下記は小学校の生徒さんの名前です。あなたは幾人の名が読めるでしょうか。
桜衣(あい)、心映(ここは)、才彩(さあや)、心実(ここみ)、
巧真(たくま)、唄汰(うた)、茉優(まひろ)、望愛(のあ)、
琉衣(るい)、真依(まい)
私はこの10人お子さんのが読めませんでした。担任の先生方は大丈夫でしょうか。今を去る約700年前に兼好法師が嘆いて「徒然草」に書いています。
『寺院の号、さらぬ万の物にも、名を付くる事、昔の人は、少しも求めず、ただ、ありのままに、やすく付けけるなり。
この比は、深く案じ、才覚をあらはさんとしたるやうに聞ゆる、いとむつかし。人の名も、目慣れぬ文字を付かんとする、益なき事なり。
何事も、珍らしき事を求め、異説を好むは、浅才の人の必ずある事なりとぞ。』