四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

広島・長崎・終戦そしてお盆

2008-08-01 18:03:25 | 生かされて今日
 「夜の秋」という夏の季語があります。日中は耐えられない炎暑ですが、朝晩に吹く風は秋のきざしをささやいてきます。つまり夏と秋とが入り混じる微妙繊細な感覚をにじませる季語です。
 この八月は現代日本人が忘れてはならぬ悲劇の月です。
「8月6日」は広島原爆の日、世界で最初に非戦闘員の老若男女までも殺戮した原爆投下の日。
「8月9日」は長崎原爆の日です。この炎天にむごたらしく焼かれ、水を求めてさまようた犠牲者を想い、戦争だけは禁止しなければ私たちの孫子を同様な地獄へ突き落とすと心に刻む日です。
「8月15日」は敗戦日、300万人の死者のみ霊へ鎮魂の情を捧げましょう。いつどこで戦病死したかもわからずに、遺骨収集もされぬみ霊を慰めるのは生きている私たちのせめてものお返しだと思います。家に帰られたご先祖さまの霊魂と同様に。南無妙法蓮華経

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1 コメント

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水がきれい (chiro)
2008-08-02 14:21:17
8月は、祖先、戦争など、いろいろなことを考えさせられる月ですね。
前半は猛暑でも、下旬には秋の気配がほのかにします。
写真は川?湖?
宮ヶ瀬湖かな。
きれいなところですね。
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