四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

兼好法師のつれづれ草

2006-09-19 07:09:40 | 生かされて今日
 『この比の冠は、昔よりははるかに高くなりたるなり。古代の冠桶を持ちたる人は、はたを継ぎて、今用ゐるなり』 卜部兼好の「徒然草」

つまり自分を飾り立て、偉く見せる為に貴族のかんむりが高くなり、収める箱をより高くしたようです。鎌倉時代も虚栄心の強いやからが多くいたんですね。今でも勲章に等級がつくなどアホらしい。外国の大学の「名誉教授」の称号をあさるあさましい方もいますもの。
 なお、卜部兼好は二度はるばる京都から横浜・金沢文庫へ来ており、草庵に住んだようです。「徒然草」は現代に通用する書で毎日読んでおります。
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