阿夫利嶺(あふりね)とか雨降山(あめふらしやま)と呼ばれる神奈川県の名山、大山へ吟行しました。
師走で、また長い階段がきついと辞退された方もおりましたが、池田恵美子主宰をはじめ元気な句友が17人参加しました。
大山は江戸庶民の観光地、信仰の山で奈良東大寺の良弁(ろうべん)上人が開かれた修験道の聖山、神仏混淆のお山です。東大寺正面左側に良弁(ろうべん)上人の坐像がありました。
伊勢原駅から満員バスに乗り、湯豆腐やお土産の店の並ぶ石段を登ります。さらにケーブルカーです。臨時便が出てくれました。体力派はそのまま林道を自力で登ります。
冬の阿夫利嶺は鮮やかな冬紅葉が迎えてくれました。湾曲する相模湾を足下にする景色が素晴らしい。三浦半島、更に房総の山並まで眺望する絶景です。
江ノ島が芋虫のように小さく見えます。神社下社にて食事してから句会です。元気なことは最高ですね。
◯六根清浄でのぼる大山冬もみぢ 駿
◯冬菊をうかべる店の手水鉢 駿
◯土器や冬日にひかり厄落とす 政子
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます