇がよき香りを恵んでくれました。ゆっくり時間が流れる名園です。ボランティァから押し花にした四つ葉のクローバーを記念に頂きました。楽しい一日を企画して頂いた子規庵保存会の皆様、誠にありがとうございました。


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